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永遠の祝福 菅野直基牧師

2014年2月22日11時59分
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今日は、一年前に天に召された方の記念式の司式を行うために、東京の北西部の墓地に出かけます。未曾有の大雪被害で孤立した山梨もそう遠くない場所までいきます。記念式に参列される方々の慰めを心からお祈りさせて頂くとともに、大雪による被害に遭われた地域の一日も早いライフラインの復旧と復興を祈らずにはおれません。

身近な愛する者を天に送り、一年が経過したとしても、その心の痛み、悲しみは簡単にはいやされません。だからこそ、神様の慰めを祈り、復活と天国での再会の希望のメッセージを語りたいと思っています。

聖書箇所は「詩篇23篇」です。

「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう」(詩篇23篇1~6節)

詩篇23篇は、神様を信じて生きる人の人生が、どれほど恵みに満ちたものであるかを教えてくれます。

まず1節に、「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません」とあります。

この詩篇を書いたダビデは、旧約聖書の時代の王であり、もともとは羊飼いをしていました。羊は、羊飼いがいなかったら生きていくことができません。羊飼いの後をついていけば、食べ物や水に困ることがありません。

詩篇は、私たちを羊に、そして神様を羊飼いにたとえました。

ダビデが羊を飼っていた地域は、緑が多くありませんでした。「乏しいことはない」というのは、お腹がペコペコにならないということではありません。一つの牧草地から次の牧草地に移動する時は、お腹がすいて仕方がなかったはずです。しかし、羊飼いについていくならば、必ず緑の牧場にたどり着き、おいしい牧草と水を飲むことができるということです。

3節には、「主は私のたましいを生き返らせ」とあります。羊飼いは、具体的な必要を満たしてくれるだけではなく、疲れた心と魂をいやして下さる方です。

もちろん、神を信じる人の人生は、一時的に乏しくなったり、飢えたり、様々な問題に巻き込まれることがあります。しかし、必ず必要が満たされ、問題は解決し、憩いと平安が与えられます。

4節では「死の陰の谷」と表現されています。暗い谷間を通ることがあります。また、文字通りの死を誰もが通過し、経験します。しかし、そんな「死の陰の谷」の中にあっても災いを恐れないと言っているのは、神様がいつも共におられ、守り導いてくださるからです。

4節後半に「あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです」と書かれています。どうしてむちと杖が慰めなのでしょうか。羊飼いの「むち」と「杖」は、羊に襲いかかる獣と戦う武器です。羊は、羊飼いが「むち」と「杖」で守ってくれるので怖がる必要はないし、どんな時にも平安でいることができます。

さらに、その敵の目の前で、羊飼いである神様はおいしい食事と聖霊の油注ぎを与えて下さり、5節には「杯はあふれています」と書かれていますが、必要最低限ではなく、あふれて流れるほど豊かに与えてくださるのです。

6節では、この祝福が、「私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追ってくるでしょう」とあります。神を信じ、羊飼いである神に従う人には、祝福が追いかけてくるようにして与えてくださいます。敵や不幸や悲しみが追いかけてくるのではありません。祝福があなたを追いかけるのです。

最後に、天国について書かれている聖句を引用いたします。

「また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下って来るのを見た。そのとき私は、御座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。『見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである』」(ヨハネの黙示録21章1~4節)

教会で、礼拝の最後に牧師が祈る祝祷は、「仰ぎ願わくは、我らの主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の親しき交わりが、今も、後も、世々限りなくあらんことを。アーメン」です。

「今も、後も、世々限りなくあらんことを」

それは、祝福が、今だけではなく、これから後の世代も、そして、永遠に続くことを祈っています。神様が私たちに与えて下さる祝福は、決してなくなることはありません。また、誰かに奪われてしまうようなことは絶対にありません。今より永遠に続くものです。

今日、あなたのために、その祝福があるようにお祈りしています。よい週末でありますように。

◇

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します。)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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