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【CFNJ聖書学院コラム】「聖霊のバプテスマ」主ご自身を味わう(3) 富田慎悟・新宿シャローム教会ユースパスター

2013年12月26日16時41分
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関連タグ:富田慎悟
富田慎悟・新宿シャローム教会ユースパスター(写真提供:CFNJ聖書学院)+

■献身を表明したけれど!?

私は献身を決意しました。神様に全部を捧げ、職場を辞め、神学校に行く事を決心したのです。そのことをオーナーに話し、辞める日が来ました。しかし困ったことに、私の代わりの人が決まりません。来ない訳ではなく、すぐにいなくなるのです。

もう辞める日がきて、私はオーナーの部屋に行き、ひざまずき言いました。「オーナー、私は神様を信じています。そして聖書の中には、このように書かれています。主を愛するように、あなたの主人を愛しなさい。だから今、私の主人はオーナー、あなたです! こんな私で良かったら、後釜が見つかる時まで私を使ってください!」。そう言いました。

すると、あの鬼のように恐ろしいオーナーが突然上を向き、その目から涙がスーッとこぼれ落ちました。そして「ありがとう!」と言って私を抱きしめたのです。更にオーナーはこう言いました。「お前の言っている意味はよくわからないけれど、お前の中にあるものは何か好きだ」

しかしその後、半年ぐらいたっても後釜が見つかりませんでした。私は長く待たされることで少しずつ失望していきました。祈っても賛美しても満たされない思いが続きました。教会に行くと、人々が手を挙げて賛美し、涙を流しながら祈っています。でも自分にはそういう感覚が全くありませんでした。

私は少しずつ疑い始めました。「私は決心したけれど、あれはやっぱり自分だけの決心だったのではないか」「主は私を召しておられないのではないか」。そんな思いになっていきました。

■異言が溢れて止まらない!

しかし、その年の夏の終わりに、悩みと不安いっぱいの中、一人で部屋で祈っていたとき、突然、何か大きな手みたいなものが私を捉えるのを感じたのです。そして、おなかの奥底から何かがわき上がってきて、私はひとり部屋でひれ伏し、大声をあげて泣き続けました。

自分でも何が起こっているのかわからないまま涙が溢れて、大声で1時間以上も泣き続けました。そんな事が毎晩続いたのです。

私は自分がついに頭がおかしくなったと思いました。そして日曜日に教会に行き、牧師先生に相談しました。すると牧師先生は「君! それは聖霊のバプテスマを受けたんだよ! 聖霊様があなたの内に臨まれたんだ!」。そして、「聖霊様が臨まれた時にあなたは異言を求めましたか」と訊ねました。私は「求めてません」と答えました。牧師先生は「じゃ、帰ったら求めてください!」と言われ、私は家に帰って求めてみました。

すると信じられないくらいに、いきなり内側から何かが湧き上がってきて、口が勝手に動き出し、異言が溢れて、心から主に「ハレルヤ!」と感謝しました。しかし異言が与えれたことはよかったのですが、止め方がわからなかったのです。与えられ方は聞いていました。しかし、止め方は聞いていなかったのです。

寝る時間になっても異言は止まらず、寝る事ができず、あと仕事に行くまで2時間位しか寝る時間がないのに、寝ようとしても口が勝手に動き出して祈り始めるのです。

結局その日は一睡もできず職場に行きました。職場でも止められないのです。我慢しようとしても口が勝手に祈り出すのです。だから仕事中も下を向いて働いていました。

しばらくするとオーナーと社員が相談し、いきなり私のところに来て私を捕まえ、私の腕をめくり「お前! 薬やってるだろう?」と言いました。私は「違います! 薬じゃないんです!」と言っても、またすぐ口が動き始めるので、何の言い訳にもならないのです。

薬物のせいではないと理解した社員が、「それはいいことなの?」と聞いてきたので、「これは良いことです」としか答えられませんでした。結局一週間くらい異言が止まりませんでした。

誰でも私みたいな体験をするわけではありません。それぞれ聖霊様の働きがあります。しかし、私はあまりにも神様から遠くに離れ過ぎていたので、神様が強力な体験をさせてくださったのだと思います。

■イエス様だけが扉を開く方!

もうひとつの御言葉を見たいと思います。黙示録3章7、8節、「また、フィラデルフィヤにある教会の御使いに書き送れ。『聖なる方、真実な方、ダビデのかぎを持っている方、彼が開くとだれも閉じる者がなく、彼が閉じるとだれも開く者がない、その方がこう言われる。わたしは、あなたの行いを知っている。見よ。わたしは、だれも閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた。なぜなら、あなたには少しばかりの力があって、わたしのことばを守り、わたしの名を否まなかったからである』」。

主が私たちの人生の前に「扉」を開く理由は何でしょうか。私たちが力があるからでしょうか。それは違います。むしろ力がない者です。

この聖句には「少しばかりの力があって」と書かれています。この言葉の本来の意味は「少しの力しかない」という意味です。この「少し」という言葉は「ミクロス」という言葉です。それは「ミクロ」(目に見えないほど小さなもの)の語源になった言葉でもあります。

ですから「あなたには目に見えないほどの小さな力しかなかった」。でも、「主に忠実だった! わたしの名前を否まなかった! わたしから離れなかった!」。それゆえに主は、誰も閉じることのできないその扉を開いておいたのです。主は、そのように私たちに約束してくださっています。みなさん。イエス様が扉を開くなら、誰も閉じることができません。

イエス様こそがすべての鍵を持っておられる方です。イエス様は「わたしは死とハデスの鍵を持っている」と語られています。ハデスとは何でしょうか。それは地獄です。イエス様は地獄の鍵さえも持っておられる方なのです。

誰が死に対してこの世の中で解決策を持っているでしょうか。どんなに立派な人も、有名人も、成功者も、宗教家も、また名声を得た人も、誰も死に対する解決策を持ってはいません。しかし、この地上でただ一人、イエス様だけが死に対する答えを持っておられるのです。

十字架ですでに死に対して解決策を与えてくださいました。十字架の死と復活を通して私たちに天国への道を開いてくださったのです。死に打ち勝たれたその方が、私たちとともにおられるのです。私たちの中に生きておられるのです。

それは結局どういうことでしょうか。つまり私たちはすでに一番難しい問題を解決済みだということです。そうであるならば当然、それに加え、二番目、三番目、四番目の問題の解決も持っておられるお方です。

ですからイエス様が扉を開かれる時、見ておられることは、私たちの力のあるなしではありません。もしイエス様が私たちの力のことで心配するのであれば、あの12弟子たちを集めなかったでしょう。

12弟子を皆さんはすごいエリートの集団だと思っているなら、それは大きな間違いです。聖書を読んでみてください。12弟子たちは本当にでこぼこだらけの器なのです。でもイエス様は彼らに全部任せて帰ったのです。それは彼らの力量を見ていたからではなく、聖霊が私たちのうちにくだり、私たちが聖霊に満たされるかどうか、聖霊によって生きるかどうか、それこそを本当に重要なこととして見ておられるからです。

イエス様の最後の言葉、「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります」。皆さん、本当に主は、私たちに聖霊様を通して力を与えてくださいます。人生の扉を開いてくださるのです。(続く)

●このコラムは、CFNJ(クライスト・フォー・ザ・ネイションズ・ジャパン)聖書学院発行の「CFNJ NEWS」(2013年6・7月号)から転載しています。YFN(ユース・フォー・ザ・ネイションズ)2013のメインスピーカーとして富田慎吾牧師が語ったメッセージです。YFNで語られたメッセージは、全て無料で視聴することができます。YFNのホームページ(外部リンク)にアクセスしてください。

◇

富田慎悟(とみた・しんご)

新宿シャローム教会のユースパスターとして複数の礼拝をリードし、現在は24時間365日の祈りの家「SHOP(Shinjuku House Of Prayer)」のディレクターも務めている。また、日本各地の若手の牧師達と祈りのネットワークを持ち、日本各地で祈り会を行っている。

CFNJ(クライスト・フォー・ザ・ネイションズ・ジャパン)聖書学院

1985年4月にチャールズ&ダイアン・グリコ夫妻により、教派を越えたすべての神に仕えたいと願うキリスト者のための短期聖書学院として北海道に創立された。以来、聖霊に満ちた多くの働き人を送り出し、日本における神の栄光の訪れと「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を伝えよ」の命令を成就するために前進している。

学院は、石狩市の閑静な住宅街の中にあり、自然豊かで雄大な茨戸川に接し、花や緑があふれる静かな環境にある。学生が充実した学院生活を送れるように、専用のホールを設置した校舎をはじめ、インターネット接続を完備した図書室、専用の音楽室、児童ミニストリーのためのキッズホール、独身寮、家族寮など最適な環境を用意している。

■外部リンク:CFNJ聖書学院ホームページ

YFN(ユース・フォー・ザ・ネイションズ)

1996年、各教会の若者達が自発的に互いに呼びかけ、教会間の違いを乗り越え、一致して働いていこうと企画された事から発足した。その後、CFNJ聖書学院の覆いの元で札幌を中心とした北海道の諸教会と協力、一致して、若者主導の力強い青年キャンプを毎年企画している。

■外部リンク:YFNホームページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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