Skip to main content
2025年6月16日23時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米キリスト教団体、「マンデラを政治政策に利用している」オバマ米大統領演説を批難

2013年12月13日07時30分
  • ツイート
印刷
 南アフリカ人種隔離(アパルトヘイト)政策反対運動を率いてきたネルソン・マンデラへの賛辞を行ったオバマ米大統領について、米キリスト教指導者らの間で、「オバマ米大統領は自身の政治的主張のためにネルソン・マンデラの活動を利用しているのではないか」との批難の声が聞かれている。12日、米クリスチャンポスト(CP)紙が報じた。
 
 米キリスト教保守派団体「アメリカを憂慮する女性の会(CWA)ベヴァリー・ラヘイ研究所でシニア・フェローを務めるジャニス・クラウス氏は米CPの取材に対し「大統領は一致よりも分裂を促進しようとしています。外国の指導者を賛辞することを、自身の政治問題解決促進のために利用しています。すべてオバマ米大統領自身の政治的立場のプロモーションのためにネルソン・マンデラの活動を利用しています。アメリカ国民はワシントンにいるすべての人たち、すべての事柄に対して聞くことにうんざりしています。オバマ米大統領はいつも自身の政治的立場のプロモーションのことしか話しません」と伝えた。

 10日、南アフリカヨハネスブルグで演説を行ったオバマ米大統領は、ネルソン・マンデラ元同国大統領の功績を賛辞するとともに、政治的問題についても言及し、「人種差別問題で和解に導いたマンデラ氏のご活躍を快く受け入れるたくさんの人々がいる中、高まる不平等や慢性的な貧困問題に対する対策については少しの改革でも感情的な抵抗が生じている」と述べていた。

 これについてクラウス氏は「もし誰かが貧困問題や不平等の問題に関して、オバマ米大統領と異なる見解を提唱したとしたらどうなるでしょうか」と疑問を呈し、オバマ米大統領の発言はすべてのオバマ米大統領の政治的意見に反する人たちに対する侮辱であると批難した。

 米家族研究評議会(FRC)はオバマ米大統領の政治的意図に関するコメントを控えたものの、シニア・フェローのケン・ブラックウェル氏は「過去の経験がなんらかの示唆を呈するものであれば、オバマ米大統領は、ロナルド・レーガンでもネルソン・マンデラでも、あるいはマーガレット・サッチャーでも彼の政治的課題解決の役に立つ人物を例に出すことができるでしょう」とし、オバマ米大統領の演説について「今日の世界中各地において、人々はそれぞれの政治的信条の枠組みにとらわれたままになっています」と伝えた。

 ブラックウェル氏は「もしネルソン・マンデラの活動を同姓婚承認のための政治政策に使おうとするのならば、無謀であるといわざるを得ません。なぜならそれは(信仰者である)マンデラ氏を侮辱することになるからです。私たち人間の良心は政府から与えられたものではなく、神から与えられた賜物です。マンデラの生涯はどんな圧政下にあったとしても、それが神の与えたもうた個人の良心を切り離すことにはつながらないことが示されました。個人の良心の責任はただその創造主に対して存在するのであって、いかなる政府のためでもないからです」と伝えた。

 ブラックウェル氏はオバマ米大統領に対してネルソン・マンデラの生き方の中核となる教えを見逃すことのないように注意する必要があるとし、「その点において、オバマ米大統領が神を政府の権限拡大のために置き換えるような愚行に走らないように期待する」と伝えた。

 法と正義のための米センター(ACLJ)シニア・カウンセルのデーヴィッド・フレンチ氏は、「確かに政治問題や、それに向けて努力した事柄について、過去の偉人の業績と結びつけて訴えようとする傾向がある」と注意を促した。

  また昨今の社会問題について同氏は「複雑で困難な経済的、文化的諸課題がある中にあって、私たちはすでに逝去した偉人たちの考えの延長線上に立っているという仮定なしに、過去の業績を認識できるでしょうか。ネルソン・マンデラは偉大な人物でした。しかし政治家は決して偉大な人物の遺産を特定の政治政策達成のために利用しようとしないように最大限の注意を払うべきです」と伝えた。

  • ツイート

関連記事

  • マンデラ氏死去 「20世紀最後の偉大な解放者」 オバマ米大統領演説

  • オバマ米大統領、同性婚支持の立場を表明

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • トラウマからの解放と癒やし 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.