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父の学校、「父親の信頼回復」目指す

2012年9月17日20時58分
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関連タグ:父の学校
父の学校日本運動本部長小泉金次郎氏(写真提供:父の学校)+
父の学校日本運動本部長小泉金次郎氏(写真:父の学校提供)

韓国で17年、日本で8年の実績を積み上げてきたプログラム「父の学校」では、国内外から参加者が集い、学びを終える前と後で家庭での父親の振る舞いに大きな変化が生じ、その影響で妻や子供も変化するという大きな動きが生じている。

父の学校は1995年10月に韓国オンヌリ教会で始まり、現在では世界35カ国約70地域で開設されている。日本では2003年に関西で、2006年には関東、2007年には日本運動本部が発足された。2003年から2005年まで関西で11回開催され、その後2007年から2011年までに沖縄から札幌、ハワイ、ニューヨークで総計50回開催、2010年には修了生が1000人を超えた記念に大和カルバリーチャペルで夫婦セミナー、2011年には東京淀橋教会で家庭セミナーが開催された。

父の学校前事務局長の池川豊吉氏は「なぜ教会で家庭回復の働きが必要なのかといえば、クリスチャンがいかに聖書の価値観の実社会生活への適用が苦手なのか、その中でも家に入ると男の間違った、世の価値観で過ごしているかということがある。聖書の内容の90パーセントは間違った男の治める社会への神様のとりなしと言って良いと思う」と述べている。

日本に必要なことは創造論、内面の癒し、父の学校

「父の学校は神様が立ててくださいました」と宣言し父の学校の働きを始めたオンヌリ教会故ハ・ヨンジョ牧師によるセミナーも2007年9月に東京で行われていた。当時のセミナーにおいて日本に必要なことは1.創造論、2.内面の癒し3.父の学校であるとの導きがあったという。2010年にはこれからの日本の父の学校に対して「父の学校は社会に影響を与えるだけでなく、社会を変えられる」ことが熱く話されたという。

池川氏は「人生のターニングポイントは1990年50歳の時。戦後の復興はこれで良かったのか?競争の原理は正しいとした人類の歴史に疑問を持つようになった。それから15年後に出会ったの父の学校でその疑問に答えが与えられた。今は超教派の重要性や世界に役立つ日本になるための祈りがなされている。『人の目には法治国家でも神の目には放置国家』である日本にあって、霊の目が開かれるための働きはこれからもますます必要であると思う」と述べている。

父の学校日本運動本部長の小泉金次郎氏(横浜3期)は、「今年度、私達は『老舗の父の学校』を目指したい。老舗は何時でも変わらない価値観と品質を守っている。父の学校も奉仕者一人ひとりが謙遜に祈って主と志願者に仕え、黒子に徹することで聖霊様が働いてくださり、プログラムがダイナミックに働く」と意気込みを伝えている。

父の学校では、これまでの父の学校を紹介する映像を見て、証しを聴き、講義を聴いた後、班別の分かち合いをしている。奉仕者は志願者に常に心を向けて仕えているという。父の学校第1課では「父親の影響力」について学ぶという。父の学校は、開催場所、開催時期、参加者によって毎回異なるため、その都度皆で心を合わせて祈り、主から知恵を受けながら奉仕しているという。

父の学校前事務局長池川豊吉氏(写真:父の学校提供)
父の学校前事務局長池川豊吉氏(写真:父の学校提供)

優しい働き者の妻に依存した姿を悔い改める

昨年7月に父の学校山形1期を修了したある修了生は、父の学校に参加するまで、家庭で妻と子供を愛することができず、大切に思っているはずの妻を小さなことで罵ったり、日々ストレスを与え、また子供たちにも自分が憎んでいた父親から受けた言葉と同じような言葉をかけ、妻と子供に手を出すなどし、言動が次第に荒れ、家族からの信頼を失っていたという。

そのような中にあっても、妻は献身的に同修了生の苦しみに寄り添い、幼い頃から受けて来た心の傷の回復のために優しく叱咤激励してくれたものの、どうにも心に響かず、同じ過ちを繰り返し、自分の悪癖を直そうとせず妻の献身的な姿勢にあぐらをかいて、自分が憎んでいた父親と同じような生き方しかできずにいたという。

同修了生はこれまでの自分の父親としての姿について「父親として家庭のリーダーの役割が全く果たせず、私の人生さえも妻に押し付けていた。常に逃げ回り、責任を取らず、人の顔色を伺うばかりのリーダーに誰がついてくるだろうか」と思い、これからの人生に強い不安を覚え、夫婦仲や子育てに全く自信を失い、自分にとても腹が立つようになったという。

そのような最中に父の学校に出会い、生きる苦しみ、悲しみ、怒りを父の学校が受け止めてくれるのではないかと期待し、昨年7月に新潟1期の奉仕に参加したという。父の学校では、周りに振り回されてばかりの弱い自分であったにもかかわらず、奉仕者や参加者が、「そのような弱い自分で良いのだ」とまず愛をもって受け止めてもらい、自分の人生をさらけ出すことができたという。

父の学校で同修了生は、子供は親の影響力から逃れにくく、その影響力は何世代にも及ぶことを学んだという。とすれば、「私の代でその鎖を断ち切りたい、私の子どもには悪い影響力を及ぼしたくない」と強く思うようになり、「私が自分の人生をやり直せば、家庭全体が変われる。家庭を大切にすることが自然と自分の中で受け入れられ、家庭のリーダーとして立てられている自分が愛おしくなり、そんな自分や、共に生きる家族を大切にしたいと強く思うようになった」という。

父の学校の学びを通し、自分の人生が回復する確信を得、愛する妻や子供たちのまっすぐな視線に、優しいほほ笑みで返すことが出来るようになると同時に、自身が憎んでいた父の苦しみもなんとなくわかるようになったという。父の学校を通して同修了生は「自分と親しい人たちとの関わりを、冷静に一歩引いて考えられるようになったことは大きな前進であったと思う」と証ししている。

父の学校での学びを終えた後、愛する妻からは、「変わったね、よく笑うようになったね」と言われるようになったという。また子供たちともよく話が出来るようになり、子供たちが自分と一緒にいることを楽しいと感じるように思ってくれるようになったという。

子育てについても小学校や幼稚園、近所の友達といったものに成長を任せるのではなく、自分の家庭の中でこの子供たちをしっかり教育したい、それにはどうしたらいいのか、といつも愛する妻と話をするようになったという。

同修了生は「父の学校のすばらしい働きを通して、多くの方々が自分の人生を回復し、ひいては平和な家庭へと導かれることを願ってやまない」と述べている。

池川氏は、「日本は世界に冠たる工業国として信頼されている。生産工程の僅かなブレも見逃さず、原因を取り除き良品を出荷する仕組みがあるからである。しかし、社会問題の面では国としての仕組みが弱く、事故や事件が後を絶たず、原因をさかのぼって社会に適用する仕組みができていないのではないか。父の学校では、家庭がその機能を発揮する事で社会を変えようとしている。心の傷は家庭で手当てしなくては何処でも出来ない。愛がある所には感動が流れる。感動は魂の喜びである」と伝えている。

父の学校では各地域で開催を予定している父の学校への志願者募集とともに、修了生のさらなる奉仕参加者も求めている。父の学校は9月15日~17日まで名古屋オンヌリ教会、10月6日~8日まで神戸東部教会、10月6日、8日、13日に東京在日大韓東京教会で開催される他、ロンドン、札幌、メトロニューヨーク、ロサンゼルスなどでも開催される予定であるという。詳細は父の学校日本運動本部(http://fatherschool.net/)まで。

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