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試練は何のためにあるのか?

2012年5月21日00時59分
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徐起源氏、+99Tachikawa(東京都立川市)で。2012年5月5日。+
立川聖会で講義前に祈る参加者らの様子。2012年5月5日。+
 5日東京都立川市で行われた恵那レーマミニストリー立川聖会で、徐起源氏は「試練は何のためにあるのか」と題した講義を行った。クリスチャンとなって救われてからも、人生でさまざまな試練に直面することがある。徐氏は試練が生じないように、クリスチャンである私たちが、問題がある度ごとに神に願って行く信仰ではなく、問題が生じた時、知るべきことはその問題は神様が与えられた試練であり、「必ず解決する」と考えることが大切であると説いた。
 
~耐えることのできない試練はない~

 第一コリント10章13節には「あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます」と書かれてあるように、試練が与えられた時は、その問題から逃げようとするのではなく、向かっていくことで乗り越えていくことが必要であるという。

 試練が来た時は、神様に「耐えられるものである」と判断された上で来ているという。クリスチャンとなり、救われて永遠のいのちを持つだけではなく、神様の目的がそれぞれのクリスチャンにあるのであり、神様が与えられた試練を逃げ続けていたら、同じような問題をクリアするまで信仰の次の段階に進むことはできないと説いた。

 旧約で試練を受けた信仰者の例として、ヨセフとモーセを例に挙げ、「ヨセフは生まれたときから、父と母と兄弟が礼をするほどすごい人になることは、始めから示されていました。しかしそうなるためには4つのステージをクリアしなければ、総理大臣にはなれませんでした。まずヨセフはお兄さんたちに奴隷として売られました。その後エジプト王宮の侍従長ポティファルの下僕となり、財産管理の能力を磨きました。性的誘惑を拒んだことによる冤罪で監獄に入れられ、監獄の管理人となった後に総理大臣になりました」と説明した。

 そのためクリスチャンが試練に直面した際、徐氏は「あなたを神の御用に間に合うものにしようとして問題が起きることを許されます。問題が来たとき『もう一段成長するときがきた』『神がそれを許されたのだから必ず解決する』という考え方をもっていないと、神の真の目的に間に合わないクリスチャン生活を送ってしまうことになります」と警告した。

100倍の実りを結ぶために試される信仰

 マタイの福音書13章には、100倍、60倍、30倍の実を結ぶ種のたとえが書かれてある。徐氏は、救われたクリスチャンが人生でもたらす実りは、それぞれのクリスチャンがどれだけ試練をクリアすることができるかにかかっていると説いた。試練は神様の許可があってやってきているのであり、試練を通してクリスチャンが強められ、倒れないようにされていくのだという。
 
 徐氏は「温室育ちの植物はビニールハウスが飛んだら倒れてしまいます。試練から逃げるのではなく、それに向かって行くことが必要です。富の誘惑や異性の問題の誘惑があります。生きている間に4つのステージをクリアして来たヨセフは、奴隷に売られて、ポテファルの財産を任されて、財産管理の能力を身に付けました。その後牢獄に入って人の扱い方を訓練されました。最終的には奴隷として自分を売り飛ばした兄たちを赦す心を持ち、すべてを神に委ねるというステージをクリアするまでは総理大臣にはなれませんでした」と説いた。

 試練に直面した時に大切な信仰的心構えは、「全てを神に委ね、神が必ず脱出の道を用意して下さると信じること」であるという。徐氏は「神様があなたに全てを任せることができるようになったときに、本当のあなたの奉仕が始まります。30倍の奉仕、60倍の奉仕、100倍の奉仕のどの段階で終わるかは、神が用意したテストにあなたが合格したかどうかで決まります。モーセは神が与えられた最終試練に合格するまで40年訓練されました。そして、生まれる前から計画された奉仕が始まったのです。ただ『この人生、平々凡々に、健康であり、経済に富むように』というのは『あなたの願い』でしかありません。神様の願いはあなたを通してあなたのまわりの人たちを救おうとしているのかもしれません。救いに導く準備があなたにされていないなら、他の人も救えないかもしれません。何をしなければならないのか、今、自分に与えられている試練のステージは何なのか、今ある試練は何のためにあるのかを見つめ、モーセやヨセフのように神様の御用に間に合う者となろうとする姿勢が必要です」と説いた。

試練を通した試験済みの信仰こそ真実の信仰

 ローマ書5章3~5節には、「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」と書かれてある。

 徐氏は「試練を通した試験済みの信仰と、試練を経た真実の信仰です。本当に100パーセント神様が働くクリスチャンになっていくことが大切です。究極的にはこの世ではなく、天では永遠の世界が待っています。今この世界でたとえ一億、十億儲けても天にはそのお金をもっていくことはできません。この世のものを第一とするのではなく、天での宝を第一とする考え方が大切です。試練は本当の自分の計画がスタートする前の訓練なので、判っている人は試練、かん難を喜ぶのです。『私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります(ヤコブ1・2~4)』とある通りです」と説いた。

次ページはこちら「神様が自由に使える人となるために」

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