来年10月末に韓国釜山で開催予定の世界教会協議会(WCC)第10回世界総会に向けて、韓国の神学教育施設で着々と準備が進んでいる。
23日には、WCC代表スタッフが韓国ソウルにある延世大学で開催予定の韓国神学校承認協会(KAATS)の年次総会において、来年度総会の神学教育面での準備に関する最新の報告を行った。年次総会のテーマは「世界キリスト共同体における神学教育の責務としての諸教会の一致と福音の透明性」であった。
WCCエキュメニカル神学教育プログラムコーディネーターとしてスイスジュネーヴで働いているディートリッチ・ワーナー博士は同総会で発表を行い、「韓国の神学教育に関して世界総会に向けた準備の過程でどのような目に見える進歩が生じているか」について説明した。
来年度釜山で行われる世界総会と同時に、グローバルエキュメニカル神学インスティテュートによる多様な背景を抱える神学生たちを一同に集め、2週間にわたるエキュメニカル神学に関する大学院レベルの授業も開催する予定であるという。同コースは来年11月初旬に世界共通言語の英語で行われる予定であるという。同時に、韓国エキュメニカル神学インスティテュートが韓国語での授業提供も行う予定であるという。世界総会では、韓国の著名神学大学から、教会一致と世界キリスト教教共同体に関する革新的な学術プログラムが発表される予定であるという。
WCCおよびWCCの韓国提携団体は、世界の多様な福音主義諸教会の参加を呼び掛けている。WCCエキュメニカル神学教育プログラムは今後もより多様な関連団体とともに総会を開催することができるよう模索し続けていく予定であるという。
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