Skip to main content
2025年8月18日22時13分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

テリー・ジョーンズ氏、牧師拘束のイランにコーラン焼却で抗議検討

2012年3月8日11時18分
  • ツイート
印刷
 テリー・ジョーンズ氏率いる米国の団体「スタンド・アップ・アメリカ・ナウ」は、イランが現在拘束している牧師ユセフ・ナダルカニ氏の死刑を執行するなら、イスラム教の聖典であるコーランを焼却すると誓っている。

 ジョーンズ氏は先月22日、イランはナダルカニ氏のキリスト教信仰を許すべきであり、そうでなければ抗議活動の一環として、コーランやイスラム教の預言者ムハンマドの絵を焼却するとの考えを明らかにした。

 法と正義のための米センター(ACLJ)は先月21日、イランの裁判所がナダルカニ氏の死刑執行命令を下したとみられると発表した。同氏は2009年10月、「学校内で非イスラム教徒もコーランを読まなければならない」というイスラム法に異議を唱えたとして収監された。同氏はイラン当局からキリスト教の信仰を捨てるよう再三要求されているが、イエス・キリストを信じ続けている。

 スタンド・アップ・アメリカ・ナウのウェブサイトによると、同団体は多くの社会問題に対して声を上げ、特にイスラム教国で迫害される宗教少数派のクリスチャンの状況改善に力を注いでいる。米フロリダ州ゲインズビルを拠点とする同団体は先月23日にも、同地域にあるフロリダ大学が2月を「イスラム教意識月間」としてイベントを行ったことに対して抗議した。

 ジョーンズ氏はコーラン焼却計画について、「確実にイスラム教の注意を引くだろう」とし、クリスチャンたちが「ただ何もせず傍観していることはできない」と述べている。

 同氏は米クリスチャンポスト紙に対し、「我々はイスラム教の非人道的な行為に抗議するため、クリスチャンコミュニティーとしてできることがわずかながらある。政府はイスラム法による規制や彼らの行為に我々がうんざりさせられていることを知りながら、彼らの行為を容認しているようだ。過去1400年以上にわたってイスラム教の行為は変わっていないのだ」と語った。

 フロリダ州ゲインズビルのダヴ・ワールド・アウトリーチ・センターの牧師でもあるジョーンズ氏は、以前にもコーラン焼却を計画して物議を醸した。同氏は2010年7月、01年9月11日に起こった米国同時多発テロ事件の記念日にコーラン200冊を焼却するというイベント「国際コーラン焼却デー」の構想を明かした。同氏は結局、コーランを焼却しなかったが、国際的な論争が巻き起こり、中東やアジア諸国では暴動にも発展した。

 さらにジョーンズ氏は昨年3月、コーランをめぐっての2度目の論争を巻き起こした。同氏は自身の教会でコーランを被告とする模擬裁判を行い、テロを助長したなどとして有罪を宣告。コーランを「火刑」に処した。このことはアフガニスタン北部で大きな暴動を引き起こし、デモ隊が国際連合支援団を攻撃。関係者ら10人を殺害したと報じられた。

 ジョーンズ氏は昨年11月、米国大統領に立候補したことを発表したが、主要メディアは特に報じなかった。また同氏は、アフガニスタンで米軍がコーランを焼却したことについて、これを支持するとの見解を表明している。

 アフガニスタンの首都カブール北方のバグラム米空軍基地内で先月20日、コーランが焼却されたとして地元住民2000人以上が同21日、基地周辺で抗議デモを行った。暴動は同国の至る所で起きており、特にバグラーン州やヘラート州で激しさを増している。

 評論家は、イスラム教国はコーラン冒涜に対していい反応は示さないと主張している。しかし、ジョーンズ氏はコーランの焼却が迫害されているクリスチャンの未来を開くことになると望みを懸けている。

 同氏は、「我々はイスラム教が大きないじめっ子に似ていることを知っている。いじめっ子への正しい対応は、彼に屈服するのでも彼から逃げるのでもなく、彼に立ち向かうことだ」と述べ、「イスラム教が究極的ないじめっ子であることは証明されていると思う。我々は確実に彼に立ち向かわなければならない。もし彼がいじめを続けるなら我々は容赦しない」と強調した。

 しかし、ACLJエグゼクティブディレクターのジョーダン・セクロウ氏はジョーンズ氏の抗議を「妙技」と呼んでいる。セクロウ氏はクリスチャンポスト紙に対し、「それは不必要なことであり、自由の濫用だ。我々はそのようにする自由をもっているが、それを自身の宣伝のために行うなら、正しい行為として認められるものではない」と語った。

 さらに同氏は、コーラン焼却について肯定的な人たちはイスラム教の複雑さを認識していないと主張している。それは急進的なイスラム教政権から迫害を受けるクリスチャンだけでなく、スンニ派を含む同じイスラム教の団体や他の宗教団体にも言えることだという。

 同氏が指摘するように、コーラン焼却に猛烈な反発を見せるのもイスラム教の中の急進的な分派だ。同氏は、「我々が信教の自由を訴えるなら、イスラム教のこともまた支持しなければならない」と述べた。

 現在、米国やフランス、英国、メキシコや欧州連合(EU)加盟各国はそろってイラン当局を非難し、ナダルカニ氏の迅速な解放を要求している。また、同氏の妻および9歳と7歳の息子たちはこの問題についての続報を心待ちにしている。

  • ツイート

関連記事

  • 世界信教の自由の「灯」となるアメリカへ

  • 「ユセフのためのツイート」、イラン人牧師ナダルカニ氏にスポット当てる

  • イラン拘束中の牧師、解放条件のキリスト教の信仰否定行わず

  • イラン福音主義牧師、絞首刑へ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 聖書のイエス(15)「わたしだ。恐れることはない」 さとうまさこ

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(1)思い煩いを主に委ねる 加治太郎

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.