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テリー・ジョーンズ氏、牧師拘束のイランにコーラン焼却で抗議検討

2012年3月8日11時18分
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 テリー・ジョーンズ氏率いる米国の団体「スタンド・アップ・アメリカ・ナウ」は、イランが現在拘束している牧師ユセフ・ナダルカニ氏の死刑を執行するなら、イスラム教の聖典であるコーランを焼却すると誓っている。

 ジョーンズ氏は先月22日、イランはナダルカニ氏のキリスト教信仰を許すべきであり、そうでなければ抗議活動の一環として、コーランやイスラム教の預言者ムハンマドの絵を焼却するとの考えを明らかにした。

 法と正義のための米センター(ACLJ)は先月21日、イランの裁判所がナダルカニ氏の死刑執行命令を下したとみられると発表した。同氏は2009年10月、「学校内で非イスラム教徒もコーランを読まなければならない」というイスラム法に異議を唱えたとして収監された。同氏はイラン当局からキリスト教の信仰を捨てるよう再三要求されているが、イエス・キリストを信じ続けている。

 スタンド・アップ・アメリカ・ナウのウェブサイトによると、同団体は多くの社会問題に対して声を上げ、特にイスラム教国で迫害される宗教少数派のクリスチャンの状況改善に力を注いでいる。米フロリダ州ゲインズビルを拠点とする同団体は先月23日にも、同地域にあるフロリダ大学が2月を「イスラム教意識月間」としてイベントを行ったことに対して抗議した。

 ジョーンズ氏はコーラン焼却計画について、「確実にイスラム教の注意を引くだろう」とし、クリスチャンたちが「ただ何もせず傍観していることはできない」と述べている。

 同氏は米クリスチャンポスト紙に対し、「我々はイスラム教の非人道的な行為に抗議するため、クリスチャンコミュニティーとしてできることがわずかながらある。政府はイスラム法による規制や彼らの行為に我々がうんざりさせられていることを知りながら、彼らの行為を容認しているようだ。過去1400年以上にわたってイスラム教の行為は変わっていないのだ」と語った。

 フロリダ州ゲインズビルのダヴ・ワールド・アウトリーチ・センターの牧師でもあるジョーンズ氏は、以前にもコーラン焼却を計画して物議を醸した。同氏は2010年7月、01年9月11日に起こった米国同時多発テロ事件の記念日にコーラン200冊を焼却するというイベント「国際コーラン焼却デー」の構想を明かした。同氏は結局、コーランを焼却しなかったが、国際的な論争が巻き起こり、中東やアジア諸国では暴動にも発展した。

 さらにジョーンズ氏は昨年3月、コーランをめぐっての2度目の論争を巻き起こした。同氏は自身の教会でコーランを被告とする模擬裁判を行い、テロを助長したなどとして有罪を宣告。コーランを「火刑」に処した。このことはアフガニスタン北部で大きな暴動を引き起こし、デモ隊が国際連合支援団を攻撃。関係者ら10人を殺害したと報じられた。

 ジョーンズ氏は昨年11月、米国大統領に立候補したことを発表したが、主要メディアは特に報じなかった。また同氏は、アフガニスタンで米軍がコーランを焼却したことについて、これを支持するとの見解を表明している。

 アフガニスタンの首都カブール北方のバグラム米空軍基地内で先月20日、コーランが焼却されたとして地元住民2000人以上が同21日、基地周辺で抗議デモを行った。暴動は同国の至る所で起きており、特にバグラーン州やヘラート州で激しさを増している。

 評論家は、イスラム教国はコーラン冒涜に対していい反応は示さないと主張している。しかし、ジョーンズ氏はコーランの焼却が迫害されているクリスチャンの未来を開くことになると望みを懸けている。

 同氏は、「我々はイスラム教が大きないじめっ子に似ていることを知っている。いじめっ子への正しい対応は、彼に屈服するのでも彼から逃げるのでもなく、彼に立ち向かうことだ」と述べ、「イスラム教が究極的ないじめっ子であることは証明されていると思う。我々は確実に彼に立ち向かわなければならない。もし彼がいじめを続けるなら我々は容赦しない」と強調した。

 しかし、ACLJエグゼクティブディレクターのジョーダン・セクロウ氏はジョーンズ氏の抗議を「妙技」と呼んでいる。セクロウ氏はクリスチャンポスト紙に対し、「それは不必要なことであり、自由の濫用だ。我々はそのようにする自由をもっているが、それを自身の宣伝のために行うなら、正しい行為として認められるものではない」と語った。

 さらに同氏は、コーラン焼却について肯定的な人たちはイスラム教の複雑さを認識していないと主張している。それは急進的なイスラム教政権から迫害を受けるクリスチャンだけでなく、スンニ派を含む同じイスラム教の団体や他の宗教団体にも言えることだという。

 同氏が指摘するように、コーラン焼却に猛烈な反発を見せるのもイスラム教の中の急進的な分派だ。同氏は、「我々が信教の自由を訴えるなら、イスラム教のこともまた支持しなければならない」と述べた。

 現在、米国やフランス、英国、メキシコや欧州連合(EU)加盟各国はそろってイラン当局を非難し、ナダルカニ氏の迅速な解放を要求している。また、同氏の妻および9歳と7歳の息子たちはこの問題についての続報を心待ちにしている。

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