Skip to main content
2025年9月16日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

基本に立ち返る-21世紀の内村再臨運動へ(2)

2012年1月20日10時02分
  • ツイート
印刷
断食祈祷聖会2012一般公開集会で中川健一氏とともに祈る参加者らの様子。2012年1月17日、東京中央教会(東京都新宿区)で。+
断食祈祷聖会2012実行委員長高木康俊氏が祈りを捧げている。2012年1月17日、東京中央教会(東京都新宿区)で。+

~キリストの十字架の意味~

続いて中川氏はキリストの十字架と復活について、「聖書が啓示していることは『神はどういうお方か』ということと『その神にいかにして近づけるのか』というこの二つであり、この両方を示されたお方がイエス・キリストです。イエス・キリストというお方を通して私たちは救われるのであり、このお方は100パーセント神である一方100パーセント人であるお方です。一般的に考えると矛盾しますが、人間の頭では理解できないからこそ啓示が必要でした。神でなければ私たちを救えず、人でなければ死ぬことはできません。死んで私たちを救うためには、神であり人である必要がありました。私たちが伝えようとしているグッドニュースとは、『イエス・キリストに関する良き知らせ』であり、イエスが私たちのために何をして下さったかという事を伝えるのが伝道です。キリストは私たちの罪のために死なれ、墓に葬られ、3日目に復活されました。キリストは私たちの罪のために死なれたというところで終わってしまっては、福音の3分の1しか言っていないことになります」と指摘した。

中川氏は「キリストは3日目によみがえり、今も生きておられるということを宣言しなければなりません。そのような方としてイエスに信頼を置く人は、直ちに瞬間的に霊の生まれ変わりと神としての特権が与えられます。これ以外に福音はありません。この基本に返ることが必要です」と説いた。

~律法の時代、恵みの時代、そして御国の時代~

次に中川氏は「時代区分」について再確認する必要があるとし、「キリスト教とは、世界観であり、歴史観でもあります。聖書の全体像をつかんでいれば、世界で生じる出来事に『想定外』ということはあり得ません。全ては想定内ということになります。聖書によって過去から学び、今がどういう時代であるかを知り、将来どこに行こうとしているかを知っているのが私たちです」と説き、全ての聖書を信じるキリスト者は「律法の時代と恵みの時代」が分けられていることを信じており、それならばしっかりと恵みの時代に移り変わった信仰の持ち方をしなければならないと強調した。

教会に行き、洗礼を受けたならば、後はただ天国行きの列車が来るのを待っていればよいのではなく、これからどういう展望に向かって生きていくべきかの将来の見通しが建てられるべきであり、恵みの時代の後に御国の時代が到来するということに目を向けなければならないと述べた。 この御国の時代が到来することが、いつの間にか忘れられてしまうことで、歴史観、世界観のないキリスト教になってしまうと警告した。

その上で、中川氏は「神様が全宇宙を贖い、作り変え完成品を作ろうとする壮大なプロジェクトにお互いが召されています。そのプロジェクトにおける自分の立ち位置を確認することが『今を生きる』ということです」と述べた。

~終末はイスラエルの救いと共に来る~

最後に中川氏は終末論について、ローマ書11章25節~29節を引用し、「私たちひとりひとりが救いにカウントされています。異邦人の救いの『最後の人です』という瞬間が来ます。そうなったときにイスラエルの救いも近づきます。異邦人が救われたときに、ユダヤ人も救われる時が来ます」と説明した。

詩篇118篇26節には「主の御名によって来る人に、祝福があるように」と書かれています。またマタイ23章39節では同聖句が引用されており、「『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません」と書かれてある。

中川氏は、「ユダヤ人たちがイエスをメシアと信じてその方をお迎えするまでは、イエス様は帰って来ず、そうなったときには帰って来ます。これが再臨です。ですから再臨を論じる人は、イスラエルの救いがメシア再臨の条件であることを理解しなければなりません」と述べ、異邦人がユダヤ人に比べ旧約聖書のメシア預言に疎くなってしまっていることを指摘した。

その上で、今現在の時代について、「ユダヤ人たちが個人的にも救われ、また民族としてもメシアであるイエスに心を開きつつある時代に来ています。大正期に内村鑑三が展開した再臨運動が21世紀の日本で受け継がれ、その信仰を継承し、さらに育てていく必要があります」と呼び掛けた。

ハーベスト・タイム・ミニストリーズは3月20日、淀橋教会(東京都新宿区)で3回目の再臨待望聖会を行う予定である。同聖会では、イスラエル聖書大学学長のエレズ・ソレフ氏によるイスラエルにおける「メシアニックジュー」運動の過去・現在・未来についての講演がなされる予定であるという。東京会場ではさらに、愛知教育大学教授の黒川知文氏による「内村鑑三と再臨運動」についても講演がなされるという。詳細はハーベスト・タイム・ミニストリーズホームページまで。

前ページはこちら

  • ツイート

関連記事

  • 苦難の意味~キリスト教の視点から

  • 教皇「一致への悲観は神への信頼欠如」

  • 「家庭礼拝を毎日ささげるべき」 米神学者が講演

  • 砂像のコンテスト、八竜町で開催

  • 「世界のために仕える」 ケープタウン決意表明第2部公開

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(9月16日):グアテマラ 子どもたちに広がる希望の連鎖

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(11)抗黙示思想と今この時のトーブ 臼田宣弘

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.