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ヨブ記から見る神の義

ヨブ記から見る神の義(2)

2012年9月19日10時10分
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関連タグ:神内源一(徐起源)
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ヨブは何が間違っていたのか?

前回掲載分はこちら

旧約聖書のヨブも自分の義を主張していました。なぜ神を信じて礼拝しているのにこんな目に遭わないといけないのかと思っていました。

「今、私は訴えを並べたてる。私が義とされることを私は知っている(ヨブ13・18)。」

平安な静かな人生を生きていくときに、一切何も咎められるものが無いという生き方を身に付けたとき、神が味方となり、私達は勝利していくことができます。

「私が義とされることを私は知っている」-ヨブの中には自分が義を行っているという自信がありました。いつも私は神に従ってきた、私は正しい、自分の義をもって神に近づく態度がヨブの中に見られます。

「あなたがたを義と認めることは、私には絶対にできない。私は息絶えるまで、自分の潔白を離さない(ヨブ27・5)。」

自分が正しいと自分の身の潔白をヨブはずっと主張しています。

「私は自分の義を堅く保って、手放さない。私の良心は生涯私を責めはしない(ヨブ27・6)。」

自分は正しいのだから、自分を責めることもしないし、全部神の御前に正しいことをやってきたと、こうヨブは言っています。ヨブの中には自分を義とするものがありました。

「あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって(エペソ2・1)」と書かれてあるように、人の罪には二つの種類があります。

まず自分の行いによる義とは、神の御前では豆電球の義であることを知らなければなりません。自分の正しさのゆえに祝福された人生を歩むことができると思ってしまう考え方です。そしてもう一つの罪の存在も忘れています、というよりそれを知らず、気づいていません。

ヨブは「自分の罪過はない」と主張しています。罪過と罪―罪とはつまり原罪、アダムの罪のことです。アダムの罪が全世界の人の罪になってしまいました。ヨブ自身の犯したことではなく、アダムから来た罪が私達人類にはあります。

「そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がったのと同様に、――それというのも全人類が罪を犯したからです(ローマ5・12)。」

アダムの罪によって、ヨブも罪を犯した者に数えられていると聖書は言っています。ヨブは神様からいただく義でなく、自分の義をかぶりものにしていたのです。

「私は義をまとい、義は私をおおった。私の公義は上着であり、かぶり物であった(ヨブ29・14)。」

自分の義、豆電球の義を誇って神に近づいていった姿がヨブの中にはありました。神の公義ではなく、自分が正しいでしょうという近づき方をしてヨブは神を訴えていました。

そうではなく、私たちは「神の義」によって立っていくことができるのです。

「私たちはみな、汚れた者のようになり、私たちの義はみな、不潔な着物のようです。私たちはみな、木の葉のように枯れ、私たちの咎は風のように私たちを吹き上げます(イザヤ64・6)。」

私たちは不潔な着物のようであり、絶対にきよい者ではありません。

「すると、ラム族のブズ人、バラクエルの子エリフが怒りを燃やした。彼がヨブに向かって怒りを燃やしたのは、ヨブが神よりもむしろ自分自身を義としたからである(ヨブ32・2)。」

結果的にヨブは、神よりも自分の方が正しいとしてしまいました。

「この三人の者はヨブに答えるのをやめた。それはヨブが自分は正しいと思っていたからである(ヨブ31:1)」

ヨブは神からいただく義でなく、自分は正しい、神なしでも自分は正しいと思っている姿勢に問題がありました。

「あなたはこのことを正義によると思うのか。『私の義は神からだ。』とでも言うのか(ヨブ35・2)。」

ヨブは自分の義を主張していました。神の義ではありませんでした。

「 あなたはわたしのさばきを無効にするつもりか。自分を義とするために、わたしを罪に定めるのか(ヨブ40・8)。」

私はこのような目に遭うはずがない、自分の義を立てるために神を罪とする問題がヨブの中にありました。ヨブは結局悔い改めて、神からすべての2倍のものを受けるようになりました。

「それで私は自分をさげすみ、ちりと灰の中で悔い改めます(ヨブ42・6)。」

「ヨブがその友人たちのために祈ったとき、主はヨブを元どおりにし、さらに主はヨブの所有物をすべて二倍に増された(ヨブ42・10)。」


自分を義とせず、神からいただいた義をはっきりと知る上で、私達の神への祈りが叶えられていく者となっていくのです。

私達の中に自分が正しいとして神の御前に迫っていく態度があり、義は神からいただくものであったということ、これをヨブは実体験を通して学んでいったのでした。神からいただいた義を忘れない私達でありたいものです。

「キリストの中にある者と認められ、律法による自分の義ではなくて、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基づいて、神から与えられる義を持つことができる、という望みがあるからです(ピリピ3・9)。」

イエス様は私達の罪のために十字架に架けられました。イエス様なしに「自分はこんなに正しい」という態度で信仰生活を行っている間は、神の恵みと祝福の中に生きていくことはできません。

律法を守り、「自分がこれを守ったから」という自分の義ではなく、義は神から与えられているものなのです。それを知るときに、与えられているが故に祈りをすることができるようになります。与えられているが故に、私たちは天国に行けるのです。信仰に基づいて神から与えられる義を持つことが出来るという望みがあるからです。イエス様は私のために身代わりに地獄に行かれて復活されたという事を信じてください。イエス様が払ってくれたおかげで罪はないのです。

私たちは、イエス様が私たちの身代わりとなって罪を贖い、地獄に行き、支払い、解決して、天に上られましたので、私たちも罪を赦されて天に上れるものとなりました。私たちが正しいからというのではなく、神によるイエス様の血の身代わりによるいただきものによって義となりました。

「主の目は義人の上に注がれ、主の耳は彼らの祈りに傾けられる。しかし主の顔は、悪を行なう者に立ち向かう(Ⅰペテロ3・12)。」

義とされた私たちの祈りは叶えられるようになります。

栄光を主に返します。私たちは、イエス様を信じるだけで与えられた神の義を感謝します。それを知って大人へと成長出来ることを感謝します。与えられた義があるがゆえに、罪を犯したら告白し、いつも祈りが叶えられる者であることを感謝します。


※神の義を習得したい方は
『あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?』
著者:徐 起源
出版:恵那レーマミニストリー
定価:1.365円(税込)

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徐起源(そう・きうぉん):
恵那レーマミニストリーの代表、ERM聖書学校学長、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。
インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー公式サイト。無牧の人の為に日曜日10:30から礼拝発信 ,著書「信仰の使い方をご存知ですか?(上)(下)」「あなたは神の義をいただいていることをご存知ですか?」

※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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