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永野路子さんインタビュー 女優から福音の伝道者へ(2)

2011年12月13日11時01分
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自宅で料理教室を開催している永野路子さん+
~世界のベストセラーである聖書の知識を得てみたい~

 着物のトークショーで北海道から九州まで桜前線でたくさんの桜のデザインを手にし、講演をする度に、自然の素晴らしさに感動しながら私自身にも余裕も出て来て、以前から目に見えない神を信じている母のDNAが私の心を動かしてくれたのか、「聖書を読んでみたい」という気持ちを駆り立ててくれました。「世界のベストセラーである聖書の知識を得たい」と思うようになりました。そんなある日、私の親友から突然電話がかかってきました。電話越しに「今日実は牧師さんがわが家に来られて家庭集会があるのでよかったらいらっしゃらない?」と誘っていただきました。それも数十年ぶりの彼女からの電話でした。

 親友宅で初めて牧師先生のメッセージを聞き、その牧師先生の本を読ませていただいき、「目からうろこ」-そんな思いに捕らわれました。―「神様って生きておられるんだ!生きている神様がいらっしゃったのだ」―感動と驚きでわくわくしました。エリヤと同じ人間である私も、エリヤと同じように祈りが聞かれるかもしれないと思いながら、雨の中家へ帰りました。
 
 私がクリスチャンになったきっかけは、夫も亡くなり、ひとりで寂しく、何かすがるものがほしかったところにあったのかもしれません。そんな軽い気持ちだった私が、聖書を開く度に、私の目はだんだん開かれていきました。「苦しみに会ったことはしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました(詩篇119篇71節)」―この聖句は今の私が本当に実感できる聖句です。試練もなく、女優業だけの生活をしていたならば、イエス様にも出逢うことがなかったでしょう。

~福音が私のエネルギー、生命力に~

 その時代その時代で神様が計画を作って下さっているのではないかと思えます。クリスチャンになってからは、テサロニケの手紙第一5章16~18節に書かれてある「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝をしなさい」という御言葉が私の大好きな、大切な聖句となりました。不安定な明日の私、未来の私…、そんなことを思い煩うこともなく、福音は私のエネルギー、生命力となりました。

 私は2007年にバプテスマを受けました。母のDNAは、私に神様を求めることを導いてくれたのだと思います。神様はいるのだろうか―神様が本当におられるのならば、こんなに世の中は悪くならないだろう、神様がおられたら、私の夫はこんなに早く死ななかっただろうと思っていたそんな無知な私でした。そして神も仏も信じず、自分が努力しなければならない、ただ一生懸命働くのみ、自分の力だけを信じていた私が、今はイエス様の側を離れることができなくなりました。

 現代は危機の時代、恐怖の時代と言って良いくらい何があるかわからない時代です。地震、津波、台風、洪水、デフレなど、今までとは明らかに規模が異なっていて…。ペテロの手紙第一の5章7節に「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」とあります。この世の中は渇いていますが、イエス様のいのちの水は渇くことがないように、世の終わりまで一緒にいてくださると約束してくださっているということは、素晴らしい恵み、クリスチャンの特権だと思います。今はイエス様の福音を伝えてくださった友人に、心から感謝をしています。

Q 日本のこれからの若い人たちに伝えたいことはありますか?

~イエス様は、「渇かない水」を飲ませて下さる~

 今の時代は、本当に「乾いている時代」です。ヨハネ4章14節でイエス様が、「渇かない水」を飲ませると伝えてくださっていることを知ってほしいですね。すばらしい大学に行っても、就職難、大会社に務めていても突然の解雇―いったいどんな希望をもって若い人たちはこれから輝いて行けば良いのでしょうか。インターネットの情報に包まれ、知識は豊富にあっても、聖書の史実ほどすごく確実なソフトはないと思います。

 若い人たちに「聖書が歴史的な事実である」ということを伝えたいと思っています。人生の目標を生み出すためにもこのことを知っていただき、そしてきよい生き方を教えてくれる素晴らしい教会にもご招待したいです。賛美は一緒に歌うことによって命につながるということも。「明日のことはわからない、私たちはしばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎない。それでも『主の御心であれば、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう』」(ヤコブ4:14-15)と考えるべきであることを伝えたいと思います。

Q これからキリストの福音を伝える人としてどのように活躍していかれるのでしょうか?

~聖書に書かれてある愛の深さを知ってほしい~

 聖書は歴史的な事実ですが、そのことよりもさらに大事なことは、聖書全体にわたって「愛」が書かれてあるという事だと思います。イエス様を信じる前までの私は「愛される」ことしか考えておらずこれは「エゴである」と思いました。本当の愛とは、私が今まで知っていた愛のような軽いものではなく、コリントの手紙第一13章の愛の聖句を知ったときは、愛の深さを知らなかった自分は深く反省しました。コリントの手紙第一13章でパウロ使徒は「愛は忍耐強く、情け深く、妬まず、高ぶらない。最後に残るのは愛である」と述べています。人としてイエス様に愛されるように歩みながら、その愛で他の人を愛せるようにしていきたいです。人間に愛情が欠けていれば、結婚もしなければ子供もいらない、自分勝手な好きなことをして、老人になって死んでしまえばそれでいいと思ってしまうかもしれません。だからこそ若者に「愛の深さ」を伝えたいですね。

 世界では、12月24日はクリスマスイブを必ずお祝いしています。しかし、私たちはクリスマスには、イエス様にプレゼントを差し上げなければならないのではないでしょうか。

 イエス様の誕生日へのプレゼントとして何がふさわしいかと考えますと、それはこのクリスマスの時に人々を教会にお招きすることだと思います。クリスマスはその絶好のチャンスですね。希望の基盤が音を立てて崩れて行くような悲惨な出来事の多い、自分の肉親さえ殺してしまうような、そんな恐ろしいニュースが日々飛び交っています。ヤコブの手紙にあるように、強力なサタンの仕業から日々人々を救い出し、神に近付き、神に服従することにより、悪魔を追放し、心に平安を豊かに宿す道を人々に知らせたいです(ヤコブ4:7~8)。

 十字架刑の3日後に復活したイエス様は、処女マリヤから生まれました。ノンクリスチャンから見れば、信じがたいことだと思いますが、私たちは、疑わずに信じます。

~「イエス様の側を離れないで」息子へメッセージ~

 クリスチャンになってから、本当に日々イエス様と共に歩んでいます。でも今は、試練さえも恵みと感じられます。全ての恵みは神様からと思える人が本当のクリスチャンといえるのでしょうね。

 ITの会社での仕事がうまくいかず、心の病、死の恐怖さえ感じていた息子に、祈り続けた結果、神様が長男を御心にお止めてくださり、宣教師の方が息子を教会にお迎えに来て下さることになるという恵みを受けました。息子には「イエス様の側を離れないで!」とメールで送信することが、今母としてできることだと思います。そして、二人の子供がイエス様に愛されるように祈り続けています。次男はプロゴルファーで、今夢中に人生をエンジョイしています。私がバプテスマを受けたときに、二人の子供たちは教会に来てくれて、家族一人がバプテスマを受けることによって家族みんなが救われる(使徒16・31)という聖句を洗礼式の時に聞かされ、子供たちは「おふくろありがとうね」と言ってくれました。その時私は、子供たちが父親を早くに亡くしてこれまで淋しい思いをしてきただろう、でもイエス様を愛している母を見て息子は安心したのでしょうか、私は感謝で涙が止まりませんでした。

~クリスチャンはノックダウンされても、ノックアウトはない~

 クリスチャンはノックダウンされても、ノックアウトはない。神様は求める前から、必要なものはご存知です。聖書を開けば、どんな聖句も私にとって必要な御言葉ばかりです。ですからこれからも私も一人のクリスチャンとして私のすべての働きをお用い頂き、私なりに福音を伝えて行くことが出来ますようにと祈っています。ひとりひとりのタラントを生かしていただけることを信じています。聖書朗読、ゴスペルCDの作詞、料理の本の作成など、そんな夢がかなうことを祈り続けています。現在自宅での料理教室を開催していますが、生徒さんに料理を教えながら、福音も伝えています。これから先、もっと多くの人々に神様の愛を伝えていくことができればと願っています。私自身が輝き、実りある生活をすることによって、教会に良くお仕えし、今のこの時をあるがままに生かし、ゆっくりと歩き続け、神の栄光を祈って励んで行きたいとと思っています。

 終わりに、身に余るほどの励ましと勇気を与えて下さったクリスチャントゥデイのスタッフの方々に深い感謝と未熟な私のインタビューをお読みくださった皆様の祝福をお祈りいたします。胸一杯の感謝を込めて。 -永野路子-

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永野路子(ながの・みちこ)氏 略歴

筑紫女学園高等学校卒業後上京、主にテレビドラマ、映画などで活躍。旧芸名は松木路子。
経歴:フジテレビ、ライオン奥様劇場「罪人形」で主役。女優としてデビュー。以後、サスペンスドラマ、時代劇等に出演(家政婦は見た!・鬼平犯科帳への出演作はTsutayaにてDVDで現在もレンタルされている)。1998年、着物地(和布)を使用したドレス等のデザイナーとしてブランド名「輝物(きもの)」を発表、注目を受ける。2000年に「輝物 サロンド・ミチコ」を設立。デザイナーとしてショーや展示会、講演など全国各地で活動する。2002年に株式会社ゆうしき(結城紬)と染色作家として契約、ブランド「和輝愛々」を展開。2005年、株式会社ブルシェールとデザイナー契約を結び“MICHIKO”を発表する。著書に「かがやき-愛し愛されて(星雲社)」、CDに「生きて生かされて(Cherry Blossom Records)」、などがある。「対馬丸」の朗読を教会や各地で行っている。現在は淀橋教会教会員。                      
(インタビュア 吉本幸恵)

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