Skip to main content
2025年12月24日17時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米ADF、教会での言論の自由を保護する動き促進へ

2011年10月1日10時00分
  • ツイート
印刷
関連タグ:自由防衛同盟(ADF)言論の自由

米国内国歳入庁(IRS)による、米国内宗教指導者らが説教壇上で議員立候補者を後押ししたり、信徒らと共に政治の話題について議論するのを規制する動きに対抗するために、10月2日の主日に、400名以上の米教会牧師らが説教壇上で政治の話題について語る行事が行われようとしている。9月30日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

同日は米クリスチャン法律家による同盟であるADFによって、説教者の自由を守る日曜日とされており、毎年小規模ながら行事が行われてきた。今年の同行事への参加者数は、昨年の4倍以上にも上る予定であるという。昨年は、同行事に100名の米牧師らが参加したが、今年の同行事への事前登録者数はすでに475名以上にもなっているという。

ADFは諸教会の信仰表現を保護するための説教者のイニシアチブの一環として、「説教者の自由を守る日」としての日曜日を制定している。ADFの広報担当者であるエリック・スタンレー氏は米CPの取材に対し、「ADFは過去3年間の同行事においてはIRSがどう反応するかを観察するために、恣意的に小規模なものとしてきたのです」と述べた。

今年10月2日に開催される説教者の自由を守る日の行事では、事前に参加登録した牧師らによる、聖書の御言葉と政治、議会議員候補者について語っているそれぞれの動画を会衆の前で長し、それらの動画をIRSに送信することも奨励されているという。

ADFはIRSがガイドラインを定める宗教指導者の言論規制に対し、これらの諸教会、ミニストリー牧師らの動画を用いることで反対する運動を起こそうとしている。ADFは米国内の信仰表現の自由が脅かされることなく、米国憲法修正第1条に基づいて守られ続けるように注意深く米政府の動きを監視している。

説教者の自由を守る日のプロジェクトは2008年に米国内33人の牧師らの働きによって始められた。米IRSのガイドラインによると、教会で政治の話をするならば、教会およびミニストリーの活動に対する免税措置が外される可能性があるという。IRSの教会および宗教団体のステータスで免税措置を受けるガイドラインとして「政治活動資金や、特定の政治家を後押しする活動を行わないこと」が挙げられている。

これまで説教者の自由を守る日の行事に参加してきた牧師らの中で、免税措置が解除された事例は一件もなかったものの、一部教会では、教会内での聖書的価値観と政治に対する見解について調査を受ける可能性があるという。

米国内の教会の具体的な事例としては、同性愛や中絶に対する議会議員候補者の立場について、説教壇で聖書の御言葉と照らし合わせて説教者が見解を述べるだけで、IRSの調査の対象となっている例が挙げられる。2009年には、米カリフォルニア州の同性愛者を保護する団体がIRSに対し、メイン州ポートランドのカトリック教区が同性愛を保護する州立法に反対する会合や署名を行っているとして訴えていた。

無神論者らの活動が高まる中、現在米牧師らは、説教者の言論の自由に対する政府の規制が強まることに対する懸念を高めている。スタンレー氏は「牧師先生方は、説教壇上で自由に語ることのできる権利を保護する活動により積極的に関わろうとされています」と述べている。

米調査会社ライフウェイが今年に入って、米国内千人の牧師らに対しインタビューを行った結果、そのうち86パーセントの牧師らが「米政府が、議会議員候補者の立場が聖書の見解と異なるときに、説教壇上で候補者の立場について批判すること、および聖書の見解と合致するときにその候補者を後押しすることを規制する動き」に対して反対していることが示されたという。

米南部バプテスト協議会牧師で米CPの編集責任者でもあるリチャード・ランド博士は、「IRSの宗教指導者の言論に対して規制は、意味のない規制であり、廃棄されるべきであると信じています。明らかに米国憲法修正第1条を濫用したものです。牧師たちは、政治問題について言論する自由があるべきであり、聖書の御言葉に照らし合わせて語る権利があるべきです」と述べている。

一方で同博士は「牧師は説教で特定の政治家を後押しするべきではありません。南部バプテスト協議会では牧師および教会が特定の候補者を後押しするようなことはするべきではないと信じています。候補者それぞれが支持者を得、彼らの価値観や信条を引きつけていくべきであると信じています。牧師は説教壇上で議会議員候補者について語る場合は、公職の立場としてふさわしいことを聖書的視点から支持するために語るべきであると信じています」と述べている。

一方ADFは、説教壇上で議会議員候補者が聖書的視点に即してふさわしいか、ふさわしくないかの両方の場合について語ることが等しく許されるべきかについての回答は拒否している。ADFの同イニシアチブは壇上で語られる内容の具体的是非ではなく、教会の中で行われる言論に対する意思決定を誰が行っていくかに焦点を当てたイニシアチブであるという。ADFは今後毎年説教者の自由を守る主日の行事を発展させていき、IRSおよび米議会の反応を見る予定であるという。

関連タグ:自由防衛同盟(ADF)言論の自由
  • ツイート

関連記事

  • 英クリスチャンカフェ、聖句の表示禁止される

  • 米ADF、鋼鉄の十字架保持へ署名募る

  • 米国内で無神論者の活動激化、聖書を破る

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • 日本福音同盟、新総主事に神戸博央牧師

  • 『幸福論』 カール・ヒルティが贈る聖書を土台とした人生論

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • ニカラグア、入国者の聖書の持ち込みを禁止

  • ワールドミッションレポート(12月23日):アラブ首長国連邦 外国人労働者がもたらす霊的風景の変革

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(258)聖書と考える「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」

  • 聖書のイエス(24)「平安があなたがたにあるように」 さとうまさこ

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • ニカラグア、入国者の聖書の持ち込みを禁止

  • 『幸福論』 カール・ヒルティが贈る聖書を土台とした人生論

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • 日本福音同盟、新総主事に神戸博央牧師

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(258)聖書と考える「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

編集部のおすすめ

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.