原発問題も討議、独ドレスデンで教会大会 12万人参加

2011年6月8日00時34分 印刷

【CJC=東京】旧東独ザクセン州の州都ドレスデンで第33回『キルヘンターク』(教会大会)が6月1日から5日まで開催され、1990年の東西ドイツ統一以来初めて東側のキリスト者が多数参加、全体では約12万人の大会となった。

「1961年に『ベルリンの壁』が作られて以来、ドイツのキルヘンタークとしては今回初めて本物となった」と『緑の党』のカトリン・ゲリング・エッカルト連邦議員が語った。ルーテル派、カルヴァン派などプロテスタント諸教会の連合体である『ドイツ福音教会』の指導者でもある。

ドレスデンは、1989年、プロテスタント諸教会がベルリンの壁撤去のため一連の祈祷会を開催するなどして、両独統合への道を開いたことで記念されるべき所。「今回のキルヘンタークは、20年前にここドレスデンに勇敢なキリスト者がいたからこそ可能になった」と、クリスティアン・ヴルフ大統領は参加者に語った。

今日、ドレスデンは人口約50万人の僅か2割が教会員。それにもかかわらず、当地で大会が開催されたのには理由がある。

ENIニュースによると、ザクセン州はかつてマルチン・ルターの故郷でもあり、重要な宗教論議もここで行われた。教会に行かない市民に、「今日の教会は若く、幸せで霊的であり、思慮深く世界に対している」ことをキルヘンタークという催しが伝えられれば、と福音ルーテル派のヨーヘン・ボール監督は言う。

今大会のプログラムは地球規模の展望を反映するものとなった。3月に日本を襲った大地震と福島原発のメルトダウン(炉心融解)を受けて、脱原発環境をどのように創り出すかに関する討議も盛り込まれた。ドイツ政府が2022年までに、核エネルギー依存廃止計画と発表したばかりのこと。

キルヘンタークはプログラムを、神学と信仰、政治と社会、世界と環境という3大テーマの下で討議した。

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