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これから指導者になる人へのアドバイス

2011年5月31日10時09分
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トーマス・ネルソンCEO マイケル・ハイアット氏+
 トーマス・ネルソンでは次期CEOにマーク・ショーンワルド氏を推薦し、現CEOである私は会長職に退こうと考えています。6年間CEOを務め、実際の経営を指揮してきましたが、今後も執筆活動や講演・その他の興味あるビジネスを追求していこうと思っています。

 この発表をブログで行った後、読者のうちの数人から「あなたの経験してきたCEOとしての活動を通じて、次期CEOに何かアドバイスすることはありませんか?」との問い合わせがありました。これに対して7つの回答をしたいと思います。

1.あなたのポジションはあなたの役割であり、あなたのアイデンティティではない。

 数年前にCEOを辞めた人を知っています。その後彼は友人に「私はCEOでなければ、私は何者なのだろう?」と尋ねたそうです。皆さんはCEOを立場を退くもっと前から、このことを良く知っておいていただきたいと思います。あなたの会社での肩書は、あなたの人生の一つの局面を現しているだけであって、あなたの人生すべてを現しているものではないのです。

2.あなたのポジションは一時的であり、永遠に続くものではない。

 米国の平均的なCEOの任期は5~6年です。それ以上続くのなら、それはボーナス期間であるといえるでしょう。一度CEOに就任すれば、永遠にCEOで居続けられるかのように思えるかもしれませんが、そのようなことはありません。やがてその立場を退くときが来ます。この現実をきちんと受け止め、退いた後の計画も立てておくべきです。そうすることで、現職のうちにもっと集中して成功するための行動を取ろうと思うようになるでしょう。

3.あなたのポジションは恩恵であり、権利ではない。

 あなたがCEO(その他指導者の立場)に任命されたのは、あなたの才能や努力だけではなく、タイミングの問題もあったでしょう。CEOになったからといってあなたに何ら特別の権利が与えられたわけではありません。CEOになることでわずかな人々しか知ることのできない大きな恩恵が与えられるでしょう。しかしそれが当然その立場にふさわしい自分に与えられるべきものとは決して考えないでください。気前よく享受した恩恵を分け与えてください。


4.あなたのポジションはあなたの仕事の素晴らしさが評価されたのではなく、あなたの会社への忠誠の結果もたらされたものである。

  私がCEOになったとき、CEOとして到達したい具体的な目標や計画をもってこの役職に臨みました。とても大きな夢を描いていました。その後景気後退期に直面しました。それが私の夢を全く異なる方向へ引っ張ることになりました。私の使命が急変しました。突然、逆境の最中に信仰をもって働くということが私のでき得る事柄の中で最も大切なことであることに気づきました。

5.あなたのポジションはあなたのためにあるのではなく、社員全員のためにある。

 現実の世界において、自己陶酔する指導者が多く存在していますが、そのような指導者はこれ以上必要ありません。あなた自身のためにCEOになるわけではありません。むしろあなたがその立場となって仕えるように召されたすべての関係者たち-従業員・顧客・投資家たちのために今のあなたが存在しているのです。この様に関係者たちを順番に記述したのには意味があります。従業員が幸せになることで、顧客も幸せになります。顧客が幸せになれば、投資家も幸せになるのです。そして投資家が幸せならば、それはCEOにとっての幸せとなります。

6.あなたのポジションは社員を占有できる立場ではなく、管理・世話をする立場である。

 クリスチャンとして、私は神様が全地のすべてのものを所有していると信じています。私はただの管理人にすぎません。その信条に基づいて言わせていただくと、たとえ神を信じないCEOであったとしても、最終的には全地の創造者である神に対する説明責任を有していると考えます。言い換えれば、彼らは他人ものを代表して管理しているということです。


7.あなたのポジションには、あなた自身が自分のためにできること以上の行いを要求される。

 私自身これまで私が受けた新しい立場への推薦に対し、どれも自分の能力が十分でないと感じてきました。トーマス・ネルソンのCEOに任命される時ほど自分が至らないと思ったことはありません。他のCEOの立場にある方々も同じような感情を抱いていたことを後から知りました。一組織のCEOとなれば、数百人・数千人の従業員およびその家族を経済的に養う責任が出てきます。しかしその立場に自分が十分ではないという健常な精神のもち方が、あなたがCEOとなって実際に仕事を謙虚に学習意欲をもって、より開いた心で取り組むのに不可欠なのです。

 新たにCEOとなられる方々に最後にひとつアドバイスを付け加えるとすれば、「あなた自身に配慮してください」。精神的・感情的・肉体的な健康を保ってください。あなたのCEOとしての任期の期間中、あなたが想像する以上のストレスを受けることになるでしょう。様々な知識が必要になり、そのためにすべての情報資源が必要になってくるでしょう。そして自分自身を後方に押しやろうとする誘惑に陥ることもあるでしょう。しかし心臓病で死んでしまったり、感情的に燃え尽きてしまったり、あるいは神に対する信仰を失ってしまえば、もはやあなたは誰にとっても使い物にならなくなってしまうでしょう。

 ところで、私が次期トーマス・ネルソンCEOにマーク・ショーンワルド氏を推薦する理由は、彼は上記の7つの真実を実証する良い見本となると信じているからです。彼が私たちの会社に共にいてくれることを嬉しく思います。

(本コラムは米クリスチャンポストから翻訳しています)

トーマス・ネルソンCEO マイケル・ハイアット氏

 トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)では、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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