最近、教会の牧師職を務める方々のうち70パーセントが、親しい友人をもっていないという記事を読みました。その後公の場でこのことを引用することがあり、数人の牧師の方々が私に「それは正に本当だ。私も親友がいない」と打ち明けてくれました。そのことで私はとても悲しくなりました。そして「親友がいない」という問題は何も牧師だけではなく企業CEOやその他指導者の立場にある人々に共通して言えることではないかと思っています。
私自身も数年間、親友など必要としないと思う時期がありました。職場の同僚と教会員が私の周囲に存在しており、それで十分だと思っていました。しかし最終的に自分がひとりの親友ももっていないことを深刻に懸念するようになりました。私の周りにいる人々のすべては、私に給与を依存する関係にある人たちか、あるいはただの「知り合い」にすぎませんでした。
それ以来、親友作りを意識的に心がけるようになりました。私の人生計画の一環に親友作りが入るようになりました。今では数人の親友がおり、皆近所に住んでいます。定期的に共に会い、互いに励まし合っています。
私が以前この話題を取り上げて講演を行ったとき、ある人から「誰も友達がいなければ、どこから親友作りを始めればよいのか?」という質問がありました。
私の答えとしては、「あなたが友達になりたいと思う友人のように振る舞いなさい」ということです。とてもシンプルです。
たとえば、私は自分の親友に以下のような人間性を求めています。
*自分が危機に陥っているときに、自分の側にいてくれる
*裁くのではなく、共感をもって話を聞いてくれる
*なかなかお願いしにくいことを進んで引き受けてくれる
*自己嫌悪に陥ったとき、自分を肯定してくれる
*自分を忘れるときに自分が誰なのかを思い出させてくれる
*私が成功したときに共に祝い、また敗北したとき共に嘆いてくれる
*私にとって重要な事柄を覚えていてくれる
*秘密の事を打ち明けて、自分を信頼してくれる
このような親友を得たいと思いますか?神様は「あなたが蒔いたものを刈り取ることになる(ガラテヤ6・7)」と語られておられます。
人生においてこのような親友を得たければ、まずあなたが他者にとってそのような親友となれるように心掛けるべきです。その結果得られる実りにきっとあなたは驚くでしょう。
(本コラムは米クリスチャンポストから翻訳しています)
トーマス・ネルソンCEO マイケル・ハイアット氏
トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)では、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。
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