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日本ケズィック・東京大会 2日目

2006年3月2日16時29分
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東京大会での午後2時半からの説教で今回の日本ケズィックでの最後の務めを果たしたデビッド・オルフォード師=26日、淀橋教会で+
午後2時半からの集会で特別賛美を演奏する「アンサンブル・アガペ」+
デビッド・オルフォード師の講演に集まった人々+
ロバート・エイメス師+
午後6時半からの集会で特別賛美を奉仕した「荻窪栄光教会聖歌隊」+

 東京・新宿にあるウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で25日から開催された日本ケズィック・コンベンション(峯野龍弘中央委員長)東京大会は26日に2日目を迎え、午前10時半から日本ケズィック・コンベンション満45周年を記念する「ケズィック記念特別礼拝」、午後からは2つの集会が開かれ、デビット・オルフォード博士、ロバート・エイメス博士がそれぞれ説教した。午後2時半からの集会にはおよそ220人が会場に集まった。


 午後2時半からの集会では、デビッド・オルフォード博士が「信仰のレースを立派に走りぬく秘訣」と題して新約聖書ピリピ人への手紙2章12〜18節を本文に説教し、信仰生活を歩む者たちに希望と力を与えるメッセージを伝えた。


 「信仰のレースを立派に走りぬきたい」と願う者たちがすることとして、オルフォード師はまず、『自分の救いの達成に努めること』を挙げた。信仰を持つことは神からの賜物であり、その信仰によって人々は無条件に救いを受ける。しかしオルフォード師は、「救われたものには責任がある」と話し、その責任を「神に従い続けること」であると説いた。差し迫る情熱をもって、「私の従順をいつも更新し続けなければならない」と語った。


 またオルフォード師は、『神の前に常に恐れを持ち続けること』が大事だと語った。「キリストの血潮」という尊い賜物によって購われた我々の人生は本当に尊いものであるとし、人生の一瞬一瞬で「神に頼って生きること」で常に聖霊が働けば、神がその者を通して御心をなされると説いた。


日々神の導きに従おうとする者の生涯には、その中に神が働かれる。オルフォード師は、「私たちが神の僕(しもべ)として、証し人として明るく輝き続ける」とき、人々はキリストの光をその者を通して見ることができると語った。


 しかし、キリスト者がキリストの光を輝かせるとき、それを妨げる働きがある。それに打ち勝つためにオルフォード師は、「すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい」(14)「すべてのことを愛でしなさい」と語った。一つひとつのことに文句を言わず、ただ神に信頼すること、謙遜を学ぶことの大切さを伝えた。


自分がつらい状況におかれたとき、多くの人は神に不満を言い、神を忘れる。神は人をその苦しい状況から救い出すことはできる。しかし、神がその人に願っていること、それは「今あるところで、それでもあなたが輝き続けること」であるとオルフォード師は語った。


パウロは本文で、「いのちのことばをしっかり握って」(16)と語る。オルフォード師は、どんなときでも、神の真理を逃してはならないと語った。神の真理はすでに、信じる者に与えられている。福音のメッセージはいのちを与える言葉である。「いのちのことばをしっかりと握るように」「そして伝えなければいけない」とオルフォード師は会衆に熱く訴えた。


 パウロは「喜び続けなさい」(17、18)と繰り返し薦めている。この手紙を執筆するパウロは、牢獄にとらわれの身であった。明日殺されるかもしれないという状況で、パウロはそれでも「喜びなさい」とピリピにいる信徒たちを励ました。どんな苦しいときも「喜び続ける」姿、これが「自分を神にささげた」キリスト者の姿であった。オルフォード師は、どんなときでも「自分に与えられた祝福を喜ぶ」ことが信仰のレースを走りぬく上で重要だと語った。


 我々がその生涯を最後まで走りぬいた主に心を留めることも大事だが、何よりも重要なのはその方が、「私たちが信仰のレースを立派に走りぬくために」、絶えず我々の内に生きておられ、実際に働いておられることだと伝えた。


 午後6時半からはロバート・エイメス博士が「聖言(みことば)の力」と題して新約聖書ヨハネの手紙第一2章15〜29節を本文に説教した。


 本文を見ると、教会の分裂が起こり、混乱する信徒たちに使徒ヨハネは、?、キリストは肉をもってこの世に来られた(4:2)、?、我々は真理に属するものである、?、我々が死から永遠のいのちに移されたことに確信が与えられている(5:13)という3つのことをはっきりと伝えている。


 エイメス師は、この手紙で伝えたかったことをヨハネは、5章13節でそのすべてを要約していると語った。そこには、「あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるため」にこの手紙を書き送ったとある。


 本文には、「世をも、世にあるものをも、愛してはならない」(2:15)とある。ここにある「世」とは、神に反対するすべてのものを示しているという。「私たちが世を愛すれば信仰が弱まる」「世にあるものが本当の意味で私の心を満たすことはない」、また「この世を愛することと、イエスを愛することとは両立しない」とエイメス師は語った。


 18節には「今は終りのとき」とある。「わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」(ヨハネ14:6)という御言葉をもう一度しっかりとつかんで、キリストの働きを否定するすべての働きを避けなければいけないと説いた。


 エイメス師は、「『注ぎの油』(27)を受けることができるのは誰か」「それはあなたです。」と伝え、すべてイエスを信じるものに、祝福の源である「聖なる方」(2:20)から特別に神のために取り分けるための注ぎの油が我々一人ひとりに注がれていると説いた。


「真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます」(ヨハネ16:13)とある。主から注ぎの油を受けたものは、「救い主を愛する」「御言葉への渇きを持っている」と説いた。


聖霊の働きは、「さらに深い真理への渇きを与える」「真理を知ることができる」「世の誘惑に立ち向かう力を与える」と証(あか)しした。「その真理は、キリストの十字架に私たちを導きます」とエイメス師は語った。


 「油注ぎを受けたもの」は、「御霊の実り」(ガラテヤ5:22)をあらわすものである。エイメス師は、キリストのうちにとどまることで、「キリストが再び来られるときの備えを聖霊がしてくださる、私のいのちの中に聖霊が働かれる」と説いた。


 説教の後、主への完全な従順と献身を決心した参加者らは、立ち上がって御霊の導きに応答した。

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