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キリスト教界にウェブ2.0時代来る 米国にキリスト教系SNSサイト登場

2007年4月23日07時31分
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一般信徒や教会などから福音的な内容の動画を集めてネット上で無料配信するサービスを提供している「ゴッドチューブ」のサイト+
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 米国の代表的なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略称)サイトであるユーチューブやマイスペースの名は日本でも有名だ。「SNS」とは、人と人のつながりを促進・サポートするコミュニティー型の会員制サービスの総称。ウェブ2.0時代の代名詞とも言える。これらのウェブサイトの目的は、趣味や話題などの共通事項を通じて新たな人間関係を構築し、人間同士のコミュニケーションの領域を広げることにある。いま、この「SNS」の仕組みをキリスト教界に導入しようとする動きが米国で高まりつつある。



 マイスペースは世界最大の会員数を持つSNSサイトだ。この仕組みを教会と信徒同士のコミュニケーションの場として応用したのが「マイチャーチ」(英語名:MyChurch、アドレス:http://www.mychurch.org)である。同ウェブサイトの利用対象者は教会や信徒個人であるが、未信者でもサービスの利用が可能だ。最新情報や祈祷題目などを書き込める掲示板、メール、ブログ、写真投稿、イベントの告知、広告案内、礼拝のメッセージやバイブルスタディの音声配信といったツールをサイト内で提供し、教会同士、信徒同士のコミュニケーションを活性化させることを主な目的としている。



 「マイチャーチ」の製作者らは次の3点を同ウェブサイトの方針として掲げている。1つ目は、教会コミュニティーの領域をより外に向かって広げること。2つ目は、信徒同士の交わりの輪を主日礼拝がある日曜日以外にも拡大すること。そして3つ目は、教会の敷居を低くして新来者が訪問しやすい環境を整えることだ。掲示板やブログ、写真投稿などを利用したネット上での情報交換により、信徒同士の交わりの機会が増えると考えられている。



 現在はベータ版としてサービスの提供が行われているが、すでに1万9275人のユーザーと4527の教会が会員登録をしている(07年4月21日現在)。また、サービスの使用料金は12ドルとなっている。同ウェブサイトには、「これは『クリスチャンのためのマイスペース』ではなく、『皆さんのためのマイチャーチ』です」という一文が記載されており、SNSサイト大手の「マイスペース」との違いが明確にされている。



 一方、SNS系の動画共有サイト「ユーチューブ」の仕組みをキリスト教界に導入しようとする動きも見られている。「ゴッドチューブ」(英語名:GodTube、アドレス:http://www.godtube.com)がその一例だ。「ゴッドチューブ」は、一般信徒や教会などから福音的な内容の動画を集めてネット上で無料配信するという画期的なサービスを展開している。名前とEメールアドレス、パスワードさえ登録すれば誰でも動画の投稿が可能だ。ユーチューブが「BroadcastYourself(あなた自身を放送する)」を標語として掲げているのに対し、ゴッドチューブは「Broadcast Him(イエスを放送する)」を標語として掲げており、「世界に向けて福音を宣べ伝えること」を同ウェブサイトの最大の目的としている。



 同ウェブサイトの製作者は、テレビ番組の元プロデューサーで現在はダラス神学大学に通っているクリス・ワイアット氏(38)。当初、DVDネットレンタル大手の米Netflixのキリスト教版を製作しようと試みたワイアット氏は、今年1月にゴッドチューブのサービスを開始した。以来、口コミなどでうわさが広まり、現在は一日に約5万人のユニークビジターを獲得するほどの盛況ぶりを見せている。



 投稿される動画の内容は概して福音的であり、礼拝のメッセージ、ゴスペルアーティストのライブ映像、イベント内容、牧師や教会の紹介、宣教プロジェクトの紹介、アニメーション、証しなど多岐にわたっている。一日に投稿される動画の数は約100個。動画一つあたりのクリック数は一日におよそ100前後であり、人気の高いものだと500を超える場合もある。現在最も多く視聴されている動画は約3ヶ月前に投稿された「BabyGod Book」。21日の時点で13万4194のクリック数を獲得している。そのほかにも、数万回のクリック数を獲得している動画が多数存在している。



 主に英語圏からの投稿が多いが、スペイン語にも対応している。現在はベータ版としての運営であるため、今後はサービスが多言語に拡大する可能性もある。また、投稿される動画の内容は管理者によって常に注意深く監視されており、同ウェブサイトの方針に反するものは投稿を拒否されることもあるという。



 このようなSNS系のウェブサイトを宗教界に取り入れようとする動きは決してキリスト教界に限ったものではない。すでにイスラム圏では、ムスリムスペース(アドレス:MuslimSpace.com)やイスラムチューブ(アドレス:IslamTube.com )なるものが製作されており、中東や北アフリカ、中央アジアを中心に勢力を増しつつある。



 いま、キリスト教界にもウェブ2.0時代がやってきた。「マイチャーチ」や「ゴッドチューブ」のようなキリスト教系SNSサイトを活性化させ、キリスト教圏のコミュニティーを早急に拡大することが求められている。今後の動向に注目が集まる。

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