Skip to main content
2025年11月5日16時29分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

ささきみつおの「ドント・ウォリー!」 (25)

2007年4月6日15時45分
  • ツイート
印刷
佐々木弁護士+
+

 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週日曜日朝9:30〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。今日はその第25回目です。



                                     ◇
「余裕を持とう」



 あなたは余裕を持って生活するように心掛けていますか。たとえば、時間の余裕をもって生活する。お金の余裕をもって生活する。心の余裕をもって生活する。



 私はいつも時間に追われていました。どうしても時間ギリギリになってしまうんですね。いつもハラハラ、ドキドキです。会議の時間に間に合わないんじゃないか。雑誌の記事の原稿の〆切りに間に合わない!新幹線に乗り遅れるんじゃないか。たいていはギリギリでなんとかなってホッとするのですが、時々失敗します。



 ある時、外国行きの飛行機に乗り遅れてしまいました。高いキャンセル料を払ったあげく自費で成田空港近くのホテルに泊まって翌日の料金の高い便に乗らなければなりませんでした。予定していた外国先での会議も一日ズレてしまい、皆さんからかんかんに怒られました。ふんだりけったりですね。自宅から空港へ行く時間の余裕を持たなかったため、交通渋滞にあって遅れてしまったのです。気分的にも最悪です。



 時間の余裕を持つと、多くの問題の発生を予防できますね。また、万一問題が起きても、余裕をもって解決することができます。ですから、約束の時間よりも10分でも15分でも前に約束の場所に着くように心掛けることですね。少し前に着いて近くのお店でコーヒーでも一ぱい飲めば、会議に対する心の準備も整ってうまくいくというものです。



 お金の余裕も大切ですね。仕事の予算を立てる場合に、必要な費用に加えて必ず予備費を入れておきます。何か予想外のことが起きた時に、この予備費がないと、仕事そのものが行き詰まってしまうのです。そうすると、これまでやってきたことが全部無駄になってしまうんですね。



 ある方は、ギリギリの予算で自宅の建築にとりかかりました。ところが、途中で工賃や材料費が値上がりして建築業者が値上げを要求してきました。建築業者もギリギリの予算でやっているため、注文主が値上げに応じてくれなければ工事をつづけられないのですね。ついに裁判になり3年ももめていますが、建築工事はストップしたままです。こんな時、お互いに予備費をとっておけば、建築は続行して家を完成させ、裁判は別に起こして、どちらが正しいのかを裁判所に判定してもらうことができるのですね。



 心の余裕をもつことも大切です。心の余裕、これがいちばん大切ですね。時間の余裕をもっても、お金に余裕があっても、心に余裕がなければあまり役に立ちません。いつも何かを心配していなければなりません。心に余裕があれば、時間に余裕がなくても、お金に余裕がなくても、なんとかやっていけるものです。



 ある方は夫妻で一流会社に勤めていました。まじめに働いて自宅も建てました。子供も三人生まれました。ところが夫妻共に心の余裕がないのですね。会社をリストラされたらどうしよう、定年になったらどうしよう、子供たちをまともに育てられるんだろうか、自分たちの老後はどうなるんだ。銀行には多額の預金があるのですが、いろいろなことを心配して日常の費用はできる限り切り詰めて、カツカツの生活をしてきました。



 そのうち、長男を公立小学校へ行かせるか私立にするかで夫婦の意見が対立して、お互いに口もきかなくなってしまいました。また、家の一部を修理するかしないかでもめて結論がでないままです。そのうち、奥さんがうつ病にかかって、突然長年勤めたいた会社を辞めてしまいました。そうしたら、今度は、三人の子供たちがそろって、不登校になってしまいました。家族のゴタゴタで欠勤しがちだったご主人は会社を首になって子会社へ飛ばされてしまいました。そこでは、給料はもらえるのですが、仕事が全くない窓際族です。心労のあまり胃潰瘍を患い通院治療中です。



 でも、家のローンはとっくに払い終わり、銀行には二人の退職金と預金を合わせて一億円以上もあるのです。いくら財産があっても、いくら時間があっても、心の余裕をもたないと非常に厳しい人生を歩まなければなりませんね。



                                     ◇



 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • ワールドミッションレポート(11月5日):西サハラ 砂漠の民に福音を

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 主につながり主に求めよう 万代栄嗣

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.