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ささきみつおの「ドント・ウォリー!」 (25)

2007年4月6日15時45分
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佐々木弁護士+
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 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週日曜日朝9:30〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。今日はその第25回目です。



                                     ◇
「余裕を持とう」



 あなたは余裕を持って生活するように心掛けていますか。たとえば、時間の余裕をもって生活する。お金の余裕をもって生活する。心の余裕をもって生活する。



 私はいつも時間に追われていました。どうしても時間ギリギリになってしまうんですね。いつもハラハラ、ドキドキです。会議の時間に間に合わないんじゃないか。雑誌の記事の原稿の〆切りに間に合わない!新幹線に乗り遅れるんじゃないか。たいていはギリギリでなんとかなってホッとするのですが、時々失敗します。



 ある時、外国行きの飛行機に乗り遅れてしまいました。高いキャンセル料を払ったあげく自費で成田空港近くのホテルに泊まって翌日の料金の高い便に乗らなければなりませんでした。予定していた外国先での会議も一日ズレてしまい、皆さんからかんかんに怒られました。ふんだりけったりですね。自宅から空港へ行く時間の余裕を持たなかったため、交通渋滞にあって遅れてしまったのです。気分的にも最悪です。



 時間の余裕を持つと、多くの問題の発生を予防できますね。また、万一問題が起きても、余裕をもって解決することができます。ですから、約束の時間よりも10分でも15分でも前に約束の場所に着くように心掛けることですね。少し前に着いて近くのお店でコーヒーでも一ぱい飲めば、会議に対する心の準備も整ってうまくいくというものです。



 お金の余裕も大切ですね。仕事の予算を立てる場合に、必要な費用に加えて必ず予備費を入れておきます。何か予想外のことが起きた時に、この予備費がないと、仕事そのものが行き詰まってしまうのです。そうすると、これまでやってきたことが全部無駄になってしまうんですね。



 ある方は、ギリギリの予算で自宅の建築にとりかかりました。ところが、途中で工賃や材料費が値上がりして建築業者が値上げを要求してきました。建築業者もギリギリの予算でやっているため、注文主が値上げに応じてくれなければ工事をつづけられないのですね。ついに裁判になり3年ももめていますが、建築工事はストップしたままです。こんな時、お互いに予備費をとっておけば、建築は続行して家を完成させ、裁判は別に起こして、どちらが正しいのかを裁判所に判定してもらうことができるのですね。



 心の余裕をもつことも大切です。心の余裕、これがいちばん大切ですね。時間の余裕をもっても、お金に余裕があっても、心に余裕がなければあまり役に立ちません。いつも何かを心配していなければなりません。心に余裕があれば、時間に余裕がなくても、お金に余裕がなくても、なんとかやっていけるものです。



 ある方は夫妻で一流会社に勤めていました。まじめに働いて自宅も建てました。子供も三人生まれました。ところが夫妻共に心の余裕がないのですね。会社をリストラされたらどうしよう、定年になったらどうしよう、子供たちをまともに育てられるんだろうか、自分たちの老後はどうなるんだ。銀行には多額の預金があるのですが、いろいろなことを心配して日常の費用はできる限り切り詰めて、カツカツの生活をしてきました。



 そのうち、長男を公立小学校へ行かせるか私立にするかで夫婦の意見が対立して、お互いに口もきかなくなってしまいました。また、家の一部を修理するかしないかでもめて結論がでないままです。そのうち、奥さんがうつ病にかかって、突然長年勤めたいた会社を辞めてしまいました。そうしたら、今度は、三人の子供たちがそろって、不登校になってしまいました。家族のゴタゴタで欠勤しがちだったご主人は会社を首になって子会社へ飛ばされてしまいました。そこでは、給料はもらえるのですが、仕事が全くない窓際族です。心労のあまり胃潰瘍を患い通院治療中です。



 でも、家のローンはとっくに払い終わり、銀行には二人の退職金と預金を合わせて一億円以上もあるのです。いくら財産があっても、いくら時間があっても、心の余裕をもたないと非常に厳しい人生を歩まなければなりませんね。



                                     ◇



 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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