Skip to main content
2025年7月12日22時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

ささきみつおの「ドント・ウォリー!」 (6)

2007年3月8日16時41分
  • ツイート
印刷
+
+

 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週日曜日朝9:30〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。今日はその第6回目です。



?



                                     ◇
「ボタンのかけちがい」



 さあ、会社に朝出勤だというときに、ワイシャツのボタンをかけちがえて困ったことはありませんか。さあ、パーティにお出かけというとき、ドレスのボタンのかけちがいにあわれたことはありませんか。



 ボタンをかけちがったらどうしますか?かけちがったまま出かけたら、いつまでも気持が悪いですよね。でも、もう一度全部ボタンをはずして、はじめからかけ直せばいいんですよね。急いでいる時は、イライラして、ちょっとめんどうですが、ボタンのかけ直したあとはずっと気持ちよく過ごせます。



 問題の多くは、お互いのちょっとした「気持のくいちがい」から生じます。ご主人は会社から疲れて帰ってくる時、家に着けばいつものように奥さんの笑顔とおいしい食事が待っていると期待します。ところが、一日中子育てに疲れた奥さんは、ご主人が帰ってきたらたまには子どもを預けて少し横になって休んで、外に食事に連れて行ってもらいたいと思っています。二人のこんなちょっとした「気持のくいちがい」が調整されないでいると、やがて大きな夫婦げんかになってしまうことがよくあるのではないでしょうか。



 きのうまで仲良かったのに、なんだか今日はおかしいなと気づいたら、お互いに「今日はあなたちょっと変よ、どうかしたの」「君こそおかしいじゃないか、昼間なんかあったの」と話し合ってみればいいんですね。そうすると、「なあんだそうか、それもそうだな」と理解し合うことができて、大きな問題にはなりません。お互いに親しいから当然わかり合えているものと思い込んでしまうのが、そもそもの間違いです。どんなに親しくても説明してくれなければわからないことはたくさんあるのです。



 なにか問題が起こったら、あまり深刻に考えないで、単なる「ボタンのかけちがい」じゃないかと考えてみるといいですよ。ボタンをかけ直したら、それでほとんどの問題は解決するんです。先日、ある男性から相談を受けました。10年前にお互いに愛し合って結婚してお子さんが2人いるんですが、最近は奥さんが度々ヒステリーを起こして、「別れたい、別れたい」と言って非常に困っているとのことでした。初めは超ラブラブだったのに、そんなに仲が悪くなった原因は何ですかと聞くと、「いろいろ考えたんですが、さっぱりわからないのです」と言います。



 別の日に奥さんに会って、「どうして別れたいんですか」と聞いてみました。すると、「うちの主人は、私が何年もかけて言っているのに、一日に一回しか歯を磨かないんです。それが原因です」と言うではありませんか。「ご主人が一日に一回しか歯を磨かないから離婚するんですか。ちょっと原因が小さすぎると思うのですが」と答えると、「いや、私にとっては大問題なんです。私はもともと潔癖症で、歯をちゃんと磨かない人とはキスもしたくないんです。結婚したての頃は、いつか主人が言うことを聞いて直してくれるだろうと期待して我慢していたんです。でも10年言いつづけても改善してくれない主人は、私のことを気づかってもくれないし、愛してもいないのです。もうそんな人とは一緒に暮らしたくないから、別れたいんです」と言います。



 それをご主人に伝えると、「えっ、そんなことが原因なんですか。私は一日一回ちゃんと歯を磨いていればそれで十分じゃないか、それを二回も磨けなんて、めんどうくさくて、彼女の口ぐせにしかすぎないと思い気にかけないできただけです」「じゃあ、今日から1日二回歯を磨いてみたらどうですか」「はい、わかりました。やってみます」と、その日からご主人はめんどうくさいと思いながらも一日二回歯を磨き始めました。そうしたら、奥さんの態度がガラリと変り、新婚初期のラブラブの二人に戻ったそうです。



 要するに、単なる「ボタンのかけちがい」だったんですね。



                                     ◇



 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 等身大のイエス様を信じる 万代栄嗣

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘

  • 初めの愛に戻りなさい 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(7月11日):アルファ・コース、過去最高の参加者―数百万の人々が求道

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.