Skip to main content
2025年11月8日11時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

佐々木満男・・・チャンスはいくらでもある!

2010年2月2日09時54分
  • ツイート
印刷
佐々木満男弁護士+
+

■犬も歩けば棒に当たる



 あなたは今、「ああ、なにをやってもだめだ。私はチャンスの女神から見放されたのだ」と思っていませんか。「なにをやってもだめだ」と言いますが、一体何度くらいやってみたのでしょうか。4回ですか、5回ですか。それとも、9回ですか、10回ですか。昔から、「犬も歩けば棒にあたる」とか、「へたな鉄砲、数打ちゃ当たる」と言うではありませんか。なん度もトライしているうちに、チャンスを物にできるということですね。



 私の知り合いに長年ブローカーをやってきた人がいます。もともとはサラリーマンだったのですが、リストラで10年勤めた会社を早期退職して、うまい儲け話を右から左に仲介して仲介料をとるブローカーの仕事を始めました。ところが、うまい儲け話はいくらでもあるのですが、なかなか物にできません。取引の相手方に信用されなかったり、契約寸前に他のブローカーに出し抜かれたり、途中で資金が尽きてしまったりで、なにをやってもだめでした。



 そのうち、奥さんから愛想をつかされて離婚状を突きつけられたり、家賃滞納でアパートを追い出されたり、料金未納で携帯電話がつながらなくなったり、借金した相手から厳しい取立てを受けたりで、さんざんな目にあいました。その間、「なんとかしてこの話をまとめよう」と何にでも飛びついて、トライしてみることをやめませんでした。しかし、どうしてもうまくいきません。「あいつの持ってくる話は気をつけろ。何一つまとまったことはないんだ」「あいつに金を貸すな。貸したら最後絶対に返してこないからな」と、ブローカー仲間からも警戒されるようになりました。



 でも、決してあきらめずに、彼は次から次へといろいろな案件に関わっていきました。大勢の人たちにその日その日のお金を寸借しながら、毎日さまざまな人たちと接触し続けました。こうして次第に彼の人脈が広がっていったのです。「あいつはいくら失敗してもめげない男だ」と彼の評価が上がってきました。こうして、彼は大きな案件を手がけるようになったのです。つい最近、ブローカーを始めて10年目にして、大型不動産の取引をまとめました。彼の受け取った手数料は、なんと10年勤めた会社のサラリー総額の10倍でした。10年間もまったく鳴かず飛ばずのブローカー生活でしたが、一挙に大金を手にすることができたのです。「ブローカー、三日やったらやめられない」と言われる所以ですね。



 チャンスはいくらでもあります。でも、チャンスを物にするには、あきらめることなく絶えずチャンスにチャレンジしていくことですね。



■私のモットー



 私のモットーは、「Don't Worry!! Yes, We Can! Never Give Up!」です。全能の愛の神を信じ、その神と永遠に結ばれたからには、何一つ思い煩うことはないのです。神のみ心にかなうならば、どんなことでもできるのです。神からいつも新しく力をいただいて、決してあきらめないで挑戦しつづけることができるのです。このモットーを年賀状に印刷してみなさんに送りました。友人の小濱さんは、このモットーが気に入って、Tシャツにプリントして世界中に売り出します。



 実は、私はこのモットーの正反対の性格なのです。なんでも深刻に考えて思い煩い、自分にはできないと思って尻ごみし、すぐにあきらめてしまうのです。こうして将来に対する明確なビジョンもなく、むなしい思いで生きていました。でも、「これではいけない。こんなはずはない。私の人生は、希望と喜びにあふれた、もっともっと生き生きとしたものであるはずだ」と信じて、その解決を模索してきました。



 そうしてたどり着いたのが、聖書でした。聖書のことばを通してイエス・キリストという真の神と出会い、私自身の心が180度変わりました。神ご自身に、そして神のことばに希望と喜びを見出したからです。



 「Don't Worry!!」。使徒パウロは、「神を信じる者には天国が待っている。神に従って行動すればいいんだ。この世のことは何も思い煩ってはならない!」と言って、さまざまな試練を乗り越えて福音を宣べ伝えました。



 「Yes, We Can!」。オバマ大統領は、アメリカの危機的状況の中にあって、「神を信じれば、私たちにできないことは何もないんだ!」と宣言して、国家建て直しを実行しています。



 「Never Give Up!」。チャーチル首相は、ナチス・ドイツのイギリス本土攻撃に対し、「我々は断じてくじけない。最後まで断固として戦い抜く。断じて降伏しない!」と全国民を鼓舞して、ついに勝利に導きました。これも聖書のことばです。



 チャンスはいくらでもあるのです。福音を宣教するチャンス、政治問題を解決するチャンス、戦争を勝利に導くチャンス。ただ、チャンスを物にするには、いかなる困難にも屈しない信仰(意志)の持続と、どんな犠牲をも惜しまない情熱(努力)の継続が必要なだけなのです。



 カーネル・サンダースは、ケンタッキー・フライドチキンの製法を売り込むために千件のお店を訪問しました。トーマス・エジソンは、フィラメントを発明するために一万回実験を繰り返しました。



 「一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず、人の嘲りをも恥ずべからず。万事に換へずしては、一の大事成るべからず」。吉田兼好はこう書きましたが、福音の真髄を突いています。



 本物のチャンスとは、どこかに転がっているものではありません。本物のチャンスとは、あなたが自分で作り出すものなのです。




◇



 佐々木満男(ささき・みつお):弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • ワールドミッションレポート(11月8日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(1)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • 主は生きておられる(241)カレンダーあと1枚 平林けい子

  • 主につながり主に求めよう 万代栄嗣

  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • ひと足ひと足、主にすがりて 菅野直基

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.