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コンビニエンス教会

2006年5月5日23時45分
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 教会が一般の人々にとって、街角の有りふれたコンビニエンス・ストアや吉野家のように身近に感じるようになったらどうだろうか。いつでもどこでも買い物や食事ができる便利な店のように、霊的に困窮した人があるいは罪から救われたい人が、いつでもどこでも駆けつけられる教会、「コンビニエンス教会」といえば語弊があるかも知れないが、人々がコンビニエンス・ストアに出入りするぐらい自然に教会に集まる時代が来るとしたら、天の御国到来の時代と言えるかも知れない。



 実は、日本人にとってキリスト教は馴染みの無い代物ではない。キリスト教は歴史的に深く関わっており、すでに文化の中に多くの影響を残している。ただし「宗教」「信仰」といった言葉の持つハードルの高いニュアンスのせいで、人々が深く関わることを敬遠しがちだ。しかし、キリスト教がいかに実生活に密着しており現代に違和感なく受けいれられる真理であるかを知ったならば、仏教や神道以上に一般的でベーシックな宗教になり得る。



 聖書に書かれている真理は、マナが地上から収穫されたように、地上での我々の実生活に密着している。生活と欠け離れた天に浮いたような抽象的な事柄ではない。突き詰めて知ろうとすると、すでにこの地に存在していた事であり、誰もが理に適って納得できる話だ。



 驚くことに、落語の起源は仏教の説法を民衆に分かりやすく伝えたのが始まりだったそうだ。万民に分かりやすく、伝わりやすい形を取った、その工夫には、多くの民に聞いてもらい、救いを得させたいとする愛と思いやりすら感じる。仏教が日本の伝統宗教になったのも、そういった創意工夫があっての事だろうと思う。



 現在の我々の教会ではどうだろうか。恵みある教会は新来者を受け入れるキャパシティが整っている。それは物理的な用件というよりは霊的な満足を与えることができるという事だ。特に、聖書のメッセージを伝える説教の実生活への適用が優れている。



 家庭の話、職場の話、個人の悩み、罪の苦しみ、愛に関して、全ての局面において神と人間の係わりを通した、人の実存的な姿に迫る説教があるとき、そこに漫才より面白く、ニュースより新しく、更に、生きる勇気と癒しを与えるメッセージが生まれる。そしてイエスの驚くべき恵みが何の隔たりや条件無く、ただで万人に与えられる。



 受難節、イースター(復活祭)を経て、ペンテコステ(聖霊降臨節)を向かえる時期に、イエス・キリストの十字架がもたらした事実に着目すべきだ。イエスの死が我々の命になった。至聖所の幕は破かれ、男女老若問わず罪人にも義人にも万人が聖なる神の霊をいただくことができるようになった。



 教会員が減少する教会が多い現在、教会がいかに自分のハードルを低くして、隔たりなく罪人を迎えることができるかが課題となる。無意識の内に持っている「区別されている」というパリサイ派的なスタンスを捨てなければならない。もちろん、世と妥協し世俗的になろうという話ではない。神聖な場所で「コンビニのような気軽さ」といえば異論も多いだろうが、神聖な場所だからこそ、無条件にただで与えられる恵みが際立って光るのではないだろうか。



「渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。銀を持たない者も来るがよい。穀物を求めて、食べよ。来て、銀を払うことなく穀物を求め、価を払うことなく、ぶどう酒と乳を得よ。 (イザヤ55:1)」
「神は言われる。終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る。(使徒2:17)」

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