Skip to main content
2025年5月14日18時04分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

人生の3つの関門

2005年7月15日01時07分
  • ツイート
印刷

人生には、数々の関門があり、その無数の関門を乗り越えながら成長し、生きて行くものだと思います。しかし今日は、その無数の関門ではなく、人生においてなくてはならない3つの関門について、ご一緒に考えてみたいと思います。

まず人は、聖書(バイブル)によるならば、生まれ付き罪人として生まれて来ます。もちろん、すぐに幼児洗礼を授けてもらうことが出来るかも知れませんが、みんな神を知らず、神から離れた状態の罪人としてこの世に誕生して来ます。

まず第一の人生の関門は、イエス様を主と告白して信じること、そして、洗礼を受けることです。この関門が永遠の黒と白を決めてしまうようなものです。/教会開拓の初期の頃、一人の教会員の存在が実に大きなウェイトをしめています。せっかく教会に来始めた人も、ちょっとしたことで教会に来なくなってしまうことがよくあるものです。ですから、教会に来て下さることだけで感謝して、出来るだけ無理強いをしないようにしています。しかし、ある人に、ちょっと無理に「洗礼を受けましょう。」と言って、洗礼を受けてもらったことがあります。しかし、そのことが突破口になって、この方はその日以来、著しく信仰が成長することが出来ました。これは特別な例かも知れませんが、この関門を乗り越えることによって、大きな祝福がありました。誰もがこの関門を通る必要があります。

しかし次に、第二の難関が待ち構えています。それは、家族との人間関係です。/日本でクリスチャンになる人の多くは、家族との人間関係がうまく行かないことから神を求めるようになっています。しかし、クリスチャンになったから自動的に家族との人間関係が良くなる訳ではありません。むしろ、価値観の相違がはっきりするようになって、ますます家族との関係が悪化することもありますし、教会に行くようになったことで、家族から迫害を受けるようになる場合もあります。しかし、この難関を乗り越えないならば、天国には行けますが、幸福なクリスチャン生活を送る事は出来ません。どうしたらいいでしょうか? この解決のために、例外として、家族と離れて暮らすことがいい場合もあります。しかし、通常は、キリストが罪深いままの私をありのままで愛して下さったように、その愛で、家族をありのままで愛し、赦し、和解や関係の修復に努めたいものです。この関係の回復は、キリストの愛によってのみ可能になると思います。

そして最後に、第三の関門が待ち構えています。それは、家族とよい関係が結べたらならば、さらに、その家族と同じように他者に関わって行くことです。世の中に結構多いのは、自分の家族にはとても寛容で優しいのに、一歩外に出たら、他人に厳しく接し、ケチになります。

しかし、最後の難関は、家族にキリストの愛で接するように、同じように、教会でもそうですし、隣人に対して接することです。家族には犠牲を払ったり、寛容に包み込み、惜しみない愛を注ぎますが、しかし、それと同じように他者と関わること、この関門は最大級のものです。もしこのことが実践できるようになれたら、世界で一番幸福な人となれると思います。また、聖書のほとんどを実践していることになるでしょうし、理想的なクリスチャンであろうと思います。それを愛と言うからです。しかし、「愛とは、もっと崇高な教えであり、そんな低俗のものではない」と言う人もいるかも知れませんが、もし、低俗の愛を含まない愛があるならば、どういう愛なのでしょうか? 家族と仲が悪く、隣人に無感心で、自分の利益だけを求めながら、口や表面だけで愛してるように見せかけたとしても、それは実体のない愛でしょう。

私たちが、この3つの人生の関門を乗り越えて、愛に生きるようになれたならば、人生の成功者だと思います。もしかしたらその人は、お金や地位や名誉はあまりないかも知れません、しかし、誰にも負けない幸福な人生を歩んでいるはずです。/ある人が世の中の大成功者を調べて、その共通点を見出しました。それは、奥さん(連れ合い)と仲がいいことだそうです。これは、10人中10人だそうです。しかし、もちろん、奥さん(連れ合い)と仲が悪く、浮気をしていたり、関係が冷え切って家庭内別居をしているような人でも、一時的には成功できても、それは長続きしないようですし、成功はしているようですが、バランスの悪い成功だと思います。世の中の成功者は、上に行くほど程孤を感じるものです。そして、家に帰ってきても家庭が壊れていたら心が休まる場所がないですし、空しいものだと思います。また、家庭で出来ないことを、他の人に出来たとしても、それは単に、外面がいいだけです。二重の生き方はどこかで破綻を来します。

ですから、この3つの人生の関門をバイパスしないで、一つ一つクリアしながら幸福な人生を歩んでいきましょう。「僕の(私の)人生は、これで良かった。最高だった。」と言えるような人生を共に歩ませて頂きましょう。祝福をお祈り致します。

◇菅野 直基(かんの なおき)=新宿福興教会牧師

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(226)聖書と考える「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(3)コヘレトの探求 臼田宣弘

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.