Skip to main content
2026年7月18日20時37分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(6月2日):ケニア 絶望の夜に響き渡る希望の電波

2026年6月2日22時33分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:ケニア
ワールドミッションレポート(6月2日):ケニア 絶望の夜に響き渡る希望の電波+
ケニアの農村(写真:Masai29)

今年、アフリカ東部のケニア各地が記録的な豪雨による凄惨な洪水被害に見舞われた。今年は雨季が例年より早く訪れ、政府やインフラの備えが追いつかないまま、鉄砲水が村々をのみ込んだ。

ケア・インターナショナルの報告によれば、7万人以上が避難を余儀なくされた。100人以上の尊い命が失われ、数千エーカーの農地が破壊された。多くの人々が家屋や家畜、大切に育ててきた農作物を一瞬にして失ってしまった。主要な道路や橋といった生活インフラは濁流によって完全に寸断され、数え切れないほどの人々が孤立状態に陥った。

しかし、物理的な道が全て閉ざされ、救援物資のトラックさえも近づくことができないこの絶望的な暗闇の中で、決して遮断されることなく被災者の心に直接届き続けているものがあった。それは「電波」である。

ケニア全土で活動するキリスト教メディア機関「トランス・ワールド・ラジオ(TWR)ケニア」およびその系列である「SIFA FM」のラジオ局は、この未曾有の災害のただ中で、被災者に向けた希望の放送を流し続けたのだ。

TWRケニアの総主事であるンジョキ・チェゲ氏は「この悲惨な状況下で、もし私たちが希望を語らなければ、人々は完全に諦めてしまうでしょう。私たちは、彼らに希望を語りかけるという重い責任を感じています」と語った。

彼らは、通常の聖書教育番組に加え、洪水の安全対策や気候変動への意識啓発といった実用的な情報も放送した。しかし、彼らの最も重要な任務は、絶望のどん底にある人々に「神を信頼し、自分たちにできることを行いつつ、全てを神に委ねる」という聖書的な教訓と希望を届けることだ。

停電の続く被災地であっても、乾電池や手回し式発電の小さなラジオ一つあれば、ラジオ越しに届くメッセージで力強い祈りと励まし、希望の賛美歌を受け取ることができた。泥水に囲まれ、不安で眠れない夜を過ごす人々に、どれほど大きな勇気を与えたかしれない。

さらに、TWRケニアのチームメンバーの多くは自らも、政府が「困難な地域」と指定する過酷な環境に住みながら、励ましを送信し続けた。当時、彼らはメディアを通じた霊的な支援だけでなく、通常は行っていない食糧の直接配給にも踏み切った。

「人々は基本的な食糧や日用品すら欠いていたからです」とチェゲ氏は言う。これは、いかなる自然の猛威も神の愛のメッセージと具体的な行動を押し流すことはできないという、災害時における包括的なメディア宣教の神髄を示す力強い証しである。ケニアの人々は、財産や愛する者を失ったが、決して絶望に支配されなかった。彼らは神の恵みによって立ち直り、力強く前進したのだった。

あなたが水の中を過ぎるときも、わたしは、あなたとともにいる。川を渡るときも、あなたは押し流されず、火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。(イザヤ43:2)

主の御言葉はいつも力強い。特に困難の中にいる人々には、なおそうである。

未曾有の洪水被害に苦しむケニアのために祈ろう。家や家族を失い、インフラの破壊によって今も苦しむ被災者に必要な物資が届けられ、安全と健康が完全に守られるように。突如の災害によって日常が破壊された人々に寄り添い、希望のともしびを燃やし続けているTWRケニアとSIFA FMのスタッフたちに、主の知恵と特別な恵みが与えられるように。

そして、ラジオから流れる賛美と御言葉が、絶望のどん底にある人々の魂を力強く引き上げ、キリストの愛という決して揺るがない岩の上に彼らの人生が再建されるように祈っていただきたい。

■ ケニアの宗教人口
プロテスタント 56・8%
カトリック 21・5%
英国教会 8・9%
正教 0・8%
土着宗教 7・2%
イスラム 8・3%
ヒンズー 0・4%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ケニア
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(6月1日):エチオピア 複雑化する迫害の構図─紛争とアイデンティティーの狭間で

  • ワールドミッションレポート(5月31日):太平洋諸島 母語で語りかける神の言葉─現地教会主導の聖書翻訳の波

  • ワールドミッションレポート(5月30日):インドのモンパ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(5月29日):盲ろう者に聖書を届ける新しい光─「漢字」がヒントに

  • ワールドミッションレポート(5月28日):スリナム 精霊信仰を打ち破る聖なる風

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • ワールドミッションレポート(7月17日):スリランカ 仏教ナショナリズムの波と経済危機─分断された島国で「和解の架け橋」となる教会

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 日本YMCA同盟、カリタスジャパン、日本基督教団 ベネズエラ地震の緊急支援募金開始

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.