Skip to main content
2026年7月18日12時04分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(5月31日):太平洋諸島 母語で語りかける神の言葉─現地教会主導の聖書翻訳の波

2026年5月31日19時26分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:聖書翻訳
ワールドミッションレポート(5月31日):太平洋諸島 母語で語りかける神の言葉─現地教会主導の聖書翻訳の波+
パプアニューギニアの首都ポートモレスビー郊外にあるハヌアバダ村(写真:Stephen Codrington / CC BY 2.5)

広大な海に無数の島々が点在するのが太平洋諸島の地域だ。パプアニューギニアだけでも840以上の言語が存在し、それら全てに神の言葉を届けることは途方もない挑戦であった。何十年もの間、聖書翻訳は「西洋からその他の世界へ」というパターンに従い、外部からやって来た宣教師たちが主導する「外国のプロジェクト」であった。

しかし今、太平洋の島々を発信源として、宣教の歴史を塗り替えるような全く新しい波が力強く起きている。地元の教会や牧師、コミュニティーのリーダーたちが「もはや海外からの助けを待つことはしない」と自ら立ち上がり、聖書翻訳を自分たち自身の使命として担い始めているのだ。

この劇的なパラダイムシフトの根底にあるのは、国境や教派の壁を越えた熱烈な祈りである。パプアニューギニア、オーストラリア、近隣の島々の信者たちが、残された全ての言語に聖書が届くようにと心を一つにして祈り求めた。その結果、教派を超えた教会同士が手を取り合い、互いに訓練し合い、責任を分かち合うという美しい連帯が生まれたのである。

彼らの翻訳アプローチは非常に実践的で、人々の心に直接響く工夫に満ちている。例えば、海と共に生きる沿岸部の村々では「イエスが嵐を静める物語」から翻訳を始める。海の威力を誰よりも知る漁師たちは、自分たちの母語(心の言語)でその物語を聞いたとき、深くうなずき、キリストの権威に畏れを抱く。聖書はもはや海の向こうから来た遠い宗教の書物ではなく、彼ら自身の人生に直接語りかける個人的な神の言葉となるのだ。

この地元主導のムーブメントは、信じられないほどのスピードで太平洋全域へと波及している。バヌアツでは新たに25の言語で翻訳が開始され、「御言葉を持たない言語がなくなる」というかつては不可能と思われていた瞬間に手が届きつつある。フィジーやソロモン諸島もこれに続き、さらには現地の「手話」の翻訳プロジェクトさえも動き出した。

かつて「自分の奉仕の季節はもう終わった」と考えていた年配のセシリア・レガニ姉妹も、同胞の人々が母語で神の声を聴けるようにと、翻訳チームを率いて、今も力強く最前線に立っている。わずか1年半という短い期間で地域の風景を一変させたこのうねりは、人間の緻密な戦略によるものではなく、間違いなく神の霊が巻き起こした波なのである。

島々もそのおしえを待ち望む。(イザヤ42:4)

イザヤ書にあるように、今や島々は、現地の人々の熱意によって後押しされ、母語でその教えを聞くようになったのだ。

太平洋諸島で起きている、現地教会主導の聖書翻訳の働きのために祈ろう。セシリア姉妹のような地元の翻訳者たちに、御言葉を正確に、そして文化に根ざした形で訳出するための聖霊の知恵と導きが豊かに与えられるように。海辺の村々や山奥の部族の人々が、初めて自分たちの母語で語りかける神の言葉によって、魂が深く揺さぶられ、弟子として変えられていくように。そして、島々の全ての言語で、主なる神が力強く賛美される日が速やかに訪れるよう、祈っていただきたい。

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:聖書翻訳
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(5月30日):インドのモンパ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(5月29日):盲ろう者に聖書を届ける新しい光─「漢字」がヒントに

  • ワールドミッションレポート(5月28日):スリナム 精霊信仰を打ち破る聖なる風

  • ワールドミッションレポート(5月27日):コンゴのモノ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(5月26日):メキシコ カンクンのリゾートビーチでひざまずく若者たち

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • ワールドミッションレポート(7月17日):スリランカ 仏教ナショナリズムの波と経済危機─分断された島国で「和解の架け橋」となる教会

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 日本YMCA同盟、カリタスジャパン、日本基督教団 ベネズエラ地震の緊急支援募金開始

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.