Skip to main content
2026年7月18日20時37分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(3月1日):アフガニスタン タリバン政権下の「違法」な教会②

2026年3月1日21時19分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:アフガニスタン
ワールドミッションレポート(3月1日):アフガニスタン タリバン政権下の「違法」な教会②+
2020年当時の大統領府(写真:米国防総省)

2021年8月、米軍の突然の撤退。それはアフガニスタンのキリスト教徒にとって、悪夢の始まりだった。(第1回から読む)

「朝起きると、世界が変わっていました」。元ムスリムのキリスト教徒ラマザン・ラフィーは、タリバンがカブールを制圧した日のことを振り返る。「タリバンが進駐してきたときは、映画のような大混乱でした」

彼は妻と子どもたちを抱きしめ、キスをし、「今日が私たちにとって最後の日になるかもしれない」と告げた。彼らは直ちに携帯電話やパソコンから、キリスト教に関する全てのリソースを削除した。デジタルデータ一つが、死刑執行の証拠となるからだ。

ある牧師が車で彼らを迎えに来たが、どこへ逃げればいいのか誰にも分からなかった。空港へ向かったが、自爆テロの爆発により、出国は阻まれた。それから36日間、彼らは当局の追跡を逃れ、隠れ家を転々とする逃亡生活を余儀なくされた。

「最後の米軍機が飛び去ったとき、『これで終わりだ。神は私たちがここで死ぬことを望んでおられる』と思いました」

絶望の中で彼が祈ったのは、助かることではなく、慈悲深い死に方だった。「主よ、タリバンが私たちを捕らえるとき、私だけを殺して妻子を連れ去るようなことがありませんように。どうか、私たち全員を一度に撃ち殺してください」

女性や子どもが奴隷とされるよりは、一思いに殺された方が苦しみが少ないと思ったのだ。それほどまでに彼らにとっては極限の状況だった。

押しつぶされそうな不安と恐怖の中で、ラマザンは祈り、神と格闘した。しかし驚くべきことに、神はその混沌の中で彼に不思議な平安を与えたという。36日目のこと、突如としてセキュリティーチームが現れ、彼らを車に乗せて北部国境へと向かった。

9つの検問所を奇跡的に通過し、その後、彼らはカタール行きの飛行機に乗り、無事に脱出したのである。カタールのドーハの地を踏んだとき、ラマザンは思わず詩篇18篇を口ずさんでいた。「主はわが巌(いわお)、わが砦(とりで)、わが救い主……」

ラマザンや多くの兄弟姉妹は国外へ脱出したが、今もアフガニスタンには多くの信者が残り、地下深く息を潜めて信仰を守っている。「アフガニスタンでキリスト者であることは、かつてないほど危険です。しかし、それでも人々はキリストのもとに来ています」

そう語るのは、宣教団体ラディカルのジェイミー・ディーン氏だ。「聖霊がただ、動いておられるのです」

タリバン政府は「国内にキリスト教徒はいない」と宣言している。しかしその足元で、教会は確かに生きている。冷酷な恐怖支配といえども、人の心にともった福音の喜びと光を消すことはできない。

アフガニスタンのために祈ろう。地下に潜る兄弟姉妹が、神の超自然的な守りによって隠されるように。恐怖の中にある彼らに、聖霊の慰めと励ましが豊かに注がれるように。そして、ラマザンのように国外へ逃れた難民たちが、それぞれの場所で宣教の器として用いられるように祈っていただきたい。

<<前回へ

■ アフガニスタンの宗教人口
イスラム 99・85%
キリスト教徒 0・05%
ヒンズー 0・01%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:アフガニスタン
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(2月28日):アフガニスタン タリバン政権下の「違法」な教会①

  • ワールドミッションレポート(2月27日):中央アフリカ共和国のムバティ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(2月26日):コロンビア キリスト教大国に潜む死の影─犯罪組織と伝統という2つの迫害

  • ワールドミッションレポート(2月25日):中国 バック・トゥ・エルサレム─止められない宣教の波③

  • ワールドミッションレポート(2月24日):コンゴのムバンザ族のために祈ろう

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月18日):エチオピア 傷ついたティグレの地─飢餓とがれきの中での平和への祈り

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(13)高価な真珠を探す商人のたとえ 白畑司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(287)聖書と考える「さよならノワール」

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.