印刷日テレで放送中の【姉妹の関係性】を描く、ドロドロとしたドラマです。出演は、姉の夫役で瀬戸利樹さん、二人の父役で神保悟志さん、母役が山下容莉枝さん、そして姉役が吉谷彩子さんで妹役が浅川梨奈さんのＷ主演です！！
正直、最初にも言いましたけれど、仲が良くて休日は二人でお買い物に行ったり、連休には温泉地に「女子旅」に出かけたりするような姉妹のドラマじゃなく、本当、最悪な姉妹の関係性！！ もう言っちゃいますけれど、浅川さん演じる妹の志保が〔最低妹〕で、姉の幸せを願わない・・・ならまだしも、裏では姉の不幸を願い、行動し、生きているわけです。
吉谷さん演じる姉の景子に、表面的には優しく接しながら・・・（それだけじゃなく、なんとこの最低妹は、瀬戸さん演じる姉の夫・信一と・・・！？）まぁ、そういうドラマです。心からは推薦しませんけれど、どうしても気になる方は火曜２４時２４分です。
さてこのドラマ、【最悪な関係の姉妹】を描いているわけですけれど、世界のベストセラー聖書にも【最悪な関係の姉妹】が登場します！ 姉の名は、レア。そして、妹の名はラケルです。旧約聖書の創世記２９章から登場する姉妹なのですが、ちょっと普通の姉妹じゃない、普通の姉妹関係じゃないことが明らかです。
なんと、姉と妹、両方とも同じ男性と結婚しています。しかも、姉が亡くなったから、じゃあ私が嫁ぎますとかじゃない。妹が幼い子どもたちをのこして早世してしまったから、自分が・・・とかでもない。姉も妹も、同時に（ちょっと時間差はありましたが）、同じ男性の妻になったのです！！
そんな二人の姉妹の関係性が良いわけなく、悪いものであったと聖書は記述しています。一方は、夫に愛されていました。で、妹は姉に嫉妬し、姉は「夫を妹が取った」と発言し、妹いわく二人は死に物狂いの争いをしたそうです。
皆さん。聖書って、こういうドロドロとした【最悪な姉妹関係】も赤裸々に描いているんです。何も、アハハウフフの夫婦関係だけとか、お互い家を出ても親友のような姉妹関係だけとかを記述している・・・わけじゃない！！
この夏、夏休み、お盆休み、世界で一番読まれている、そして世界で一番ドラマチックな本・聖書を読んでみませんか。こちらは、心からお薦めします！！
「ラケルは自分がヤコブに子を産んでいないのを見た。ラケルは姉に嫉妬し、ヤコブに言った。『私に子どもを下さい。でなければ、私は死にます。』」（創世記３０：１）
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お知らせ
現在、筆者・篠原元の連載小説『追う者』が、エブリスタなどで掲載中です（４サイト）。小学生時代の事件で心身に大きな傷を負い、母を早くに亡くし、絶望の底から、夜（闇）の世界に足を踏み入れた女性【主人公】の回復の物語です。あわせてこちらもどうぞ。
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