Skip to main content
2025年7月7日07時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

スモールグループと教会成長(後編)スモールグループを成長させるための4つのポイント

2023年8月27日16時14分
  • ツイート
印刷
関連タグ:スモールグループ弟子訓練ジャカルタ・プレイズ・コミュニティー・チャーチ(JPCC)ライブチャーチ寸座
スモールグループと教会成長(後編)スモールグループを成長させるための4つのポイント+
「ワーシップ&リーダーシップ・カンファレンス」の分科会「スモールグループと教会成長」の様子=15日、ライブチャーチ寸座(静岡県浜松市)で(写真:ライブチャーチ寸座提供)

静岡県浜松市のライブチャーチ寸座を会場に、14日から16日にかけて「ワーシップ&リーダーシップ・カンファレンス」が開催された。カンファレンスには、ヒルソング教会やインドネシアのジャカルタ・プレイズ・コミュニティー・チャーチ(JPCC)のリーダーたちがゲストとして参加。15日の「スモールグループと教会成長」をテーマにした分科会では、JPCCのゲア・デナンダ牧師とリブカ・ユスフ・ルクマン牧師が、弟子訓練やスモールグループの運営方法について語った。(前編はこちら)

弟子訓練の4つのステージと3つの要素

リブカ牧師に続いて再び話をしたゲア牧師は、イエスが行った弟子訓練には、以下の4つのステージがあると説明。徐々にイエスの働きに対する関わりが大きくなり、イエスとの距離が近づいていくことを語った。

  1. 「来て、見なさい」(ヨハネ1:35~46)
  2. 「来て、ついてきなさい」(マタイ4:19、マルコ1:16~18)
  3. 「来て、私と共にいなさい」(マルコ3:13~14)
  4. 「私のうちにとどまりなさい」(ヨハネ15:5、7)

また、変化を生み出す弟子訓練の3つの要素として、1)聖書の言葉、2)聖霊の力、3)コミュニティーを挙げた。特に3番目のコミュニティーについては、人は一人では成長することができないとして、聖書で学んだことを実践する場として、意図的にコミュニティーを築いていくことの大切さを語った。

スモールグループを成長させるための4つのポイント

弟子訓練について語った後、ゲア牧師は、スモールグループの運営方法について話した。開拓から20年で3万人の教会員を抱えるメガチャーチへと成長したJPCCには、現在2千近いスモールグループがあり、教会員の6割はいずれかのスモールグループに参加しているという。また、教会で奉仕している場合は、いずれかのスモールグループに必ず参加する必要があり、JPCCではそれだけスモールグループを重要視しているという。

一方、スモールグループの運営方法はJPCCの方法をまねる必要はなく、それぞれの教会の状況や時期に合わせた独自のものであるべきだとゲア牧師。しかし、これまでの経験から、幾つかのポイントが重なり合ったときに成長を見ることができたとし、スモールグループを成長させるための4つのポイントについて語った。

1つ目は、定期的に開催すること。ペースはそれぞれの都合に合わせて、毎週でも、隔週でもいいが、定期的に会うことが重要だという。これは、参加者との関係を築くために時間が必要だからだ。

2つ目は、教会が提示するガイドやプランに従って進めること。話すトピックが何も決まっていなければ、毎回のスモールグループを導くのはなかなか難しい。ガイドやプランがあり、何を話すかが決まっていれば、リーダーの重荷も軽くなる。JPCCでは、各スモールグループのリーダーに毎週資料が配られるようになっているという。

また、スモールグループは日曜日の礼拝のミニチュア版ではないとし、証しをし、質問をし、御言葉について分かち合う場だと説明。JPCCのスモールグループで用いているガイドライン「5つのC」を紹介した。5つのCとは、Connect(互いにつながる)、Celebrate(良いことがあれば祝い、神に感謝する)、Coach(日曜日のメッセージを基に話し合う)、Communicate(教会のイベントや奉仕の必要などを案内する)、Care(共に祈る)で、リーダーはこのガイドラインに沿ってスモールグループを導いているという。

3つ目は、リーダーが事前に準備をすること。そして4つ目は、スモールグループのため、また自分のために祈ることだ。ゲア牧師は、この4つのポイントを押さえれば、どのスモールグループも良いものになっていくと語った。

スモールグループを始めて1年、なかなかうまくいかない・・・

質疑応答では、スモールグループを始めて1年になるが、困難を覚えているという男性がアドバイスを求めた。男性は、100人ほどの教会で、中学生から大学生までの若者が集うスモールグループを導いている。しかし、聖書もあまり読まず、親が行くから教会に来ているという若者が多く、なかなかリーダーになるような人がいない状況だという。

10年ほどユースを担当してきた経験があるゲア牧師は、「全く同じものを見てきました」と共感。若者を導くことは、大人に比べエネルギーも時間も必要で大変であることを語った。その上で、若者に必要なのは、手本と関係だとアドバイスした。

若者にとっての手本とは、憧れの人のこと。ゲア牧師は、友人が書いた修士論文を紹介しつつ、若者は時代が変わっても手本を求めていると話した。また、JPCCもユースの働きは全くのゼロからのスタートだったが、積極的に若者たちと関係を築いていったことを語った。

JPCCで行った具体的な工夫としては、ユース向けのスモールグループを行う曜日を変更したことを紹介した。ジャカルタの子どもたちは、平日は学校や塾で忙しく、土曜日は自由にできる唯一の曜日。友達と遊びに行ったり、ショッピングに行ったりと、スモールグループにとっては「競争相手」が多い曜日だった。

そこで、もともとは土曜日に行っていたユース向けのスモールグループを、日曜日の礼拝の一部に組み込んだという。全部で90分ある時間のうち、45分を礼拝に、45分をスモールグループに割り振ることで、子どもたちが参加しやすいようにしたのだ。また、教会ではそれぞれの若者をメンターと組み合わせたり、友達を作りやすいようにしたりする工夫もした。

さらに、親との連携を強化したことも有効だったという。教会で子どもたちと触れられる時間は限られている。それに比べ、親が子どもに接する時間は非常に長く、影響力も大きい。かつては、教会が話していることと、親が話していることが違うということもあったが、親との連携を強化したことで、そうしたことも解消されたという。

最後には、「子どもは関係をつくるのに時間がかかります。本当に自分のことを思っているのか、試したい世代です」と言い、「だから頑張って」と男性を励ました。

<<前編へ     次の記事へ>>

■ ワーシップ&リーダーシップ・カンファレンス:(1)(2)(3)(4)

関連タグ:スモールグループ弟子訓練ジャカルタ・プレイズ・コミュニティー・チャーチ(JPCC)ライブチャーチ寸座
  • ツイート

関連記事

  • スモールグループを導くポイント 1400のグループまとめる牧師が講演

  • リーダーシップの継承はなぜ難しいのか ヒルソング教会のメインキャンパス牧師が講演

  • 「立ちなさい、さあ行くのです」 ヒルソング教会とJPCCのリーダーらが講演

  • 一人が一人を導いたら 大阪J-House教会、伝道弟子訓練用テキスト2冊出版

  • 次のステップに進む「アズベリーリバイバル」 チーム組んで学外に証し、スモールグループで弟子訓練

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • ワールドミッションレポート(7月6日):タイ 麗しきかな、良き知らせを告げる者の足は

  • ワールドミッションレポート(7月7日):カメルーンのラカ族のために祈ろう

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 聖書のイエス(12)「初めに、ことばがあった」 さとうまさこ

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.