Skip to main content
2025年12月3日14時57分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 世界宣教祈祷課題
世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(8月27日):ドイツ

2023年8月27日16時04分 執筆者 : 奥山実
  • ツイート
印刷
関連タグ:ドイツ

ドイツの家の教会ネットワーク「ドイツホープ」の家の教会数は、現在推定1000以上だという。2017年には500を超えたが、もはや数を数えるのをやめたそうだ。さらに際立っているのは、人々のほとんどが新しい信者だということだ。

なぜこのような目覚ましい成長が起こったのか。ドイツホープの創設者マーカス・ローズ氏は「理由はたくさんあります。私がいつも挙げるのは、小さくあり続けることをやめなかったということです」と言う。

「なぜ人々はいつも『あなたの周りの成長の秘訣は何ですか』と聞くのか不思議です。私は決まってこう答えます。『おそらく最も重要なことは、自分自身にそのような質問をしないことです!』私は、個人の生活における信仰的成長こそが、教会としての成長に必要な基盤であると考えています。第一ヨハネ2:12〜14によると、キリスト者の歩みとは、やがて自分の子どもを持つ父親になることを期待されている新生児の歩みのようなものです。それは、キリストにあってその御言葉と御霊において強くなることです。あなたが求めている答えを、この世の教えから得るべきではありません」

「そのようにして軌道に乗る人々を励まし、時間、賜物、財源を投入して共に行動する継続的なプロセスなのです。リーダーシップの最も重要な部分は、ただ観察することにあります。つまり、人々が何をすでに神から得ているのか、同じようなビジョンを持つ人々をどのように結び付けることができるのかを観察することなのです」

ローズ氏自身は、共産主義の東ドイツで育ち、15歳の時にキリストと個人的に出会った。1989年に壁が崩壊したとき、まだ10代だったにもかかわらず、彼は学校に連絡を取り、共産主義のカリキュラムの授業をイエスの教えに置き換えることに興味があるかを尋ねた。これによって多くの扉が開かれ、30のハウス・チャーチが設立されたのだ。

当初、ローズ氏はヨナのように逃げていたが、タイで「教会はその国で最も進歩的な機関であり、キリストにある新しい人々として売春婦と大富豪を集め、変容させる力を持つ」ことを発見した。

2000年ごろ、彼はドイツに戻った。帰国以後は、表舞台で働くのではなく水面下での働きに身を置き、未信者とつながり、彼らをキリストの道へと導き、弟子化するようにと、神の明確な指示を受けた。東ドイツは文化的に無神論であり、福音に対してほとんど無関心であった。彼にとっては大きなチャレンジだった。

ベルリンでの最初の3カ月で、神はローズ氏に、一握りの若者が洗礼を受けるというきっかけを与えた。ローズ氏は「答えに至る公式はありません。私は単に出会った人々とつながり、純粋に彼らに関心を示し、自分は教会を建てるためにベルリンに来たことを伝え、彼らが関係を続けることに前向きであれば、電話番号をもらってフォローアップしたのです」と述べた。

するとすぐに、ドイツの他の幾つかの都市にネットワークが広がった。ローズ氏は当初から、彼のビジョンは全ての地域とサブカルチャーで共同体が始まるのを見ることで、神がドイツから1万人の宣教師を起こされることだと伝えていた。

このネットワークでは2010年以降、ローズ氏が「使徒的パターン」と呼ぶものを開発してから、物事が一気に進み始めた。

「神は私たちに、ドイツを90分で到達できる地域に分けるよう指示されました。それは、ドイツ人が土曜日に車で出かけたり、電車に乗ったりして90分かけてある場所に行き、そこでアウトリーチをして人々を指導し、イベントや何かを企画し、病人のために祈り、スポーツをし、家族旅行にすることができるというものでした。これは、人々があえてすることであり、ごく自然に感じられることなのです」とローズ氏は語る。

ローズ氏はまた、新しい信者が「霊的計画の3つのステップ」と呼ぶものに集中するのを助けた。

  1. 神に尋ねる。神があなたの人生に、あなたの人生を通してあなたの周りの世界に、確立させたいと望んでおられる特質を求める。
  2. そのことに確信が持てるなら、自分のリソース(時間、お金)のうち、どれくらいをそのことに投資すべきかを神に尋ねる。
  3. そして、具体的にどのプロジェクトに投資すべきかを神に尋ねなさい。

「こうすることで、神が自分に何を望んでおられるかを、人々が絶えず神に尋ねる空気が生まれます。教会が期待することでもなく、他人が望むことでもなく、神が言われることをするのです」

使徒的な使命を持つ新しい信者たちは、他の地域や国でも同じようなプロセスを始めるために個人的なコーチングを受ける。こうして増殖が起こるのだ。

ローズ氏の今後のビジョンは、100の使徒的チームを立ち上げ、支援することにある。各チームは100の家の教会を支援することができ、自分たちだけでは決して到達できない人々に到達することができるという。

目下、世界的な教会成長のエンジンは、既存の在り方にとらわれない家の教会運動と弟子化が中心になっている。ドイツのような先進国でも同様のパターンが見られるのは非常に興味深い。

弟子が弟子を生み、リーダーがリーダを生み、教会が教会を生み出すサイクルの確立が大きな鍵なのだろう。ドイツの家の教会の弟子化運動が、なお拡大するように祈っていただきたい。

■ ドイツの宗教人口
プロテスタント 32・4%
カトリック 30・6%
英国教会 0・1%
正教会 1・9%
無神論者 30・5%
イスラム 4・4%
ユダヤ教 0・3%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ドイツ
  • ツイート

関連記事

  • 世界宣教祈祷課題(8月26日):グアム

  • 世界宣教祈祷課題(8月25日):グアテマラ

  • 世界宣教祈祷課題(8月24日):台湾

  • 世界宣教祈祷課題(8月23日):エリトリア

  • 世界宣教祈祷課題(8月22日):セルビア

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(8)御言葉により与えられる安息 加治太郎

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(255)聖書と考える「ふたりエスケープ」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 東京・銀座で牧師がトーク&ライブ「メリエストクリスマス2025」 12月25日

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 主からの “いのちの水” を獲得しよう 万代栄嗣

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.