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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(8月27日):ドイツ

2023年8月27日16時04分 執筆者 : 奥山実
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関連タグ:ドイツ

ドイツの家の教会ネットワーク「ドイツホープ」の家の教会数は、現在推定1000以上だという。2017年には500を超えたが、もはや数を数えるのをやめたそうだ。さらに際立っているのは、人々のほとんどが新しい信者だということだ。

なぜこのような目覚ましい成長が起こったのか。ドイツホープの創設者マーカス・ローズ氏は「理由はたくさんあります。私がいつも挙げるのは、小さくあり続けることをやめなかったということです」と言う。

「なぜ人々はいつも『あなたの周りの成長の秘訣は何ですか』と聞くのか不思議です。私は決まってこう答えます。『おそらく最も重要なことは、自分自身にそのような質問をしないことです!』私は、個人の生活における信仰的成長こそが、教会としての成長に必要な基盤であると考えています。第一ヨハネ2:12〜14によると、キリスト者の歩みとは、やがて自分の子どもを持つ父親になることを期待されている新生児の歩みのようなものです。それは、キリストにあってその御言葉と御霊において強くなることです。あなたが求めている答えを、この世の教えから得るべきではありません」

「そのようにして軌道に乗る人々を励まし、時間、賜物、財源を投入して共に行動する継続的なプロセスなのです。リーダーシップの最も重要な部分は、ただ観察することにあります。つまり、人々が何をすでに神から得ているのか、同じようなビジョンを持つ人々をどのように結び付けることができるのかを観察することなのです」

ローズ氏自身は、共産主義の東ドイツで育ち、15歳の時にキリストと個人的に出会った。1989年に壁が崩壊したとき、まだ10代だったにもかかわらず、彼は学校に連絡を取り、共産主義のカリキュラムの授業をイエスの教えに置き換えることに興味があるかを尋ねた。これによって多くの扉が開かれ、30のハウス・チャーチが設立されたのだ。

当初、ローズ氏はヨナのように逃げていたが、タイで「教会はその国で最も進歩的な機関であり、キリストにある新しい人々として売春婦と大富豪を集め、変容させる力を持つ」ことを発見した。

2000年ごろ、彼はドイツに戻った。帰国以後は、表舞台で働くのではなく水面下での働きに身を置き、未信者とつながり、彼らをキリストの道へと導き、弟子化するようにと、神の明確な指示を受けた。東ドイツは文化的に無神論であり、福音に対してほとんど無関心であった。彼にとっては大きなチャレンジだった。

ベルリンでの最初の3カ月で、神はローズ氏に、一握りの若者が洗礼を受けるというきっかけを与えた。ローズ氏は「答えに至る公式はありません。私は単に出会った人々とつながり、純粋に彼らに関心を示し、自分は教会を建てるためにベルリンに来たことを伝え、彼らが関係を続けることに前向きであれば、電話番号をもらってフォローアップしたのです」と述べた。

するとすぐに、ドイツの他の幾つかの都市にネットワークが広がった。ローズ氏は当初から、彼のビジョンは全ての地域とサブカルチャーで共同体が始まるのを見ることで、神がドイツから1万人の宣教師を起こされることだと伝えていた。

このネットワークでは2010年以降、ローズ氏が「使徒的パターン」と呼ぶものを開発してから、物事が一気に進み始めた。

「神は私たちに、ドイツを90分で到達できる地域に分けるよう指示されました。それは、ドイツ人が土曜日に車で出かけたり、電車に乗ったりして90分かけてある場所に行き、そこでアウトリーチをして人々を指導し、イベントや何かを企画し、病人のために祈り、スポーツをし、家族旅行にすることができるというものでした。これは、人々があえてすることであり、ごく自然に感じられることなのです」とローズ氏は語る。

ローズ氏はまた、新しい信者が「霊的計画の3つのステップ」と呼ぶものに集中するのを助けた。

  1. 神に尋ねる。神があなたの人生に、あなたの人生を通してあなたの周りの世界に、確立させたいと望んでおられる特質を求める。
  2. そのことに確信が持てるなら、自分のリソース(時間、お金)のうち、どれくらいをそのことに投資すべきかを神に尋ねる。
  3. そして、具体的にどのプロジェクトに投資すべきかを神に尋ねなさい。

「こうすることで、神が自分に何を望んでおられるかを、人々が絶えず神に尋ねる空気が生まれます。教会が期待することでもなく、他人が望むことでもなく、神が言われることをするのです」

使徒的な使命を持つ新しい信者たちは、他の地域や国でも同じようなプロセスを始めるために個人的なコーチングを受ける。こうして増殖が起こるのだ。

ローズ氏の今後のビジョンは、100の使徒的チームを立ち上げ、支援することにある。各チームは100の家の教会を支援することができ、自分たちだけでは決して到達できない人々に到達することができるという。

目下、世界的な教会成長のエンジンは、既存の在り方にとらわれない家の教会運動と弟子化が中心になっている。ドイツのような先進国でも同様のパターンが見られるのは非常に興味深い。

弟子が弟子を生み、リーダーがリーダを生み、教会が教会を生み出すサイクルの確立が大きな鍵なのだろう。ドイツの家の教会の弟子化運動が、なお拡大するように祈っていただきたい。

■ ドイツの宗教人口
プロテスタント 32・4%
カトリック 30・6%
英国教会 0・1%
正教会 1・9%
無神論者 30・5%
イスラム 4・4%
ユダヤ教 0・3%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ドイツ
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