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リック・ウォレン牧師、「女性牧師」容認に至る根拠となった3つの聖書箇所を語る

2023年3月13日00時54分
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関連タグ:リック・ウォレンサドルバック教会南部バプテスト連盟(SBC)
リック・ウォレン+
リック・ウォレン牧師=2015年(写真:米国際開発庁=USAID)

米カリフォルニア州のメガチャーチ「サドルバック教会」の前主任牧師で創立者のリック・ウォレン牧師が最近、自身が女性牧師容認に至る根拠となった3つの聖書箇所について語った。

ウォレン牧師が1980年に設立したサドルバック教会は、2021年に初めて女性3人に按手(あんしゅ)礼を授け、牧師とした。しかし、所属する米最大のプロテスタント教団である南部バプテスト連盟(SBC)は、女性牧師を教義上認めていないことから反発。SBCの執行委員会は先月、関係断絶を決めた(関連記事:米南部バプテスト連盟、女性牧師を理由にサドルバック教会など5教会と友好関係を断絶)。

サドルバック教会は、昨年9月にウォレン牧師が主任牧師を引退。現在はアンディー・ウッド主任牧師と妻のステイシー・ウッド教導牧師が後任として導いているが、6月に開かれるSBCの年次総会で、執行委員会の決定に不服を申し出る予定だ。

ウォレン牧師は、SBCの前倫理宗教自由委員会委員長で、現在は米福音派誌「クリスチャニティー・トゥデイ」の編集長であるラッセル・ムーア牧師によるポッドキャスト(英語、8日配信)に出演。その中で、教会は聖書に謙虚にアプローチしなければならず、また「最高の状態の教会」は聖書に記されている初代教会だと信じているとして、次のように語った。

「女性牧師を認めるかどうかは、リベラル派と保守派の戦いではありません。リベラル派は皆、ずっと以前に(SBCを)去りました。SBCの誰もが、聖書の無誤性を信じています。今は、解釈の違いについて話しているのです」

その上で、ベストセラー『人生を導く5つの目的』の著者でもあるウォレン牧師は、自身が女性牧師容認に至る根拠となった3つの聖書箇所を紹介した。

1つ目は、マタイによる福音書28章19~20節。「大宣教命令」として知られるこの箇所で、イエスは弟子たちに、「行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」と告げている。

ウォレン牧師は、「私たちは、大宣教命令は全ての人のためにあり、男性も女性も大宣教命令を果たすべきであると信じていることを宣言しています」と言い、次のように語った。

「大宣教命令には、『行け』『弟子をつくれ』『洗礼を授けよ』『教えよ』という4つの動詞があります。つまり、男性だけではなく、女性も行くべきであり、女性も弟子をつくるべきであり、女性も洗礼を授けるべきであり、女性も教えるべきなのです」

2つ目は、聖霊が初代教会に降り注ぎ、その場にいた人々が異国の言葉で話したというペンテコステ(聖霊降臨)の出来事が記された使徒言行録2章。

「私たちは、女性たちがその場にいたことを知っています。女性たちが聖霊に満たされたことは確かです。私たちは、女性たちが男女混在する聴衆に対して、他の人が聞き取れない言語で説教していたことを知っています。ペンテコステの日には、男性だけでなく、女性も説教していたのです」

ウォレン牧師は、その箇所で使徒ペトロが群衆に何が起こっているのかを伝えた際、旧約聖書のヨエル書2章28節を引用する形で、「わたしの僕やはしためにも、そのときには、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する」と述べている点も指摘した。

3つ目は、ヨハネによる福音書20章17節。ウォレン牧師は、イエスがマグダラのマリアに自身の復活を弟子たちに伝えるように言ったことを指摘し、イエスが「彼女を福音の最初の説教者に選んだ」と語った。

これらの理由から、ウォレン牧師は女性牧師容認を支持するという。しかし一方で、「私と反対の立場の人々がいても構わないと思っています」と言い、「私が間違っている可能性もあるのですから」と語った。

「2千年もの間、教会は文化における女性の役割について議論してきましたが、それを『あなたはバプテスト派かどうか』を分けるリトマス試験紙にすることはナンセンスです」

ウォレン牧師は、6月の年次総会でサドルバック教会が執行委員会の決定に対し不服を申し出るかどうかを尋ねられると、「その問題には関わりたくない」と思っていると話す一方で、「そうしなければならない」とも感じていると答えた。

「私は、この審問に死ぬほど怯えている牧師たちのために、また、その賜物と指導力の発揮が阻害されている何百万人もの信仰深いSBCの女性たちのために、立ち上がる必要があると思います」

そして、「罪や人種差別、性的虐待、その他の性的罪、その他類似のもの」については、それらに関与した教会はSBCから追放されるべきだと考えているが、女性が牧師として奉仕することは、その一つではないはずだとして次のように述べた。

「私たちは、罪のためには教会をSBCから追い出すべきです。SBCの証しを害するような教会は追い出すべきです。(しかし)女性牧師容認は、誰の証しも傷つけていません」

こうしたサドルバック教会の女性牧師容認の姿勢に反対し、女性牧師を認めないSBCの教義を支持する人々の中には、グレース聖書神学校(アーカンソー州)の学務担当副学長で研究教授(神学)のオーウェン・ストラッチャン氏らがいる。

ストラッチャン氏は、サドルバック教会が21年に3人の女性牧師を任命した際、フェイスブックのコメント(英語)で、テモテへの手紙一2章9~15節を引用。使徒パウロはそこで、「婦人が教えたり、男の上に立ったりするのを、わたしは許しません。むしろ、静かにしているべきです」と述べており、ストラッチャン氏は次のように述べていた。

「女性牧師を肯定する教会は、神の言葉に反しており、神の言葉に反することは、神そのものに反することを意味します」

「今こそ(そのような教会から)離れ、健全な教会を見いだす時です。遅らせてはいけません。私がここに書くことは、競争心からではありません。サドルバック教会が行っていることは、私を悲しませます。そして教会の多くの人々をも悲しませていることは、疑いありません」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:リック・ウォレンサドルバック教会南部バプテスト連盟(SBC)
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