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弱さと向き合う 菅野直基

2022年7月22日10時41分 コラムニスト : 菅野直基
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神の永遠という大局から見て、全てはうまく進んでいるのに、そのように感じられず、落ち込んでしまうことがあります。悪魔は、一人一人の弱い部分を攻撃して心をなえさせたり、罪の罠を仕掛けて倒れさせようと活動します。神に頼り、神と共に戦っているときには、飛ぶ鳥でさえ落とすような勢いです。悪魔はそういう人を直接攻撃しないで、間接的に攻撃します。その人が大切にしている領域を攻撃するのです。

例えば、家族を攻撃してけがや病気にさせたり、仲間や友人を攻撃して誤解させ、関係を壊したりします。どんなに強い人も、どんなに自信にあふれている人も、必ず弱い部分を持っています。悪魔はその弱さにつけこんで、人を倒そうと狙っています。牧師やクリスチャンの働き人が狙われることがあります。それは、悪魔が嫌がることをしているからです。

特に悪魔が嫌がることは、人を愛し、神の愛を伝え、導くことです。悪魔は、人を自分の配下に置いておきたいのです。だから、人々が神に目を向けることに貢献する人を憎みます。そして、それをやめさせようと攻撃するのです。しかし神様の許しがなければ、何も起こりません。

「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません」(マタイ10:29)

神は悪魔の攻撃というマイナスを、人々が自分の罪深さと弱さを知り、神の元に立ち返り、神に頼るというプラスに変えられます。弱い部分をさらけ出すようにさせ、その部分を強めたいと願っておられるのです。

だから、間違った対応をしないように注意しましょう。神があなたを裁いたり、憎んだり、嫌っているのではありません。むしろ、神のラブコールです。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」(マタイ11:28)

神が許される試練には、同時に逃れの道、脱出の道も用意されていますが、時として、倒れない限界の、生きるか死ぬかの厳しい試練である場合があります。しかしそれくらいの試練を与えないと、私たちは、全面的に神様を呼び求め、頼ることをしないのではないかと思います。

「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます」(1コリント10:13)

神に立ち返り、神に頼りましょう。そして、強さを誇ることをやめましょう。私たちが誇れるものは、ただイエス様の十字架だけです。そして、もう一つセットで誇れるものは、私の弱さです。

「しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが決してあってはなりません。この十字架によって、世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられたのです」(ガラテヤ6:14)

「もしどうしても誇る必要があるなら、私は自分の弱さを誇ります」(2コリント11:30)

「しかし、私自身については、自分の弱さ以外には誇りません」(2コリント12:5)

「しかし、主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう」(2コリント12:9)

人は自分の強さ、実績、能力を誇りたがります。そして、イエス様の十字架や自分の弱さは恥であるとさえ感じます。しかし、自分が何かできるというのは、神がそうさせてくださったのであり、誰かの犠牲の上に成り立っているものです。誇ってはいけません。

私を愛し、私をいのちの代価で買い戻し、救ってくださったイエス様の十字架こそが誇りです。そして弱さは、私を傲慢(ごうまん)から守り、神に頼らせることで強くしてくださるので、誇れるのです。

「人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ」(箴言18:12)

「主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも 恐れはあらじ」(賛美歌)

すべては神の恵みです。神に感謝いたします。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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