Skip to main content
2026年7月18日20時37分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 世界宣教祈祷課題
世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(11月17日):ジンバブエ

2021年11月17日13時03分 執筆者 : 奥山実
  • ツイート
印刷
失業率80%超、輸入規制、汚職…ジンバブエの教会指導者ら「私たちの民の叫び声に応えよ」と嘆願+
ジンバブエの首都ハラレにある聖公会の教会(写真:Damien Farrell)

ジンバブエは、1980年から2017年まで、37年続いたムガベ政権時代に、無謀なコンゴ派兵や、経済の柱である白人農場主の土地を強制収用するなどの強権に走った結果、経済を混迷させ、ハイパーインフレ(最高2億3千万パーセント)を招いたことはよく知られる。

グレイグ・デオール氏は当時、不当に農場を奪われた白人農家の一人だ。彼は、1948年から所有して彼自身も育った農場からの収益で家族を養っていたが、政府は2003年、突然何の補償もなく農場を接収して、デオール氏とその家族を強制的に追い出してしまった。

政府はこれを、黒人農家と白人農家との間でより公平な土地分配を図る土地改革プログラムの一環だと強弁したが、近代法治国家ではあり得ない横暴と言わざるを得ない。デオール氏にとってこの出来事は大きなトラウマとなる悪夢だった。

政府の横暴に対して彼が取り得る手段として、3つの選択肢があった。「戦う」か「逃げる」か、それとも「許す」かだ。

彼の友人の中には、自分の土地のために戦い、殺された者さえあった。ほとんどの友人は国を離れたが、それも仕方のないことだった。しかし彼と彼の家族は、3つ目の選択肢「許し」を決断した。

彼は「もしそれ以外の選択肢を選んでいたなら、私は苦々しい心の傷を引きずり続けることになっていたでしょう」と振り返るが、敬虔なキリスト者である彼を何よりも後押ししたのは、次の主イエスの言葉だった。

「あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着も取らせなさい」(マタイ5:40)

彼は当時を振り返り「私たちにとってこれは『もし人があなたの農場を取るのなら、その人に農業の方法をも教えなさい』という意味に受け取れました。私たちはそれを実行しました。そうすると不思議なことに、不当な扱いを受けた心の傷はすっかり癒やされ、苦々しい思いから解放されたのです。そして神が私に、最も貧しい人々に仕え、彼らに福音を伝える道を開いてくださったことが分かったのです」と証しした。

彼の土地と家は接収され、12家族の黒人農家らが受け取った。一方デオール氏は、家族らを首都ハラレに引っ越しさせ、彼自身は「ファンデーションズ・フォー・ファーミング」(FFF)というグループに参加し、新しい所有者や小規模農家に農業を教え始めた。

グループの創設者でデオールの同僚のオールドリーブ氏は、子どものような純粋な信仰の持ち主だ。ある日オールドリーブ氏は森の中に入り、そこに座って「農業のやり方を教えてください」と神に求めた。祈りの中で神が彼に見せてくださったのは、森床を覆う美しい多層のカバーだった。これは土に栄養を与え、土を守るための神が造られた自然界の仕組みだった。

そこで彼は自分の農場に戻り、文字通りそれを試してみた。焼畑に頼らず、耕しもせず、という従来の常識では考えられない農法だったが、すぐに10倍の収穫を得るなどの素晴らしい結果を見た。オールドリーブ氏は神がこの啓示を与えたのは自分のためではなく、アフリカ全体の農村の傷ついた貧しい農民たちを助けるためだと知っていた。

この無耕起(むこうき)技術の成功は、ジンバブエ政府の目に留まり、政府はこの方法を支持した。そして2020年、ジンバブエでは20年ぶりの食糧余剰が発生する結果を得た。

「実際、食糧生産量は4倍に跳ね上がり、2020年の食糧増産については、3倍から4倍というのが公式の予測だった」とデオール氏は言う。現に、国の主要作物であるトウモロコシは、この方法で3倍の収穫量になったのだ。

FFFは福音を伝えることを主な目的としており、現在世界中でこの技術を教えている。デオール氏は「私たちが教えていることの80パーセントは魂の部分です。私たちは農業を、福音を分かち合う入り口に利用しているにすぎません」と、ためらわずに彼らの目的を述べた。

ジンバブエ政府は、いまだデオール氏に補償も賠償もしていないが、彼は「私はかつてアフリカで農場を所有していましたが、今は、全アフリカが私の農場となったのです」という言葉で締めくくり、あの時の選びに一片の後悔もないことを言明した。

一人の人が、涙とともに主イエスの言葉に従うとき、聖書が約束している通り、それは朽ちゆく食物のみならず、不朽のいのちに至る食物をも、驚くほど豊かに刈り取らせてくださるのだ。

私たちはたゆまず愛と希望の種を蒔(ま)こう。たとえそれが不毛に見え、心が塞ぐときにおいてさえもだ。

「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る」(詩篇126:5、6)と聖書が約束するように、いつの日にかそれは、大いなる喜びとともに刈り取るようになるのだから。

彼らの農業伝道がさらに実を結び、ジンバブエとアフリカの霊的大収穫となるように祈っていただきたい。

■ ジンバブエの宗教人口
プロテスタント 67・3%
カトリック 9・6%
イスラム 1・1%
土着宗教 19・3%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
  • ツイート

関連記事

  • 世界宣教祈祷課題(11月16日):ハイチ

  • 世界宣教祈祷課題(11月15日):ゼナガ族

  • 世界宣教祈祷課題(11月14日):迫害下にある教会のための国際祈祷日

  • 世界宣教祈祷課題(11月13日):モルドバ

  • 世界宣教祈祷課題(11月12日):ユラック族

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • ワールドミッションレポート(7月18日):エチオピア 傷ついたティグレの地─飢餓とがれきの中での平和への祈り

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(13)高価な真珠を探す商人のたとえ 白畑司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(287)聖書と考える「さよならノワール」

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.