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現代教会はビリー・グラハム氏の「謙虚さ」に学ぶべき 15年寄り添ったドン・ウィルトン牧師

2021年5月28日19時36分
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関連タグ:ビリー・グラハム
現代教会はビリー・グラハム氏の「謙虚さ」に学ぶべき 15年寄り添ったドン・ウィルトン牧師+
故ビリー・グラハム氏(右)とドン・ウィルトン牧師(写真:ビリー・グラハム伝道協会=BGEA)

世界的に著名な大衆伝道者、故ビリー・グラハム氏の「個人的な牧師」として、長年寄り添ってきたドン・ウィルトン牧師が、その友情を振り返り、まさに「神の鼓動」のようであったというグラハム氏の人生とその働きから、現代の教会が学び得る教訓と価値観について語った。

クリスチャンポストのインタビューに応じたウィルトン牧師は、「グラハム氏の鼓動、情熱、そして神の御顔を深く映し出す様は、私の心と人生を貫きました。私はかくも深く、真に、一貫して神の恵みの御顔を映し出す人のそばにいたことはありません。牧師として毎週、彼と一緒にいることで与えられた祝福は計り知れないものでした」と語った。

第一バプテスト教会(サウスカロライナ州スパータンバーグ)で30年近く牧師を務め、世界的な宣教ネットワーク「励ましの言葉」の創設者でもあるウィルトン牧師は、15年間、ほぼ毎週土曜日にノースカロライナ州モントリートにあるグラハム氏の自宅に通い、家族、政治、スポーツ、そして自分たちの霊的生活についてグラハム氏と語り合った。また、この名高い伝道者が2018年に99歳で亡くなる前の数日間、彼はグラハム氏の隣に座りその手を握っていた。

「ほとんどの人は、近づけば近づくほどその人の基盤が不確かであることに気付くものです。しかし、ビリー・グラハムという人物は、近づけば近づくほど主イエス・キリストの臨在に満ちており、それが彼の人生や態度全体に表れていることに気付かされました。すべてがイエスを指し示していたのです」

偉大な友人の人生とその遺産をたたえるために、ウィルトン牧師は最近、『ビリーとの土曜日: ビリー・グラハムとの友情(原題:Saturdays with Billy: My Friendship with Billy Graham)』を出版した。この本には、グラハム氏との友情をつづった20以上のエピソードが収録されている。それぞれのエピソードには写真が添えられ、さらにグラハム氏の人生と働きからウィルトン牧師が得た素晴らしい教訓が記されている。

ウィルトン牧師は、グラハム氏を特徴付けるものとして、家族、特に2007年に亡くなったルース夫人への深い愛を挙げた。

「私が外でグラハム氏とお茶を飲んでいるとき、彼は窓の方を見つめていることがよくありました。私が『グラハムさん、何を見ているのですか』と尋ねると、彼は『妻が台所に立って、私たちに何かおいしいものを用意してくれています』と答えたものでした。グラハム氏は夫人へのとても優しく深い愛を持っていました。そのため、彼女が主の御許(みもと)に召されたときには、心に深い空白と悲しみを抱えていました」

また、グラハム氏はおいしい食べ物、特にコーヒーを深く愛したという。ウィルトン牧師は、グラハム氏が晩年、医者が控えるよう言っていたのにもかかわらず、大好きなブラックコーヒーをこっそり飲んでいたことを笑いながら語った。

「ある日、医者が帰った後、彼は手を伸ばして私のカップをつかみ、コーヒーを飲み始めました。私が『ビリー兄弟、君のものとなってしまったこのコーヒーをどうするべきでしょうか』と言うと、彼は『そうですね、私が得意なのはその角です』と言いました。つまり、彼は私にコーヒーを(その角に)捨ててくれ、そうすれば医療スタッフには分からない、と言ったのです」

現代教会はビリー・グラハム氏の「謙虚さ」に学ぶべき 15年寄り添ったドン・ウィルトン牧師
ウィルトン牧師が最近出版した『ビリーとの土曜日: ビリー・グラハムとの友情(原題:Saturdays with Billy: My Friendship with Billy Graham)』

しかし、この伝道者の「最も力強く、影響力があった点」は、有名であるにもかかわらず極めて謙虚であったことだとウィルトン牧師は強調した。グラハム氏は70年以上にわたり、185以上の国と地域で400回以上の伝道大会、またその同時放送を行い、2億1500万人の人々にイエス・キリストの福音を伝えてきた。ウィルトン牧師は次のように話す。

「もしも、ドン・ウィルトンとビリー・グラハム博士の関係を絵に描くとすれば、次のようなものになるでしょう。心から自分は凡人だと考えている偉人に話し掛ける、自分は偉人だと考えている凡人――。グラハム氏は世界中で知られており、総理大臣、大統領、王、女王、有名人、世界で最も有名なスポーツ選手などを相手にする著名人でしたが、キリストが私たちに期待しているような、普通では到達しがたい謙虚さを一貫して体現していました。彼は自分を高めることなく、ただイエス・キリストを高めていたのです」

ウィルトン牧師は、その謙虚さとキリストへの揺るぎない信仰があったからこそ、グラハム氏が「失われ死にゆく世界にイエス・キリストの福音を伝えることに妥協することなく集中できた」と言う。

グラハム氏の人生は、ガラテヤの信徒への手紙6章14節を体現したものだった。それは後年、グラハム氏が自宅周辺の多くの場所に貼っていた聖句だった。

しかし、このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。この十字架によって、世はわたしに対し、わたしは世に対してはりつけにされているのです。(ガラテヤ6:14)

「グラハム氏はすべての人から尊敬されていましたが、なお聖なる生活と義、神の怒りと裁き、そしてただイエスのみによる救いに関して臆することはありませんでした」

ウィルトン牧師は、現在のポスト・キリスト教文化は「答えを必死に求めて」おり、教会はその中でイエス・キリストの福音を「主たるよりどころ」として維持しようとしたグラハム氏の情熱を見習うべきだと言う。

「グラハム氏は、世界中の大きなスタジアムに立って、『神はあなたがたを愛している』と言いました。グラハム氏は、イエスの十字架がもたらす人生を変える力を無条件に信じており、それを情熱的かつ堂々と説き、その同じやり方で人々を愛しました。私は、私たちの国とそこに住む人々、そしてイエス・キリストの福音に反する数々の政策を深く憂慮しています。キリスト者として、人生の中でどのようにバランスを取ればよいでしょうか。世界に対して証しをしつつ、同時に神の御言葉の真理に立つにはどうしたらよいのでしょうか。私たちは、真に神のために働かなくてはなりません。なぜなら、私たちの世界は答えを必死に求めており、今日の人々は福音の真の意味と人生を永遠に変える福音の力とをまさに必要としているからです」

ウィルトン牧師は、グラハム氏との友情を広く分かち合うことを通じて、読者がこの尊い人物の心をシンプルにしかしまた実感を持って見、彼が存在したことで祝福され、そして、主の御心に一層近づくための励ましを受けることを願っていると語った。

「私は、人々が『ビリーとの土曜日』を読み、それを他の人に伝え、それによってさらにその人たちが祝福されるようにと祈っています。これこそ、グラハム氏がしたことです。彼の全生涯は、人から人へと祝福を伝えていくことでした。この本が、ビリー・グラハム博士の人生と証しを受け継ぐものとなることを祈っています」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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