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ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

2021年2月19日15時47分
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関連タグ:ラビ・ザカリアス性暴力・性虐待アメリカ
ラビ・ザカリアス+
ラビ・ザカリアス氏(写真:Passion Conference / Phil Sanders)

世界的なキリスト教弁証家として知られていた故ラビ・ザカリアス氏の性的不品行疑惑をめぐって独立調査を行っていた米宣教団体「ラビ・ザカリアス国際宣教団」(RZIM)は11日、最終的な報告書(9日付、英語)を公表するとともに、理事会による声明(英語)を発表した。RZIMは、ザカリアス氏が「セクスティング(性的なメッセージや写真などを携帯電話でやり取りすること)や不本意な身体的接触、霊的虐待、レイプ」などを行っていたことを認め、「団体として悔い改める必要性を深く感じている」と謝罪した。

独立調査は米法律事務所「ミラー&マーティン」が担当し、ザカリアス氏が生前、ジョージア州アトランタに共同所有していたデイスパ(美容施術などを行う施設)で働くマッサージ療法士12人以上に対し、6カ月間にわって行った聞き取り調査などに基づいている。

12ページにわたる報告書によると、療法士のうち4人は、ザカリアス氏が施術中に自慰行為をしたり、性器に触わるよう頼んできたりしたと話し、5人は「不適切に触られたり、なでられたりした」と述べた。

ある療法士の女性はザカリアス氏と性交を行ったと言い、別の一人は「長年の間、何度も会っていたが、それはレイプだった」と詳細を述べた。この女性によると、ザカリアス氏は女性にとって「父親のような存在」となり、経済的な支援を受ける一方、2人の関係については口止めされたという。その理由については、ザカリアス氏の評判が損なわれた場合、「『何百万もの魂』の救いが失われることになり、その責任を女性が負うことになるから」と説明されたという。

調査を行った担当者らは、「互いに誰であるかも知らない」複数の療法士が、「長期間にわたりさまざまな状況」でザカリアス氏に施術をしていたと述べている。

ザカリアス氏が所有していた複数の電子機器を再調査したところ、複数の女性の卑猥(ひわい)な写真が見つかるとともに、妻ではない複数の女性とロマンチックなショートメッセージや電子メールをやり取りしていたことも判明した。

調査前の昨年5月、がんにより74歳で亡くなったザカリアス氏の行動をめぐって、RZIMの理事会は「心が砕け散った」「衝撃を受けた」「悲しみを受けた」などとし、声明では次のように述べた。

「私たちは、疑惑を公表した女性たちの証言だけでなく、以前はラビに対する疑惑を公表していなかったが、調査が進む中で明るみに出た女性たちの証言も信じています」

「悲劇的なことに、証人たちは、セクスティングや不本意な身体的接触、霊的虐待、レイプなど、自身が体験したことを話してくれました。私たちは調査結果を知って心が打ちのめされ、このひどい虐待によって傷つけられた女性たちへの悲しみで心がいっぱいになりました」

「ラビの虐待と不品行の犠牲となった人たちにとって、この調査に応じる中で自身の体験談を語ったり、悲惨な体験を再び思い出したりしたことは、非常な痛みを伴ったに違いありません」

「私たちは皆さんに率直に申し上げます。皆さんの体験に関して私たちが感じている悲しみ、また皆さんの勇気ある応答に対して私たちが感じている感謝の気持ちは、言葉で言い表せるものではありません。私たちは皆さんにそれほど感謝していますし、それほど申し訳なく思っています」

声明には、2017年にザカリアス氏とセクスティングをしたことを証言したカナダ人女性ロリ・アン・トンプソンさんへの謝罪もつづられている。

「私たちは間違っていました。ラビが道徳的不品行を否定したことや、公開された電子メールやその他の記録について彼が偽りの説明をしたことを私たちが信頼したのはまったくの見当違いでした。また当時、独立調査を依頼しなかったことも含め、2017年に私たちが犯した失態は、トンプソンさんの人生に途方もない痛みを継続的に生じさせてしまいました」

「私たちは、ロリ・アン・トンプソンさんがラビ・ザカリアスとの関係の性質について真実を語ってこられたと信じています。私たちがトンプソン夫妻(の言葉)を信じず、公私共に誤解を長引かせたことでご夫妻が長年にわたって誹謗中傷されたことを認め、私たちは深く悲しんでいます。ご夫妻の苦しみは長期化した上に、激しさを増しました。そのことで私たちは心を痛め、恥ずかしく思っています」

「私たちは、ご夫妻が真実を知らせることに長年傾注してこられたことに深く感謝するとともに、世間がご夫妻を信じなかったときでさえそれを継続したお二人の強さを高く評価しています」

「私たちはトンプソン夫妻と共に償いの道を模索し、お二人の赦(ゆる)しを求めますが、一方では自分たちがそれに価するものではないことを認識し、最善と思われることをお二人が先導してくださることを願っています」

RZIMは今後、団体の在り方や気風、ポリシーの徹底的な見直しに着手し、過ちが何であったのかを突き止め、それが繰り返されることのないよう対処するとしている。

また、被害者弁護の活動を行っているレイチェル・デンホランダー氏が、RZIMの理事会に助言した上で、被害者と連絡を取っていく予定だという。デンホランダー氏は、100人以上の女性体操選手に性的暴行を加えたとして有罪判決を受けた米体操連盟の元医師ラリー・ナサール受刑者による被害を最初に公にした人物で、現在は弁護士として活動している。この他、コンサルティング会社のガイドポスト・ソリューションズが、RZIMの団体としての見直しを実施し、被害者や証人が前に進むためのさらなる手段を提供していくという。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ラビ・ザカリアス性暴力・性虐待アメリカ
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