Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

2021年2月19日15時47分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ラビ・ザカリアス性暴力・性虐待アメリカ
ラビ・ザカリアス+
ラビ・ザカリアス氏(写真:Passion Conference / Phil Sanders)

世界的なキリスト教弁証家として知られていた故ラビ・ザカリアス氏の性的不品行疑惑をめぐって独立調査を行っていた米宣教団体「ラビ・ザカリアス国際宣教団」(RZIM)は11日、最終的な報告書(9日付、英語)を公表するとともに、理事会による声明(英語)を発表した。RZIMは、ザカリアス氏が「セクスティング(性的なメッセージや写真などを携帯電話でやりとりすること)や不本意な身体的接触、霊的虐待、レイプ」などを行っていたことを認め、「団体として悔い改める必要性を深く感じている」と謝罪した。

独立調査は米法律事務所「ミラー&マーティン」が担当し、ザカリアス氏が生前、ジョージア州アトランタに共同所有していたデイスパ(美容施術などを行う施設)で働くマッサージ療法士12人以上に対し、6カ月間にわって行った聞き取り調査などに基づいている。

12ページにわたる報告書によると、療法士のうち4人は、ザカリアス氏が施術中に自慰行為をしたり、性器に触わるよう頼んできたりしたと話し、5人は「不適切に触られたり、なでられたりした」と述べた。

ある療法士の女性はザカリアス氏と性交を行ったと言い、別の一人は「長年の間、何度も会っていたが、それはレイプだった」と詳細を述べた。この女性によると、ザカリアス氏は女性にとって「父親のような存在」となり、経済的な支援を受ける一方、2人の関係については口止めされたという。その理由については、ザカリアス氏の評判が損なわれた場合、「『何百万もの魂』の救いが失われることになり、その責任を女性が負うことになるから」と説明されたという。

調査を行った担当者らは、「互いに誰であるかも知らない」複数の療法士が、「長期間にわたりさまざまな状況」でザカリアス氏に施術をしていたと述べている。

ザカリアス氏が所有していた複数の電子機器を再調査したところ、複数の女性の卑猥(ひわい)な写真が見つかるとともに、妻ではない複数の女性とロマンチックなショートメッセージや電子メールをやりとりしていたことも判明した。

調査前の昨年5月、がんにより74歳で亡くなったザカリアス氏の行動をめぐって、RZIMの理事会は「心が砕け散った」「衝撃を受けた」「悲しみを受けた」などとし、声明では次のように述べた。

「私たちは、疑惑を公表した女性たちの証言だけでなく、以前はラビに対する疑惑を公表していなかったが、調査が進む中で明るみに出た女性たちの証言も信じています」

「悲劇的なことに、証人たちは、セクスティングや不本意な身体的接触、霊的虐待、レイプなど、自身が体験したことを話してくれました。私たちは調査結果を知って心が打ちのめされ、このひどい虐待によって傷つけられた女性たちへの悲しみで心がいっぱいになりました」

「ラビの虐待と不品行の犠牲となった人たちにとって、この調査に応じる中で自身の体験談を語ったり、悲惨な体験を再び思い出したりしたことは、非常な痛みを伴ったに違いありません」

「私たちは皆さんに率直に申し上げます。皆さんの体験に関して私たちが感じている悲しみ、また皆さんの勇気ある応答に対して私たちが感じている感謝の気持ちは、言葉で言い表せるものではありません。私たちは皆さんにそれほど感謝していますし、それほど申し訳なく思っています」

声明には、2017年にザカリアス氏とセクスティングをしたことを証言したカナダ人女性ロリ・アン・トンプソンさんへの謝罪もつづられている。

「私たちは間違っていました。ラビが道徳的不品行を否定したことや、公開された電子メールやその他の記録について彼が偽りの説明をしたことを私たちが信頼したのはまったくの見当違いでした。また当時、独立調査を依頼しなかったことも含め、2017年に私たちが犯した失態は、トンプソンさんの人生に途方もない痛みを継続的に生じさせてしまいました」

「私たちは、ロリ・アン・トンプソンさんがラビ・ザカリアスとの関係の性質について真実を語ってこられたと信じています。私たちがトンプソン夫妻(の言葉)を信じず、公私共に誤解を長引かせたことでご夫妻が長年にわたって誹謗中傷されたことを認め、私たちは深く悲しんでいます。ご夫妻の苦しみは長期化した上に、激しさを増しました。そのことで私たちは心を痛め、恥ずかしく思っています」

「私たちは、ご夫妻が真実を知らせることに長年傾注してこられたことに深く感謝するとともに、世間がご夫妻を信じなかったときでさえそれを継続したお二人の強さを高く評価しています」

「私たちはトンプソン夫妻と共に償いの道を模索し、お二人の赦(ゆる)しを求めますが、一方では自分たちがそれに価するものではないことを認識し、最善と思われることをお二人が先導してくださることを願っています」

RZIMは今後、団体の在り方や気風、ポリシーの徹底的な見直しに着手し、過ちが何であったのかを突き止め、それが繰り返されることのないよう対処するとしている。

また、被害者弁護の活動を行っているレイチェル・デンホランダー氏が、RZIMの理事会に助言した上で、被害者と連絡を取っていく予定だという。デンホランダー氏は、100人以上の女性体操選手に性的暴行を加えたとして有罪判決を受けた米体操連盟の元医師ラリー・ナサール受刑者による被害を最初に公にした人物で、現在は弁護士として活動している。この他、コンサルティング会社のガイドポスト・ソリューションズが、RZIMの団体としての見直しを実施し、被害者や証人が前に進むためのさらなる手段を提供していくという。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ラビ・ザカリアス性暴力・性虐待アメリカ
  • ツイート

関連記事

  • 故ラビ・ザカリアス氏、長年にわたり性的不品行 独立調査の中間報告発表

  • 世界的キリスト教弁証家のラビ・ザカリアス氏死去 74歳

  • ヒルソング教会、不貞行為で解雇のカール・レンツ牧師の後任を発表

  • 仁川カトリック大学初代総長、神学生ら9人に性的虐待で免職処分

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.