村瀬俊夫氏死去 新改訳聖書の翻訳事業、日本福音主義神学会設立に参与

2020年8月20日21時37分 印刷
+村瀬俊夫氏死去 新改訳聖書の翻訳事業、日本福音主義神学会設立に参与
村瀬俊夫氏

「新改訳聖書」の訳者の1人で、日本福音主義神学会の設立呼び掛け人の1人であった日本長老教会引退教師の村瀬俊夫(むらせ・としお)氏が18日午後3時30分、東京都内の病院で死去した。難病の特発性間質性肺炎を患っていたという。91歳だった。葬儀は近親者のみで行う。

1929年東京都生まれ。53年東京神学塾卒業後、東京都板橋区で開拓伝道を始め、現在の日本長老教会蓮沼キリスト教会を設立。同教会を50年に及び牧会した。聖契神学校で57年から46年間教鞭を執り、60年には慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程を修了(文学修士)。84年からはアシュラム運動にも参加し、京浜アシュラム実行委員長などを務めた。

「新改訳聖書」では、コリント人への手紙第二、テサロニケ人への手紙第二を翻訳し、新約研究員も務めた。泉田昭氏や宇田進氏ら計6人の呼び掛け人の1人として日本福音主義神学会の設立に参与。『新聖書注解』(全7巻)では、新約の常任編集委員を務めた。

日本長老教会「ヤスクニと平和」委員会委員長、同文書出版委員会委員長、JEA社会委員会委員、キリスト者平和ネット副代表などを歴任。著書に『三位一体の神を信ず』『ヨハネの黙示録講解』など多数。本紙では個人誌「西東京だより」から転載する形で、2015年に「ヨハネ書《黙想・観想ノート》」(全22回)を連載していた。

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