「いつまでも残るものを」 第57回首都圏イースター、関根弘興牧師がメッセージ

2019年5月3日18時19分 印刷
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今年で57回目を数える首都圏イースターのつどい。毎年、イースター(復活祭)翌週の日曜日に行われており、今年は「平成」最後の日曜日とも重なった=4月28日、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で

東京都内や近県の諸教会・団体が協力して毎年開催している「首都圏イースターのつどい」が4月28日、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会(東京都新宿区)で開催された。1963年に新宿の伊勢丹デパート屋上で第1回が開催されて以来、半世紀以上続く伝道集会で、第57回となった今年は80以上の教会・団体が協力した。集会では、韓国出身の宣教師夫妻によるデュオ「ラーハム」が賛美をささげ、キリスト教テレビ番組「ライフライン」の司会者として活躍する関根弘興牧師(城山キリスト教会)がメッセージを伝えた。

各教会でイエス・キリストの復活が祝われたイースター(復活祭)翌週のこの日、集会は、司会者の福澤牧人牧師(東京キリスト宣教教会)の掛け声に合わせ、参加者全員で「イエス様、あなたはよみがりです。いのちです」と宣言して始まった。あいさつに立った実行委員長の高木康俊牧師(日本バプテスト連盟蓮根バプテスト教会)は、「復活は言い方を変えるとリバイバル。イエス様を信じて復活のいのちを注がれた人は、いかなる状況においてもリバイバルする。皆さんもどうぞ、首都圏イースターのつどいに参加されてリバイバルし、それぞれの場所に遣わされていただきたい」と述べ、開会の祈りをささげた。

続いて、救世軍スタッフバンドが「イースターの歌」を演奏し、参加者全員でイエスの復活をたたえる聖歌「墓の中に」を歌った。さらに、協力教会連合聖歌隊が「ハレルヤ・コーラス」を大合唱。ラーハムが「わが力である主」「君は知っているか」の2曲を心に響く歌声で届けた。

「いつまでも残るものを」 第57回首都圏イースター、関根弘興牧師がメッセージ
「ハレルヤ・コーラス」を歌う協力教会連合聖歌隊

ラーハムは、17年前に宣教師として来日した李俊昊(リー・ジュンホ)・鄭明玉(ジョン・ミョンオク)夫妻によるデュオ。2人は学生時代から音楽活動をしており、CCMの歌手として、CDが日韓で多数リリースされている。

ラーハムという言葉は、ヘブライ語で「慕う」を意味する。聖書では、神が人間に向けて使う例は何カ所もあるが、人間が神に向けて使うのは、詩篇18篇1節の「主、わが力。私は、あなたを慕います」のみだという。ラーハムの2人は、イスラエルの王ダビデが歌ったこの詩について、「権力も富も持っていた王ダビデの告白が『主は私の力』だった」と説明。「今日、私たちのために地上に来られ、死に、3日目によみがえられ、40日後に昇天し、今も生きておられる主を、『私たちの力』だと告白することができればと願っている」と語った。

「いつまでも残るものを」 第57回首都圏イースター、関根弘興牧師がメッセージ
賛美を歌うラーハム

続いてメッセージを取り次いだ関根牧師は、コリント人への手紙第一13章13節「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です」を聖書箇所にして語った。

「シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで 壊れて消えた――」。関根牧師は冒頭、シャボン玉の童謡を引き合いに出し、人生の多くの事柄は「いつまでも消えないようにと願っても、はかなく消えてしまう」と指摘。だが聖書には「いつまでも残るもの」として、「信仰と希望と愛」が語られていると伝えた。

このうちの「信仰」については「信仰とは信頼」と説明。日常の些細なことでも、その情報を信じ、それに基づいて行動することで人間は生きているとし、「信じること(信仰・信頼)は、生きることに直結している」と強調。何を信じて生きるかが、人生そのものを変えていくと語った。

「いつまでも残るものを」 第57回首都圏イースター、関根弘興牧師がメッセージ
メッセージを伝える関根牧師

その上で、「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません」(ルカ21:33)、「イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です」(ヘブライ13:8)という2つの聖句を引用。イエスは「永遠に変わることのない方」であり、その方の約束(ことば)も決して失われることはないと説明。「その方に信頼するとき、失われることのない『希望』が生まれる。その希望は救いと言ってもいいかもしれない。それは失われることのないいのちを、あなたに与えるということ」と語った。

「失われることのないいのち」(永遠のいのち)について、イエスは「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです」(ヨハネ11:25)と語っている。

「こうした言葉を語るだけなら簡単。『自分がいのちだ、よみがえりだ』と言いながら、墓に横たわっているのであれば、何の説得力もない。そうであれば、それは大言壮語にすぎない」と関根牧師。しかし、聖書にはイエスの復活が明確に記されている。さらに、その事実を知った弟子たちが全世界に出て行き、イエスの復活を宣(の)べ伝えて今日に至る。

「そして、決して変わることのない神様の『愛』が一人一人に注がれている」。関根牧師はそう続け、「イエス様は2千年前によみがえってくださった。そのよみがえられたイエス様が、今日もあなたの心の扉をノックしておられる。そして『さあ心を開いて、私と歩もうじゃないか』と語り掛けてくださっている」と、参加者一人一人に語り掛け、信仰の決心を促した。

メッセージの後には決心者がステージ前に出て、牧師やカウンセラーと祈りの時を共にした。そして最後には、会場となった淀橋教会の峯野龍弘牧師が、前に進み出た決心者一人一人、また参加者全員の祝福を祈り、集会は幕を閉じた。

「いつまでも残るものを」 第57回首都圏イースター、関根弘興牧師がメッセージ
集会最後にステージ前に進み出て、牧師やカウンセラーと祈りの時を共にする決心者たち

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