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映画「ビューティフリー・ブロークン」 マイケル・W・スミスが牧師役で出演、臨死体験やノイローゼの経験明かす

2018年8月29日23時06分
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関連タグ:マイケル・W・スミスコンパッション
映画「ビューティフリー・ブロークン」 マイケル・W・スミスが牧師役で出演、臨死体験やノイローゼの経験明かす+
映画「ビューティフリー・ブロークン(Beautifully Broken)」に牧師役で出演した歌手のマイケル・W・スミス ©2018 Big Film Factory

全米各地の劇場で24日、映画「ビューティフリー・ブロークン(Beautifully Broken)」が公開された。命からがら逃亡する難民一家や囚人を家族に持つ一家、また痛ましい秘密を抱える娘に悩む家族など、3つの家族に起きた実話に基づいた作品だ。米国の国民的クリスチャン歌手であるマイケル・W・スミス氏が出演したことも一つの話題となった。クリスチャンポストのインタビューに応じたスミス氏は、本作の魅力ばかりではなく、自身が救いに至るまでに経た臨死体験やノイローゼの経験も明かした。

本作にはスミス氏の他に、スコット・ウィリアム・ウィンターズ(「リーサル・ウェポン シーズン1」)や、ベンジャミン・オニャンゴ(「神は死んだのか」)、エミリー・ハーン(「トイ・ストーリー3」)らが出演している。また、映画と同名の主題歌は、ドーブ賞受賞ポップ歌手のプラム、グラミー賞受賞カントリー歌手のジョン・ベリー、同じくグラミー賞受賞ゴスペル歌手のシーシー・ワイナンズら3人が担当した。

本作最大の特徴は、何よりもその衝撃的なストーリーが実話に基づいているということだ。スミス氏は、その点で他のキリスト教映画とは一線を画した作品だと評価する。

「クリスチャンか否かを問わず、誰もが人生に問題を抱えています。それを避けることはできません。私たちが生きている世界はある意味、壊れているのです。私が残念に思うのは、キリスト教映画の多くがその点をリアルに描いていないことです。一人一人の実生活で起きている現実の問題を、ありのまま伝えていないのです。この映画の素晴らしい点は、そこにあります」

映画は「家族を救うために闘う3人の父親」の物語を描く。あらすじは、困難との闘いの中で「彼ら(3人の父親)の人生は、それぞれが置かれた場所で思いがけない運命に翻弄される。彼らはその中で、赦(ゆる)しと和解にある癒やしの力を知る」とつづっている。

スミス氏に赦しと和解にまつわる自身の証しを求めると、数ある体験の中でも特に際立ったものが2つあると述べた。

「私は本当に死にかけたことがあるんです。1970年代後半に、火遊びをしていたときのことです。その時、私は臨死体験をしました。そして神の助けを求めて祈り始めたのです。自分を変えずにこのまま生きていたら、死んでしまうと思いました」

スミス氏は数十年前、キリストに再献身するきっかけとなったノイローゼの経験にも触れた。

「実は私はノイローゼも経験しました。夜中の12時から3時までの3時間余り、私はキッチンで体を震わせながら泣いていました。すると神様が私のところに来て、隣に横たわってくれました。床から起き上がった私は、もはや以前の私ではありませんでした」

それまでスミス氏は、キッチンでアルコールや薬物に浸った生活をしていたという。しかしこの体験によって、再びキリストの元に立ち戻ることができた。この背後には、スミス氏のためにとりなし続け、決して裁くことのない両親の存在があったという。

両親の愛と忍耐に支えられたスミス氏は今、今度は自分の子どもたちの葛藤の中に神が働く様子を目にしている。

「私の娘は今、本当につらい経験をしています。夫に捨てられたのです。ひどい話です。しかし娘の内に信仰が湧き上がるのを見て、家族全員の信仰が奮い立ちました。とても大きな困難の中で、神の誠実さを見ることができました。私たちは、慰めることのできる唯一のお方に寄り頼まなければなりません。溝を埋めていただき、欠けをなくしていただく必要があるのです。それが私たちの成すべきことです」

映画「セカンド・チャンス」(2006年)で牧師の役を演じた経験のあるスミス氏は、本作でも牧師役で出演している。新作の役柄の感想を聞くと、「自然体でやれました」と答えた。

「私は(実際に)牧師なのです。過去に2年間、教会を牧会したことがありますし、音楽を通じて、歌を聴いてくださる方々を牧会していると感じています。牧会は私の仕事の一部です」

一方、俳優としてのキャリアもあることから、「風変わりな人物」や、自分の才能をもっと生かせる役柄を演じてみたいという思いもあったという。しかし台本を読んで本作を気に入り、ぜひこの作品に関わりたいと思ったと話す。

「私は多くの作品(への出演)をお断りしているのですが、この作品の台本で3つの家族が絡み合っているのを読んだとき、『すごい、この作品は実に素晴らしい』と思いました。そして、これが実話に基づいた作品であることと、自分が演じる牧師が私の故郷であるテネシー州のナッシュビルに骨をうずめたという事実を知り、これはただ事ではないと思ったのです」

「映画に登場するのは、危機一髪のところで虐殺から逃れるルワンダ人一家だけではありません。米国では地獄のようなところを通り抜けていく家族が登場します。これは人の力で成し遂げられることではありません。素晴らしい神の御業であって、神がそれを起こしているのです」

本作に登場する3家族は、2組のアフリカ人の家族と1組の白人の米国人家族。物語が進むにつれ、観る者は異文化にある家族の相互関係と祝福の行方を知ることになる。この作品は人種や文化の違いを問わず、現代における教会の在り方を深く考えさせてくれるとスミス氏は語る。

「タイミングが抜群だと思います。状況がやっと良くなってきたと思ったら、『何てことだ。そうじゃないのか』と気付かされます。大画面でこれらの家族が協力し、助け合うのを見られる。そこがいいのです。それはこれから起こるであろうことの先取りでもあるはずです。ただし、私たちが一致して、互いを裁くことをやめるならばですが」

「結局、すべてはプライドの問題です。プライドこそ人の世におけるすべての問題の根源です」とスミス氏は言い切る。「共感する心を持ち、無関心でいることをやめるなら、あの人の人生は私の人生と同じようであるべきだとは、誰にも言えないはずです。私たちは神を愛し、互いに愛し合うべきなのです。この作品は、その点を実にうまく表現していると思います」

たとえ人種差別をする人が観たとしても、この映画にはその人の考えを変える力があるとスミス氏は信じている。

映画を観終わった後、スミス氏は「Sovereign Over Us」という自身の曲を思い起こしたという。その曲の歌詞の中に、次のような一節がある。

たとえ敵が悪だくみをしても
あなた(神)はそれを私たちの益に変えてくださる

谷間にいるときでさえ、あなたは誠実
あなたは私たちの益のために働いておられる

本作は、まさにこの曲が言わんとしていることを表現しているとスミス氏は言う。

貧困に苦しむ子どもたちを支援することも、この映画が扱う大きなテーマの1つだ。映画は「与える」ことが、すべての人の人生に大きな影響を与えることを教えてくれる。スミス氏自身も実際に、30年余りにわたり、キリスト教支援団体「コンパッション・インターナショナル」(CI)を通じて、7万人を超える子どもたちを支えてきた。

「私は1989年以来、子どもたちのスポンサーを続けています。それが功を奏していることを、皆さんに知ってほしいのです。私はその子どもたちの国々を訪れました。CIのプロジェクトで世界中を回ったのです。この時、私が最初にスポンサーとなった少女にようやく会うことができたのですが、今、彼女には4人の子どもがいるのです。これは素晴らしいことです。今の彼女の人生は以前とまったく違うのです」

「支援を受けたことで、彼女は主と出会うことができました。その影響が家族全体に広がり、一家全員、つまり23人もの人が救われたのです。そのすべては、1人の子どもが支援を受けたことによるのです」

スミス氏は、自身の寄付がこれほどのドミノ効果をもたらすとは夢にも思わなかったという。しかし今は、自身が支援した少女の家族がその証明だとして、とてもやりがいを感じていると話す。

「私は、こうした活動が功を奏していることを証言できます。だからこそ、月日が過ぎても私は彼らのことを語り続けているのです」

■ 映画「ビューティフリー・ブロークン」予告編(英語)

■ 映画「ビューティフリー・ブロークン」公式サイト(英語)

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:マイケル・W・スミスコンパッション
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