わが人生と味の道(68)エデンの園の食卓・その7 添加物と遺伝子組み換え食品 荘明義

2017年10月19日10時40分 コラムニスト : 荘明義 印刷
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次に、添加物。ほとんどの物には添加物が入っています。添加物というのは、物を保存させるために入れる薬品です。ベトナムだったでしょうか。災害があって、多くの方が亡くなりました。日本の方も随分亡くなりました。その時に、当然向こうは気候が暑いですから、死体の処理を早くしないと、腐敗してしまう。ところが、日本人の体はいつまでも腐らないのです。どうしてでしょうか。防腐剤をたくさん食べているからなのです。

葬儀屋さんの友人がこういうことを言いました。うちも教会ですから、葬儀屋さんをよく利用します。昔の人が亡くなったときは、体がしっかりしていて、やはり腐るのが早い。最近の人は軽い。しかもなかなか腐らない。ですから、ドライアイスが昔に比べて半分ですよと。笑い事ではない。知らない間に、私たちは添加物を摂取しているのです。

ぶどうの話です。種なしはどうして、これだけ多くの人が利用しているか。農家の方のコメントがインターネットに出ていました。「本来は、農薬を使ったり、手間ひまかけて高いぶどうは売りたくない。種ありは売れない」。消費者の方はもう1度よく見直してください。種ありのほうが安全だし、ただ種を出すだけですから。

どんどん便利になる。どんどん都合が良くなる。それだけを求めるならば、私たちが命に関して無責任ということになります。エデンの園の食事、特に何回もここで言っているのは、種が大事だということです。遺伝子組み換えでない。種なしでない。種あり、しかもその種というのは、次の世代の芽を出すための、ちゃんとした組み換えのないものでなければだめだということです。

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荘明義

荘明義(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

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