わが人生と味の道(66)エデンの園の食卓・その5 薬に頼らない生活 荘明義

2017年9月21日18時50分 コラムニスト : 荘明義 印刷
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私は、若い時にいろいろな病気をしました。ですから、「食べ物で健康を」ということを非常に意識してきました。実は、うちの家内は10年くらい前から、血圧の薬を飲んでいます。最初は薬の量も少なかったのですが、食生活の改善がなかったので、だんだんお医者さんからもらう薬が多くなってきました。

血圧の薬を飲むということは、血圧の数値が良くなっていくのかなと思ったのですが、逆に、飲むと血圧が上がってきたりして、治るよりも現状維持という状態が続きました。そのうちに、高脂血症の薬も頂くようになりました。お医者さんは薬を勧めます。上手ですね。だんだん増えていきます。「ありがとうございます。今日は血圧の薬と、高脂血症の薬です。ぜひ一生懸命飲んで、また1カ月後に来てください」

私も健康に関する勉強が好きなので、いろいろな方からいろいろな情報を得ています。「あまり薬を飲み過ぎると、体に良くないよ」。ある先生から、薬の減らし方を教えてもらいました。

その先生によると、いきなり血圧の薬をやめると危ないそうです。血圧の薬というのは、血管を拡張させます。ですから、飲むと拡張する。飲まないと縮んだまま。人間の体が本来持っていた機能が低下して、薬に頼らないと血管が開かなくなるから血圧が安定しない。ですから、塩分を減らし、油物を減らし、肉を減らし、ハーゲンダッツのアイスクリームも減らし、うなぎを減らし・・・。減らすものばかりですね。そのようにして、体をきれいに守りなさいということでした。

特に、酸化したものはだめと言われました。酸化したものというと、何がありますか。昨日、ここで料理の仕込みをしました。「すいません! オリーブ油ありますか?」「あります!」。まだ封は開いていませんでした。

「えっと、2015年。あぁ、これは2年前のものですね」。特に油は一番酸化が怖いです。天ぷらは揚げたら30分以内に食べてください。1回揚げた天ぷらの油は、使わないでください。ふたを開けた瓶は、冷蔵庫にしまうか、1週間以内には処理する。このくらい油には気を付けるようにと、専門家の先生は言っています。

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荘明義

荘明義(そう・あきよし)

1944年中国・貴州省生まれ。4歳のときに来日、14歳で中華料理の世界に入り、四川料理の大家である故・陳建民氏に師事、その3番弟子。田村町四川飯店で修行、16歳で六本木四川飯店副料理長、17歳で横浜・重慶飯店の料理長となる。33歳で大龍門の総料理長となり、中華冷凍食品の開発に従事、35歳の時に(有)荘味道開発研究所設立、39歳で中華冷凍食品メーカー(株)大龍専務取締役、その後68歳で商品開発と味作りのコンサルタント、他に料理学校の講師、テレビや雑誌などのメディアに登場して中華料理の普及に努めてきた。神奈川・横浜華僑基督教会長老。著書に『わが人生と味の道』(イーグレープ)。

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