Skip to main content
2025年7月6日06時46分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日々是ハレルヤ

日々是ハレルヤ(3)律法は夏休みの宿題 横坂剛比古

2017年8月7日06時19分 コラムニスト : 横坂剛比古
  • ツイート
印刷
関連タグ:横坂剛比古

主の御名をあがめます。

すっかり夏になりました。マロです。

学生の皆さまは夏休みでしょうか。夏休みの宿題は順調ですか。社会人の方も、お盆休みまでもうすぐですね。そうそう、クリスチャンでもお盆休みは多くの人が休みます。「異教のイベントだから休まない」とか言いません。さてさて、今日もゆるゆるまいります。どうかお付き合いくださいませ。

夏休みの宿題って、終わらないと不安になりますよね。まだ今の時期はそれほどでもないですが、宿題のメドが立たないままに8月も後半になってくると、夏休み明けに先生に怒られる夢を見てしまったりなんかして、だんだん夏休みを楽しめなくなってしまいますよね。9月1日が「恐怖の日」「審判の日」のように思えてきます。

「夏休み」を人生、「9月1日」を人生の終わる日と考えたら、私たちが死を恐れる理由の1つは、「夏休みの宿題」が終わっていないことではないでしょうか。「宿題」とは何でしょう。それはクリスチャンにとっては、神様から与えられた律法です。律法とは、聖書に書いてある「このように生きなさい、これをしてはいけません」という決まりのことです。

この律法について新約聖書には、「私たちは律法から解放されている、しかし律法は一点一画として無効になったわけではない」と書いてあるのですが、難しいですよね。どういうことでしょう。

聖書を読むと、私たちに与えられている律法は膨大な量で、とても守りきれるものではありません。とんでもない量の夏休みの宿題を与えられた学生みたいなものです。1日20時間ずつ毎日やっても終わらない量の宿題と思ってください。「これをやらなきゃ怒られる。やらなきゃ、やらなきゃ。でも終わらない、終わる気配もない。どうしよう」となったら、夏休みは少しも楽しくありません。あるいは、「じゃあ、もうどうせ無理だし、遊びまくってやろう」となって、一切の宿題を放棄してしまうかもしれません。

キリストの十字架により私たちが「罪から解放された」「律法から解放された」というのは、宿題に苦しむ私たちを見かねた担任の先生が、「宿題が終わらなくても先生は怒らないから、夏休みを楽しみなさい。みんなの代わりに僕が校長先生に怒られておくから」と約束してくださったようなものです。これは学生にとっては、とんでもない朗報ではないでしょうか。夏休みがグググッと楽しい日々に変わります。

しかし、先生は続けます。「夏休みの宿題がなくなったわけではないんですよ。やらなきゃダメであることは少しも変わりません」。これが律法が「一点一画として無効になったわけではない」ということです。

律法が守れない私たち人間は、本来ならば死後に裁かれる存在です。しかし、それを憐れんだ担任の先生、すなわちイエス・キリストが、自分が十字架に身代わりにつくことで、私たちが死後に裁かれないようにとりなしてくださいました。これが、私たちクリスチャンの信じる福音「良い知らせ」「GOOD NEWS」です。

やらなくても怒られないけど、やったらやった分だけ先生は喜ぶだろうし、自分のためにもなるし、できるだけやろう。それに、担任の先生が自分たちの代わりに校長先生に怒られてくれているのに、自分たちが何もしないわけにはいかないよね。と、これがクリスチャンに求められる態度なのかなー、と思います。

そして、担任の先生からの連絡がまだ届いていなくて、「宿題が終わらないと怒られる」と思って夏休みを楽しめていないクラスメートには、その「朗報」を少しでも早く伝えてあげたいと思いますよね。それが私たちクリスチャンの行う伝道だということです。

ちなみに僕は、高校1年生の頃の数学の宿題がまだ終わっていません。22年遅れの宿題です。先生、今もお元気でしょうか。宿題の件、そろそろ時効ということでお願いいたします。

それではまたいずれ。
主にありて。マロでした。

<<前回へ

◇

横坂剛比古

横坂剛比古

(よこさか・たけひこ)

1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒、バークリー音大CWP卒。作曲家、ベーシスト、行政書士、コラムニスト、WEBディレクターなどなど、神様の導くままに生きていたらムカデのように何足ものワラジを履くようになってしまったクリスチャン。上馬キリスト教会ツイッター「中の人・まじめ担当」。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:横坂剛比古
  • ツイート

関連記事

  • ツイッターは現代の路傍伝道、フォロワー数3万超の上馬キリスト教会 横坂剛比古さん

  • 日々是ハレルヤ(1)Good News は笑顔で 横坂剛比古

  • 日々是ハレルヤ(2)伝道は焼きいも屋さん方式で 横坂剛比古

  • 日めくりカレンダー「毎日かみうま(仮)」 クラウドファウンディング締め切りまであと3日!

  • 教皇のツイッター、フォロワー2200万人超す

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 聖書のイエス(12)「初めに、ことばがあった」 さとうまさこ

  • ワールドミッションレポート(7月6日):タイ 麗しきかな、良き知らせを告げる者の足は

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • ワールドミッションレポート(7月5日):コロンビア コカ農家から最前線の福音伝道者へ

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.