大阪府枚方(ひらかた)市桜丘町の市立桜丘中学校で9日午前、理科の実験中に異臭が発生し、気分不良を訴えた中学2年の男女8人(13〜14歳)が病院へ搬送された。いずれも症状は軽いという。実験中に何らかのガスが発生したとみられている。共同通信などが伝えた。
同通信や朝日新聞によると、当時は2年生の1クラスが4人ずつのグループに分かれ、酸化銅と活性炭を加熱し、二酸化炭素と銅を取り出す実験をしていた。生徒らが異臭に気付き、気分が悪いと訴える生徒もいたため、学校側が119番通報した。
同紙が桜丘中学校の話として伝えたところによると、実験は異臭が発生するようなものではなく、燃焼時に何らかの物質が紛れ込んだ可能性があるという。
毎日放送によると、教育委員会が午後3時半から記者会見を開く予定。