パキスタン自爆テロで多くのキリスト教徒の女性、子どもが殺害される

2016年3月31日21時02分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
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パキスタンの公園で起きた自爆テロ事件では、65人以上が死亡し300人以上が負傷した。死者と負傷者のほとんどは、キリスト教徒の女性と子どもだと見られている。

爆発はパンジャブ州ラホールにあるグルシャン・イ・イクバル公園の駐車場の、混み合った子どもの遊び場から数メートルの場所で発生した。この日はイースターを祝うために、キリスト教徒の家族が数百組集まっていた。パキスタン・タリバン運動の分派が犯行声明を出した。

パンジャブ州はナワズ・シャリフ首相の政治的基盤だ。パンジャブ州保健アドバイザーのサルマン・ラフィク氏は、負傷者の多くが重体だと述べた。ムスタンサル・フェラズ警察長はロイター通信に、「死者のほとんどは女性と子どもです」と語った。

BBCは、恐怖に怯えた大人と子どもが公園から逃げようとする混乱の状況を報じた。ある男性はパキスタンの「Geo Tv」に対し、妻と2人の子どもと乗り物に向かっていたら、大爆発によって地面に投げつけられたと答えた。

公園を散歩していた地域住民のハサン・イムランさんはロイター通信の取材に対し、「爆発が起こったとき、炎が木よりも高く上がりました。そして、空中を飛んでいる遺体を見ました」と語った。

パンジャブ州政府はすぐに公立公園の閉鎖と3日間の服喪を命じた。店舗は閉鎖され、群衆を整理するために軍が召喚された。

英国のデイビッド・キャメロン首相はツイッターに、 「ラホールのテロ事件にショックを受けています。私の思いは犠牲者の家族と友人と共にあります。支援のため、できることをします」と投稿した。

カンタベリー大主教のジャスティン・ウェルビー氏もツイッターに、 「私たちはラホールの犠牲者のため、絶望の中に希望をもたらし、犠牲者の方々を愛し、正義を約束する十字架につけられた神に祈ります」と投稿した。

ラホールのキリスト教徒は、以前の事件でも標的とされている。昨年3月には、ヨウハナバードにある2カ所の教会で爆発が起き、15人が死亡、70人が負傷した。ペシャワールの教会でも、2013年に襲撃事件が起こった。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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