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シドニー五輪銅メダリスト・岡本依子さん メダルが欲しいのは誰ですか?

2016年2月11日07時57分 記者 : 内田周作
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関連タグ:東京プレヤーセンター(TPC)岡本依子オリンピック
シドニー五輪銅メダリスト・岡本依子さん メダルが欲しいのは誰ですか?+
東京プレヤーセンターのお昼の礼拝に初登場した岡本依子さん。凛(りん)とした姿とは裏腹に、神様の愛を語ると目からは大粒の涙が・・・。「こんな私でも愛してくださるイエス様は、最高や!」と関西弁でメッセージを伝えた=1日、東京都千代田区で

365日毎日礼拝をささげている、東京のお茶の水クリスチャン・センター4階にある東京プレヤーセンター。お昼の礼拝には毎日、各教派、教団の牧師や伝道師、各分野で活躍中のクリスチャンなど、さまざまなゲストがメッセージに訪れる。1日には、元テコンドー選手の岡本依子さんがメッセージに訪れた。

岡本さんは、テコンドーで日本人選手として初のメダルを獲得。その後、2度のオリンピックに出場した。また、2006年には、練習のため滞在していた韓国で受洗。その後、JTJ神学校で受講し、現在は単立教会「ワールド・ヴィジョン・コミュニティ・ジャパン」に伝道師として仕えている。

大阪で生まれ育った岡本さんは、中学、高校を大阪の名門私立校で過ごす。「この6年で勉強より、スポーツに興味を持った」と話す。卒業後、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科に入学。3年生の時に、オレゴン大学に交換留学し、テコンドーと出会う。1年間の留学を経て、帰国。帰国後もテコンドーを続け、国内の大会では「負けなし」と、圧倒的な強さを誇っていた。

日本では馴染みのないテコンドーだが、「オリンピック種目の格闘技では、競技人口が最も多く、9千万人にも上る」と岡本さんは言う。卒業後は、日本でアルバイトをしながらお金を貯め、お金が貯まると練習のため韓国へといった生活を続けた後、1996年、韓国を拠点に本格的に練習を開始した。

そして、29歳の時、シドニー五輪の大舞台へ。「オリンピックも世界選手権も、試合には変わりがない。特別、オリンピックだから・・・と緊張することはなかった」と話す。前日は計画通りの食事をして、夜はしっかり寝ることができた。メダルラッシュに沸いたシドニー五輪。岡本さんも日本人で初めて、テコンドー競技でのメダリストとなった。その時のことを、「今まで応援してくれた方々や、シドニーまで応援に来てくださった方々に、何か『形』を残せたことはうれしかったが、1番ではないので悔しかった」と話した。2004年には、「今度こそ、表彰台のトップへ」とアテネオリンピックに出場したが、7位に終わる。

06年12月25日、韓国人コーチの出演する劇を見に、教会へ。「お付き合い」のつもりで、クリスマスの集会に参加した。「私は、神様は信じるけど、イエス・キリストのことは信じていません」と言うと、担任牧師に、「あなたが神様と幸せに暮らしていけるのなら、イエス様がこの地に来られ、十字架にかかる必要がなかったでしょう」と言われ、自分のためにイエスが十字架にかけられたことが不思議と分かったという。

その場で信仰告白をし、それから、もっと神様を知りたい、イエス様を知りたいと主日礼拝だけでなく、毎朝、早天祈祷会に通ったり、弟子訓練を受けたりしていた。

クリスチャンになって迎えた北京オリンピックでは、自分がメダルをとれば、神様に栄光をお返しできると強く願ったが、初戦で敗退した。

「金メダルが欲しかったのでは?」と質問すると、「神様のために、世界一になりたかった。しかし、それは、私の考えであって、神様は私が金メダルを取って、マスコミに取り上げられなくても、変わらず私を愛し、全地を治められる万物の主です。試合直後、担任牧師に『神学校に行きなさい』と言われたときは、素直にうれしかった。金メダリストになれなかった私のような者を愛して選んでくださる神様は、本当に素晴らしい方だと思った。シドニー五輪で銅メダルを取ったとき、当時は、『私が一生懸命練習した結果』としてのメダルだと思っていた。しかし、これも神様から取らせていただいていたのだと、クリスチャンになってから振り返ることになった。今、オリンピックメダリストとして伝道できることにも感謝している」と話す。

現在は、全日本テコンドー協会の理事、女子ヘッドコーチ、大阪府内でテコンドーの道場を運営しながら、伝道師として、忙しくも喜びに満ちた毎日を送っている。「イエス様は、知れば知るほど素晴らしい方。イエス様に、一生ついていこうと思う」と話した。

関連タグ:東京プレヤーセンター(TPC)岡本依子オリンピック
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