Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
米黒人教会銃乱射事件

米教会銃乱射事件:遺族、涙で「赦す」「悔い改めて、人生をキリストに」

2015年6月23日21時26分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカアフリカンメソジスト監督教会(AME)
米教会銃乱射事件:遺族、涙で「赦す」「悔い改めて、人生をキリストに」+
米サウスカロライナ州チャールストン市にある、事件のあったエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督(AME)教会。犠牲者を悼み、多くの花や贈り物が教会前に供えられている=20日(写真:jalexartis)

17日夜に起きた米サウスカロライナ州の教会での銃乱射事件で、聖書の勉強会中に射殺された9人の遺族は、19日に開かれたディラン・ルーフ容疑者(21)の保釈審問で、痛みの中にありながら容疑者を赦(ゆる)し、「悔い改める」よう強く勧めた。ジェームズ・ゴスネル判事は100万ドル(約1億2300万円)の保釈金を設定したが、19日午後遅くの時点ではまだ拘束中だ。

同州チャールストン市にある約200年の歴史がある、エマニュエル・アフリカン・メソジスト監督(AME)教会で発生したこの事件で、犠牲者の遺族は、ルーフ容疑者の保釈審問で、涙に暮れ、むせび泣きながらその痛みと心の苦しみを明かした。ケンタッキー州レキシントン在住のルーフ容疑者は囚人服に身を包み、手錠をかけられた状態でビデオ出廷し、これを落ち着いた様子で無表情で聞いていた。

犠牲者の一人、エセル・ランスさん(70)の娘は、ルーフ容疑者に「あなたを赦します」と語った。「あなたは私から本当に大切な存在を奪いました。2度と母と話すことはないのです。2度と母を抱きしめることはできないのです。それでもあなたを赦します」

ルーフ容疑者は、各々の犠牲者に対する殺人罪9件と、警察がヘイトクライムとしたこの大量殺人事件に関する銃火器所持の罪で告発された。州法では、ルーフ容疑者は殺人罪での保釈は認められないが、ゴスネル判事は銃火器所持の罪について100万ドルの保釈金を設定した。

マイラ・トンプソンさん(59)も、17日の夜に殺害されたうちの一人だ。悲しみに暮れる遺族の一人は、ルーフ容疑者に「悔い改めて」、キリストに人生をささげるよう強く勧めた。

「私はあなたを赦します、私の家族もあなたを赦します」と、アンソニー・トンプソンさんはルーフ容疑者に語り掛けた。「しかし、この機会を悔い改めに使ってください。悔い改めてください。告白してください。あなたの人生を、最も気に掛けてくださる方、キリストにささげてください。そうすればキリストはあなたに起こったことが何であれ、あなたとあなたの歩みを変えてくださいますし、あなたはもうそれでよいのです。それをしてください。そうすれば、今この時よりもあなたは良くなりますから」

9人の殺害を自供したルーフ容疑者は捜査当局に対し、想像もつかないことを起こすことで、「人種戦争を始めたかった」と述べたと伝えられている。また、その場にいた罪のない13人に対して銃を発砲する前、1時間ほど共に聖書の勉強会に参加していたとされている。

さらに報道によると、「皆がとても歓迎してくれたので、ほとんど思いとどまった」が、後に心変わりしたとも供述している。

殺害された同教会のクレメンタ・ピンクニー牧師は、民主党の州上院議員でもあった。ピンクニー牧師のいとこであるシルビア・ジョンソンさんは、生存者の一人と話したとし、次のように語っている。

「生存者の人は、ルーフ容疑者が5回弾丸を詰め替え、ただ『俺はこれをしなければならない。お前らは俺らの女たちを強姦(ごうかん)し、この国を乗っ取ろうとしている。だから、お前らは消え失せなければならない』と言ったと話していました」

保釈審問の開会宣言で、ゴスネル判事はこの事件の双方に犠牲者がいると語った。

「9人の犠牲者がいますが、もう片側にも犠牲者がいます」とゴスネル判事は言い、「この若者の家族の中にも被害者はいるのです。家族が経験している一連の出来事の上に、さらに非難を浴びせるようなことがあってはなりません」と語った。

他の犠牲者は、シャロンダ・コールマン・シングルトン牧師(45)、スージー・ジャクソンさん(87)、シンシア・ハードさん(54)、デペイネ・ミドルトン・ドクター牧師(49)、タイワンザ・サンダースさん(26)、そしてダニエル・L・シモンズ牧師(74)だ。

バラク・オバマ米大統領は18日、この銃乱射事件を非難し、「心を痛める事件」と語った。「この種の死は皆、悲劇です」とオバマ大統領は記者会見で述べ、「特に心痛むのは、この死が、私たちが慰めを求め、平安を求める場所、礼拝を行う場所で起こってしまったということです」と語った。

チャールストン市のジョセフ・P・ライリー・ジュニア市長は19日、犠牲者の葬儀や遺族のカウンセリングなどの必要のため、「マザー・エマニュエル・ホープ」基金を設立。基金には既に数千ドルもの寄付が集まっている。

事件があったエマニュエルAME教会は、1816年に元奴隷の黒人らによって建てられた米南部で最も古い教会の一つ。同教会が所属するAME教会は18日、事件についての公式見解を発表し、悲しみを表す一方、事件は米国に依然として残っている人種差別の問題であるとし、直視しこれに取り組む必要があると訴えた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカアフリカンメソジスト監督教会(AME)
  • ツイート

関連記事

  • 「人種問題への取り組みを」 米黒人教会が銃撃事件で公式見解を発表

  • 米黒人教会で銃撃事件、9人死亡 21歳容疑者を逮捕 WCCなどが非難

  • 銃撃事件の米黒人教会で礼拝 公平で安全な社会の実現訴え

  • 28歳神父が銃撃受け死亡、教会に侵入した強盗が発砲か 米アリゾナ州

  • 米キリスト教施設で銃撃事件、1人死亡、3人負傷

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.