アイルランドが国民投票で同性婚合法化

2015年5月25日23時32分 印刷

【CJC=東京】アイルランドで22日、同性婚を認める憲法改正への賛否を問う国民投票が行われ、賛成票が反対票を大幅に上回る開票結果が23日発表された。国民投票で同性婚が合法化されるのは世界で初めて。

選管当局の発表によると、憲法改正に賛成する票は120万1697票と全体の61%以上に上り、反対票は73万4300票にとどまった。投票率は60%を超えた。全国43選挙区のうち、賛成の結果が出なかったのは1区にとどまった。

今秋には、憲法に「結婚は当事者の性別を問わない」と明記される。同性婚を認める憲法改正が実現しても、教会など宗教団体への強制力はない。

カトリック信徒が多く、1993年まで同性愛、96年まで離婚が違法とされ、結婚に準じる同性カップルの「シビル・パートナーシップ」制度が2010年導入されたアイルランド。今回の同性婚合法化は、伝統的に保守的な社会の大変化を意味している。

カトリック教会ダブリン大司教区のディアミド・マーティン大司教は国民投票の結果を受け、公共放送RTEに対し「社会革命が起きている。今回の結果が若い人々の考え方を示すものならば、カトリック教会は大きな課題に直面していることになる」と語り、「教会は現実に向き合う必要がある」と付け加えた。マーティン氏は、同性愛者の権利は「結婚の定義を変えることなく尊重されるべきだ」として今回の住民投票で反対票を投じるよう呼び掛けていた。

英国の一部、北アイルランドでは同性婚合法化の見通しは立っていない。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


国際の最新記事 国際の記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース