「最後の晩餐」 160億画素の超高解像度でネット公開

2007年11月1日03時09分 印刷
+伊ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で、巨大スクリーンに映し出されるレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」。イタリアのデジタル画像処理会社が27日から、160億画素という超高解像度の「最後の晩餐」をネットで一般公開した。=27日、AP

 ルネッサンス時代の代表的芸術家であるレオナルド・ダ・ヴィンチの、イエスと12弟子が共に食事をする場面を描いたの名画「最後の晩餐」が27日から、160億画素という超高解像度でネット公開されることになった。イタリアのデジタル画像処理会社「HAL9000」が、ニコンや米AMDなどの技術協力得て実現させたという。



 現在、通常のデジタルカメラの最高画素はほぼ1000万画素であるため、今回公開された「最後の晩餐」はその1600倍の鮮明さとなる。年間30万人が鑑賞に訪れ、鑑賞時間は15分と限られている同画であるが、「Haltadefinizione」と名付けられた同プロジェクトによって、インターネット回線につながっていれさえすれば世界中のどこからでも無料で鑑賞出来ることになる。



 15世紀にミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂の壁に描かれた「最後の晩餐」は、1977〜99年にかけて20年以上に渡る大修復作業が行われ、1980年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている。この名画をデジタル画像として保存し、かつ世界へ広く公開しようと、伊文化財保護局文化庁長官や、ミラノの地形保存局代表者らと今年初めに行われた話し合いによって、同プロジェクトが始まった。



 撮影は今年5月7日に、ニコンの「D2Xs」を用いて行われ、実に1677枚のデジタル画像が撮られた。それらを合成した画像は161億1803万5591画素(17万2181×9万3611画素)という超高解像度。見たい場所をクローズアップし、最高1平方ミリメートルのレベルで鑑賞できる。



 サイトでは「最後の晩餐」の他に、ガウデンツィオ・フェッラーリの描いた「キリストの一生」(86億画素)、アンドレア・ポッツォの「サン・ティニャーツィオ聖堂」(98億画素)なども公開されている。「最後の晩餐」はイタリア語、英語、日本語で公開されており、撮影風景も見ることが出来きる。



 160億画素で再現された超高解像度の「最後の晩餐」は、サイト「Haltadefinizione」まで。



クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


の最新記事 の記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース