Skip to main content
2026年7月18日20時37分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

隣人を愛する人 国際ジャーナリスト・後藤健二さん

2015年1月27日11時06分
  • ツイート
印刷
関連タグ:後藤健二シリア
隣人を愛する人 国際ジャーナリスト後藤健二さん+
温かな笑顔は後藤さんの代名詞。大声で笑い、誰とでも気さくに話す。隣人を愛する姿を教えてくれる=2013年11月撮影

現在、過激派組織「イスラム国」に拘束されている後藤健二さんに、昨年5月インタビューした本紙記者が思いをつづった。

◇

20日夕方、知人からの電話に一瞬耳を疑った。「後藤さんが・・・拘束された」

日本で最後に後藤健二さんに会ったのは、昨夏。ある祝典の席だった。祝典が終わり、ロビーにいた後藤さんを見つけると、私から彼に駆け寄り、雑談を交わした。「この前は、インタビューをありがとう。本当によく書けていたよ。お互い、これからも頑張りましょう」と話し、いつものように握手をして別れた。いつもの穏やかな笑顔と共に。それから、何度かメールや電話を通して話をしたものの、次に目にする彼の姿がまさかあんな姿になるなんて、あの時、想像すらできなかった。

後藤さんと初めて会ったのは、今から6年程前。彼の講演会を取材した時だった。ゆっくりと、しかし時に熱く、時に冷静に戦火に苦しむ子どもたちの様子を話す姿に、彼の心の底にある「何か」を感じた。

「取材者が目で見たものを、それを『知りたい』と思っている人々に取材者の口から届けること」を大切にし、全国各地でこうした講演会を開いている。講演会のあとには、彼を慕う人々が彼を囲んでの食事会を開き、さまざまな意見を交わした。時に笑い話をすると、大きな笑い声と共に心から楽しそうな笑顔を見せた彼の姿が、今も私の脳裏にはっきりと焼き付いている。豪快に食べ、誰とでも気さくに話す。過酷な現場に身を置くジャーナリストだが、決して難しい顔をしたり、険しい顔をすることなく、「過酷な現場にある日常」を私たちに伝え続けてきた。

現地の子どもたちと接する中で、「子どもたちが見せるわずかな笑顔に、僕はどう答えたらよいのか・・・」と話していたことも忘れられない彼の言葉だ。彼はシリア人が大好きなのだ。昨年の誕生日にお祝いのメッセージを送ったときの返事には、「私に、誕生日のお祝いの言葉をかけてくださった様な『隣人を想う心』が、シリアの友人たちにも与えられればと、祈らずにはいられません」とあった。

どんなに小さな集会でも講壇に立ち、参加者からの質問にも熱心に答える。「手弁当で、どこでも行くよ」と笑う彼の言葉に嘘はなかった。「僕の話を聞く人々が何かを感じて帰ってほしい。今まで自分の持っていた心のメジャーをもう一度見直す機会になれば」と、私たちの心に「何か」を直接訴えてきたのだ。

隣人を愛する人 国際ジャーナリスト後藤健二さん
サインをしてもらった著書と後藤さんからの絵はがき。「分かち合い・奉仕・愛」もまた彼の信条。

私にインタビュー取材が多くなってきた頃、「どうしたら良い取材ができるか?」と後藤さんに相談したことがあった。すると、「お話を聞かせてもらうほどの関係になるのは、時間がかかりますね。それは双方が心と頭を準備する時間です。実際に会うことはなくても、その人たちを思って祈る。こうした共通の時間を過ごして行くことで、ついには相手の家族や周囲の人たちに認識されるようになってくるのでは」とメールで返事をくれた。彼もまた、シリアのために常に祈り、その温かな目に映る一人ひとりのために祈っていたに違いない。

ある時、彼の著書を購入した際にサインを求めると、「隣人を愛せ」と書き記してくれた。彼にとって隣人とは? 彼が愛する家族、親類はもちろん、友人・・・それだけではなく、彼がファインダー越しに見ている全ての人々だ。爆音が轟(とどろ)く地で、子どもを亡くし天を仰ぐ父親、「仕事がないんだ!」と大声で叫ぶ青年、「世界の皆さん!シリアを見捨てないでほしい!」と泣きながら叫ぶ女性・・・皆が彼にとっては「隣人」なのだ。私が初めて後藤さんに会ったときに感じた「何か」は、「隣人を愛する心」だったと、今、強く感じている。

世界中の「隣人」が後藤さんのために祈っている――「神様のご加護を」と。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:後藤健二シリア
  • ツイート

関連記事

  • 都内の教会、礼拝の中で後藤健二さんの無事祈る

  • 【インタビュー】国際ジャーナリスト・後藤健二〜それでも神は私を助けてくださる〜

  • 戦争に行くという意味 後藤健二

  • イスラム国の新声明全文:後藤健二さん解放と引き換えに同胞の釈放求める

  • イスラム国邦人殺害予告:教会で2人の無事祈る 牧師「平和求める願いは皆同じ」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月18日):エチオピア 傷ついたティグレの地─飢餓とがれきの中での平和への祈り

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(13)高価な真珠を探す商人のたとえ 白畑司

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.