今年もサンタを追跡!? 北米航空宇宙防衛司令部の“特殊任務”公式サイト公開中

2014年12月17日16時44分 印刷
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北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の“サンタ追跡作戦”は毎年行われている。レーダーでの航路の追跡はもちろん、ハイテクデジタル機器やジェット戦闘機、人工衛星まで使う徹底ぶりだ。

北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、米軍とカナダ軍が共同で運営している統合防衛組織。人工衛星の状況や核ミサイル、爆撃機などの動向を24時間体制で監視することを任務としている。2001年9月11日に発生した米同時多発テロ事件でもこの任務に就き、北米の安全保障に不可欠な存在であることを実証した。そんな彼らは必ずこの季節に、“ある任務”を遂行する・・・。

その作戦とは何と、サンタクロースの追跡。この“任務”は、1955年に米小売業大手のシアーズ・ローバック社が子ども向けに「サンタへの直通電話」を開設した際、誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まった。

サンタにつながるはずのその番号は、何とCONAD(中央防衛航空軍基地=NORADの前身)の司令長官のホットラインの番号だった。子どもたちからの電話を受けた当時の司令官ハリー・シャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡がないか部下にレーダーで確認させ、電話をかけてきた子どもたちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことから、この任務は毎年この時期の“申し送り事項”になったという。

一見、“冗談”とか“都市伝説”と呼ばれそうなこの任務。実はかなり有名な話で、ミリタリー愛好家や軍人、自衛隊員などの間ではわりとよく知られた話だ。某人気潜入系ミリタリーゲームでも、ブリーフィングのネタに使われたことでも知られている。現在ではマイクロソフトなどのスポンサーもついているという。

12月24日には、カナダ人および米国人の現役軍人と国防総省の民間人職員1250人以上が、世界中から寄せられる何千件もの電話やメールにボランティアとして対応する。任務の状況はNORADが毎年開設する公式サイトで一般公開されており、日本でも楽しみにしている愛好家がいる。サンタの追跡方法は、レーダーや人工衛星、ハイテクデジタル機器からジェット戦闘機まで動員する実戦さながらのまさに“総力戦”だ。

公式サイトでは、サンタクロースのそりを引くトナカイのルドルフの鼻はミサイルの発射に似た赤外線反応を示すといったことや、サンタのソリの性能諸元、現時点で判明しているサンタクロースの正体や家の位置なども紹介している。

また、「サンタの追跡は全くの偶然から始まったことですが、NORADは引き続きサンタの追跡を行います。なぜなら私たちはサンタの追跡を可能にするテクノロジー、能力、人材を備えた唯一の組織だからです。そして何より、この任務が最高だからです!NORADは公認のサンタ追跡者としての任務を誇りに思っています!」と、隊員たちの意気込みも紹介。24日には世界中さまざまなところを飛ぶサンタの映像が公式サイトで見られるとしている。

「冗談だろ?」「面白い!」という声から、一方では「ふざけ過ぎ」など怒りの声まで聞こえてきそうなこの任務。しかしこれも、子どもたちの夢を壊さないために全力を尽くす、彼らなりの愛の表現と言えるのではないだろうか。

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