教皇、路上生活者のためシャワー設置命令

2014年11月17日16時55分 印刷

【CJC=東京】教皇フランシスコは、バチカン市国のサンピエトロ広場周辺で暮らす路上生活者のためにシャワー設置を命じた。AFP通信が報じた。教皇に最も近い補佐役、慈善活動を担当するコンラート・クラジェウスキー大司教と、ある路上生活者との出会いがきっかけとなっている。

バチカンを訪れる巡礼者や観光客のための公共トイレを改修し、路上生活者が体や衣服を洗えるよう、3カ所のシャワーを設置する作業が11月中に始まる。設置場所は、豪華な宮殿住まいを辞した教皇フランシスコが暮らす質素な建物のすぐそば。またこうした取り組みがすでにローマ市内の10カ所の小教区(教会)で進行中という。

AFP通信によると、クラジェウスキー大司教が10月、サンピエトロ広場に続く大通りを歩いていた際、サルデーニャ島出身の路上生活者の男性と出会った。大司教はイタリア紙「スタンパ」とのインタビューで、その男性が「その日、50歳の誕生日を迎えることや、路上で10年生活していることを話してくれた」と語った。大司教はこの路上生活者を夕食に招待することに決めた。男性は最初、「私は臭うから」と言って断ったが、大司教に説得されて夕食を共にすることに。その席で、ローマでは飢え死にする心配はないが、清潔でいることの方が難しいと話し、大司教がすぐに行動に移した。

シャワー設置では、ある建設会社が無償工事を申し出たほか、慈善活動に熱心なイタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリが寄付金を出した、とAFP通信は伝えている。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。

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