Skip to main content
2025年10月20日06時17分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ユダヤ人の世俗化、福音宣教の契機に

2013年12月5日09時21分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ユダヤ教メシアニック・ジューメシアニック・コングリゲーション連盟(UMJC)
ユダヤ教の行事「ハヌカー」を祝うサイン+

米ピュ-リサーチセンターの最新報告書によると、自身がユダヤ人であるアイデンティティを「宗教」に結びつけていない青年ユダヤ人が増加しているという。3日、米クリスチャンポスト紙(CP)が報じた。

ユダヤ人青年層において特に顕著であるこの傾向について、メシアニック・ジュー(キリスト教を信じるユダヤ人)の学者らの間で「福音宣教の契機である」という認識がなされている。

メシアニック・コングリゲーション連盟(UMJC)常任理事のラス・レスニック氏によると、ユダヤ人青年層の中で自身がユダヤ人であることの宗教的認識が薄れていることは「本当の問題でもあるが、同時に契機でもある」という。

同氏は3日、米CPの取材を通じて「イスラエルで驚くほど世俗化が進んでいるのは問題ではあります。しかしその結果、たくさんのユダヤ人が歴史的にイエスを救世主と見なさないできた宗教的枠組みの型にはめられることなく成長しています」と説明した。

調査によると、18歳から29歳までのユダヤ人青年層のうち73パーセントもの人々が「神を信じていない人でもユダヤ人を名乗れる」と考えており、66パーセントがユダヤ人であることは血筋や文化によって認識されるものであり、宗教によって認識されるものではないと考えていることが示された。ユダヤ人であることに宗教的理由を位置づける青年層の割合はわずか13パーセントにとどまった。

全英クリスチャン・カレッジでヘブル語聖書を教えているメシアニック・ジュー講師のリチャード・ハーヴェイ氏は米CPの取材に対し、「この結果はユダヤ教という宗教への不満足感をあらわにしています。しかし他宗教の米青年層と比べても同様なことが言えるのではないでしょうか」と伝えた。

ハーヴェイ氏はさらに、このようなユダヤ人青年層の世俗化傾向は、キリスト教宣教の契機であると言及した。ユダヤ教へのユダヤ人青年層の関心が薄まり、シナゴーグ(ユダヤ人の集会)が軽視されるようになるにつれて、「彼らは所属意識に飢えています。生きる目的、共同体やアイデンティティを知りたいと思っているのです。私たちイエスを信じるユダヤ人は、このような青年たちをイエスを信じる道に関わらせていく模範を示していくべきです。メシアニック・ジューにとって、このような宗教に対する所属意識が薄い青年たちとどのように関わっていくかというのが大きな課題となっています」と述べた。

ハーヴェイ氏は、ユダヤ人青年層の伝道のために、すべてのクリスチャンが彼らの世代をキリスト教に結びつけるのに関連の深い言葉を使って接していくべきだと勧めている。

UMJC理事長のカーク・グレーべ氏は、クリスチャンの使う独特な言葉はユダヤ人青年層への福音宣教の弊害にもなり得ると指摘し、「アメリカのクリスチャン団体の大部分で使われているキリスト教用語は、ほとんどの人たちにとって理解ができないものです。世俗化された若者たちが必要とする言葉はよりシンプルで明確に神学的なポイントをついた言葉であるといえるのではないでしょうか。本当にイエスを信じる人は魅力的であり、何か強く訴えるものがあります。それはユダヤ人にとっても、世俗化された他の人々にとっても同じではないでしょうか」と述べた。

さらにレスニック氏は「イエスを信じる人たちを取り巻く『宗教性』がかえって人々を退けているのではないでしょうか」と指摘した。

グレーべ氏およびレスニック氏は、米主流メディアがイエス・キリストについて正確に伝えようとしていないと批判している。

ユダヤ人伝道についてグレーべ氏は、「もっとも効果的な方法は新約聖書についてユダヤ人に伝えることです。福音書はもっともイエスの人間性を良く説明しています」と伝えた。

関連タグ:ユダヤ教メシアニック・ジューメシアニック・コングリゲーション連盟(UMJC)
  • ツイート

関連記事

  • 再臨運動「再臨の条件整える」 第3回再臨待望聖会

  • 神・イスラエル・教会―ユダヤ人の救いが必要

  • 信仰がなければ主に喜ばれない

  • ユダヤ人の望みは救世主による王国が築かれること

  • エジプト大統領、3年前にユダヤ人侮辱発言

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • ワールドミッションレポート(10月19日):南アフリカ 孫を育てるおばあさんたちに福音の支えを

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(248)聖書と考える「終末ツーリング」

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 聖霊の働きを妨げるもの 万代栄嗣

  • 栄光への脱出の道 穂森幸一

  • 都合の悪いお言葉(その1) マルコ福音書10章1~12節

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.