東日本大震災から2年に当たる3月、米国のフラー神学大学院と東日本震災救援キリスト者連絡会(DRCnet)、聖学院大学総合研究所、東京基督教大学が共同で、昨年3月に続き東京で国際神学シンポジウムを開催する。日米の神学者たちが今後100年先の日本のキリスト教会のあり方を見据えつつ、震災後の教会が今なすべき働きについて論じる。
このシンポジウムは、フラー神学大学院が被災した日本の教会に神学的、宣教学的な支援を申し出たことをきっかけに、震災から1年となる昨年3月に第1回目を開催した。フラー神学大学院から著書「イエスの平和を生きる」(東京ミッション研究所)で知られるキリスト教倫理学教授のグレン・スタッセン氏と、異文化国際プログラム学務担当副学部長のファン・マルティネス氏が来日した。日本側からは、聖学院大学総合研究所所長の大木英夫氏、東京基督神学校校長の山口陽一氏らが講演した。
今年は、午前の主題講演にフラー神学大学院学長のリチャード・J・マオ氏を迎える。続くパネルディスカッションでは、聖学院大学総合研究所教授の藤原淳賀氏が司会を務め、マオ氏のほか、パネリストとして青山学院大学教授の伊藤悟氏、東京基督教大学教授の岡村直樹氏、カトリック東京大司教区補佐司教の幸田和生氏、聖学院大学准教授の藤掛明氏が参加する。午後には分科会を予定している。
参加費は1000円で定員200人。3月27日の午前10時から午後5時。場所は東京都千代田区のお茶の水クリスチャン・センター8階チャペル。問い合わせは、東日本震災救援キリスト者連絡会(03・5577・4824)。
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