イクトゥス・ミニストリーズは42年間の活動に幕を下ろす。毎年恒例だったイクトゥス・フェスティバルも来年は行われないだろう。
同団体はウェブサイト(http://www.ichthusfestival.org/)で、経済的な問題、市場の変化、出席者の減少、借金のため責任者が難しい決断を下したと発表した。
イクトゥス・ミニストリーズの代理人マーク・E・ニコルスはこの発表について、「非常に悲しい日だ。イクトゥスの役員や従業員、ボランティア、地元のコミュニティ、イベントで演奏してくれた全ての人にとって。このフェスティバルは信じられないほどの遺産を受け継いだ。何年にもわたって多くの若者の人生を変えて、財政的困難を乗り越えて来たのだから」とコメントした。
イクトゥス・フェスティバル2013のチケット約1000枚が既に売れていたが、同団体は追加チケットの販売を取り止めた。ウェブサイトによると、チケット購入者には払い戻しを行う予定という。
イクトゥス・ミニストリーズの土地や設備といった全資産は今後、競売に掛けられる。
オルタナティヴバンドのザ・シティ・ハーモニックは、「イクトゥス・フェスティバルが終わりなんて悲しいな。皆そこにいて素晴らしく親切だった。わずかな出演でも演奏できることを気に入っていたんだ」とコメントした。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
ワールドミッションレポート(12月14日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(1)
-
ワールドミッションレポート(12月15日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(2)
-
綱渡りのような人生 菅野直基
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加
-
東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏
















